第42話「強襲四天王!ガンダムヘブンズソード」の感想・レビュー
機動武闘伝Gガンダム 第42話「強襲四天王!ガンダムヘブンズソード」
第42話「強襲四天王!ガンダムヘブンズソード」はアルゴ・ガルスキーのボルトガンダムとサイ・サイシーのドラゴンガンダムがデビルガンダム四天王のガンダムヘブンズソードと戦うお話。
ドモン・カッシュ
ミケロ・チャリオットのネロスガンダムは光に包まれてガンダムヘブンズソードに変身していました。ミケロ・チャリオットはドモン・カッシュを倒すためにデビルガンダムに魂を売ったみたいです...。
ドモン・カッシュはガンダムヘブンズソードと戦うけど、ガンダムヘブンズソードは斬り付けても直ぐに再生するため攻撃は効果が無く、逆にミケロチャリオットの必殺技ハイパー銀色の脚スペシャルを一方的に受けて苦戦していました。ミケロ・チャリオットは以前とは大違いの強さだけど、DG細胞の影響で格段にパワーアップしているみたい。ドモンが起死回生を懸けて繰り出した爆熱ゴッドフィンガーすら簡単に避けていました。(でも、これっていつもの爆熱ゴッドフィンガーと違って、距離のある敵機に向かって手から火の玉を飛ばすだけの技だったから、簡単に避けられたとしても当たり前かも...。)
ガンダムヘブンズソードの前に手も足も出ないゴッドガンダムに対してガンダムヘブンズソードはトドメを刺しに行きます。でも、そこにアルゴ・ガルスキーのボルトガンダムとサイ・サイシーのドラゴンガンダムが助けに来ます。アルゴ・ガルスキーとサイ・サイシーは紋章が光ってデビルガンダムの出現に気が付き駆けつけたようでした。
ゴッドガンダム、ボルトガンダム、ドラゴンガンダムの3体が揃って有利な状況に立ったかのように見えたドモン・カッシュ達だったけど...状況は変わらないみたいでした...。ゴッドガンダムがガンダムヘブンズソードに爆熱ゴッドフィンガーを当てるものの(また火の玉を飛ばす方のゴッドフィンガー...)、ガンダムヘブンズソードはそのエネルギーを吸収して赤くなり、ドモン達は赤くなったガンダムヘブンズソードの1度の羽ばたきで簡単に吹き飛ばされていました...。(赤くなった事でガンダムヘブンズソードの何がどう変わったのかは分からないけれど...強さが増したと思って良いのかな...。)
シャッフル同盟の戦いの大目標はデビルガンダムを倒す事...そこでボルトガンダムとドラゴンガンダムがガンダムヘブンズソードを引き受けて、その間にゴッドガンダムをデビルガンダムの下へと向かわせる作戦に切り替えます。ゴッドガンダム、ボルトガンダム、ドラゴンガンダムは突破口を開くために三体同時に地面に拳による攻撃を加えてトリプルガイアクラッシャーを繰り出し、デビルガンダムのいる山頂付近まで岩のトンネルを作っていました。
ドモン・カッシュのゴッドガンダムはそのトンネルを通ってデビルガンダムの下へと向かい、残ったボルトガンダムとドラゴンガンダムはガンダムヘブンズソードの相手をします。サイ・サイシーはハイパーモードを発動させて真・流星胡蝶剣を繰り出し、空を飛ぶガンダムヘブンズソードの更に上から体当たりをしてガンダムヘブンズソードを下方へと落とします。そして地面ではハイパーモードを発動させたアルゴ・ガルスキーのボルトガンダムがグラビトンハンマーを構えてガンダムヘブンズソードを待っていて、ガンダムヘブンズソードがドラゴンガンダムの真・流星胡蝶剣によって空中から下へと落ちて来たところをグラビトンハンマーで捕らえて地面へと激突させていました。地面に激突したガンダムヘブンズソードにドラゴンガンダムが槍でトドメを刺し、ガンダムヘブンズソードは大爆発...。ガンダムヘブンズソードの撃破に成功するけど、ドラゴンガンダムとボルトガンダムも爆発の炎に包まれて倒れていました...。
ドモン・カッシュのゴッドガンダムは岩トンネルを無事に抜けていたけど、残して来た2人のガンダムが炎に包まれる姿を見たドモンは怒り、悲しんでいました。そしてデビルガンダムと東方不敗(マスターアジア)を倒す事をキング・オブ・ハートの紋章に誓っていました。しかし、ドモンの前にはチャップマンの乗るジョンブルガンダムの姿が...。続きます。
シュバルツ・ブルーダー
シュバルツ・ブルーダーが運ばれた病院の病室。シュバルツと2人きりになったミカムラ博士は手にメスを持ってシュバルツを殺害しようとします。シュバルツを始末する理由はシュバルツがデビルガンダム事件の真相を知っているからのようでした。ミカムラ博士の顔は普段とは違う悪人の顔になっていました...。
でも、ミカムラ博士がシュバルツを殺そうとしているところに、今まで隠れて状況を見ていたレイン・ミカムラが姿を現します。レインの姿を見たミカムラ博士は、さすがに娘の前では殺人は出来ないのか、手からメスを落としてシュバルツの殺害を断念していました。
レイン・ミカムラのお陰で命が助かったシュバルツはレインにデビルガンダム事件を真相を話し始めます。デビルガンダム事件の真相はドモン・カッシュやレイン・ミカムラが知っているものとは異なり、デビルガンダム(当時はアルティメットガンダムと呼ばれていたみたい)を完成させて間もなくの頃にウルベ少佐率いる軍がデビルガンダムを奪いにやって来たのが事の始まりで、キョウジ・カッシュは軍事的な悪用を目的とする軍にデビルガンダムを渡さないためにデビルガンダムに乗って地球へと逃れたと言う事でした。デビルガンダムを奪いに来た軍の側にはミカムラ博士の姿があり、キョウジのお母さんはキョウジを庇って軍の銃弾を受けて死亡、カッシュ博士は口封じの為に冷凍刑...全てはウルベ少佐とミカムラの謀略だったみたい...。
ミカムラ博士は娘のレインにだけは知られたくなかったと勝手な事を言っていました...。ミカムラ博士はカッシュ博士の才能が羨ましかったみたいで、やがてその嫉妬は憎悪へと変わり、アルティメットガンダムを見た事で頂点に達したみたい。カッシュ博士の作り出した三大理論...自己再生、自己増殖、自己進化...その研究を自分のものにしたくてウルベ少佐側に就いたようでした...。
真実を知ったレイン・ミカムラは怒りと悔しさを露にしながら泣いていました。ドモン・カッシュや自分をガンダムファイトに参加させてデビルガンダムを手に入れる片棒を担がせていた事、罪も無いカッシュ家の人を陥れて苦しめていた事...色々な思いがあったみたい。
一通りの話が終わるとシュバルツ・ブルーダーはレイン・ミカムラに身体に電気を流すようにお願いします。レインがシュバルツに電気を与えるとシュバルツの体は再生して行きました。シュバルツは電気を受けたお陰で少しは身体が動くようになったみたいで、病院の外へ出るとガンダムシュピーゲルを呼び出し、レインを置いてランタオ島へと飛んで行きました。
シュバルツに置いていかれたレインはデビルガンダム事件の真実をドモン・カッシュに伝えるために、ネオジャパンのドックにあったライジングガンダムに乗り込んでいました。ランタオ島に行くつもりみたい。
ミカムラ博士
ミカムラ博士が悪の道に進んだのはカッシュ博士の才能が羨ましかったからだそうです。常に自分よりも上を行っていたカッシュ博士に対する嫉妬はいつしか憎悪へと変わり、アルティメットガンダムを見た事でその研究を自分のものにしたいと言う欲望が抑えきれなくなってしまったみたいでした。
ミカムラ博士は何も知らないレインの事をドモン・カッシュの行動を報告するためのスパイにしていたみたい。気が進まないながらもウルベ少佐に命じられて仕方無く...らしいけど...。
ミカムラ博士はシュバルツ・ブルーダーを殺害しようとした時に「恨むのならカッシュ博士を恨め」って言っていたけど...どう考えても恨むならミカムラ博士だと思う...。
あと、以前にミカムラ博士はレインを辞表にまで追い込んだドモン・カッシュに対して「だからカッシュ家の人間は油断できん」って言っていたけど...これも本当に油断出来ないのはミカムラ博士だと思う...。
姫としてはミカムラ博士は...自分勝手な考え方しか出来ない人間...そんな印象です。自分と娘さえよければ後はどうなっても構わない...それに巻き込まれた方は可哀想だと思います...。
ガンダムヘブンズソード
ネロスガンダムが変身して現れたガンダム。ガンダムタイプから鳥型に可変可能な可変型モビルファイターです。デビルガンダム四天王のその1らしです。
ガンダムヘブンズソードは鳥型の状態からは2つの風の渦を発生させるヘブンズトルネードや2つの炎の渦を発生させるウィンドファイヤーが必殺技みたいです。他にも翼からは羽カッターが飛ばせるみたい。
アルティメットガンダム
デビルガンダムは最初はアルティメットガンダムと呼ばれていたみたいです。
シャイニングガンダムの欠点
カッシュ博士がミカムラ博士に指摘したシャイニングガンダムの欠点は...シャイニングガンダムの感情エネルギーシステムは怒りの感情しか効果が無く不完全である...と言う事らしいんだけど...以前にシャイニングガンダムが使っていた「愛と怒りと悲しみのシャイニングフィンガー」は怒りだけじゃなくて愛や悲しみも力に変えていたような気がします...。それに「真のスーパーモード」は怒りではなくて「明鏡止水の心」で発動していたはず...。カッシュ博士に指摘された後に改良したのかな...。
ハンの船
ハンの船はデビルガンダム出現の際に起こった大津波を受けても沈んでいなくて...どうやら例の棒を動かしてなんとかしたみたいです...さすが名人です...。
瑞山、恵雲、チボデーガール、レイモンド、マリアルイゼ、ナスターシャはドモン・カッシュが宿泊に使っている船に乗っていました。デビルガンダム出現の際の津波で被害を受けて非難して来たみたい。でも、マリアルイゼのお父さん、ネオフランス元首の姿はありませんでした。