第20話「ジョルジュよ、悪夢を打ち砕け!」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第20話「ジョルジュよ、悪夢を打ち砕け!」

第20話「ジョルジュよ、悪夢を打ち砕け!」は悪夢に取り付かれたジョルジュ・ド・サンドとサンド家の執事レイモンドのお話。

ジョルジュ・ド・サンドと執事レイモンド

ジョルジュ・ド・サンドはギアナに来ていました。そしてガンダムローズに乗ってレイモンドのヒゲの生えた変なモビルスーツと練習...。ジョルジュはレイモンドに楽々勝っていたけど、その後、レイモンドのモビルスーツにデビルガンダムの姿を重ねて...酷く怯えていました。

そこにレイン・ミカムラが通りかかって(本当はレイモンドと申し合わせて呼んだみたい)、レインと再開したジョルジュ・ド・サンドはテントの中でお食事。その時のレイモンドの話だと、ジョルジュはこのところ病気で、元気が無いみたいです。その夜、ジョルジュはデビルガンダムの悪夢を見ていました...デビルガンダムの件があってから見るようになった感じでした。

同夜、レイモンドが修行中のドモン・カッシュを尋ねます。レイモンドはジョルジュ・ド・サンドのガンダムファイトの全データを収めたデータファイルをドモンの前で再生。極最近のジョルジュのガンダムファイトの映像をドモンに見せていました。映像の中のジョルジュ・ド・サンドは恐ろしい顔をして戦いをしていました。その原因は、一年前に行ったネオフランス代表のガンダムファイターを決める国内予選での出来事、マルセイユの悲劇と呼ばれる出来事ににあるみたい。そして、ジョルジュがその時に受けた心の傷がデビルガンダムと出合ったショックで開いたと言う事でした。事情を話したレイモンドはドモンにガンダムファイトでジョルジュの迷える魂を導いて欲しいとお願いします。だけど、そこにジョルジュがやって来て...自分の言いつけに背いたレイモンドをその場で解雇していました...。

解雇されたレイモンドはバーで自棄酒ならぬ自棄コーヒーを飲みながら夜を明かしていました...。朝になり、バーのTVではジャン・ピエール・ミラボーの脱獄のニュースが流れます。そして、ジャン・ピエール・ミラボーの脱獄を知ったレイモンドはヒゲの生えたモビルスーツに乗り、慌ててジョルジュ・ド・サンドの下へと向かっていました。

ジョルジュ・ド・サンドはレイモンドを解雇した後もレイモンドの事が気になるみたい...湖の岸に佇んでレイモンドとの思い出を色々と思い出していました。そこにドモン・カッシュとレイン・ミカムラが訪れます。でも、ドモンを合うなりジョルジュを腰抜け呼ばわり...本当はジョルジュの事を元気付けるつもりだったみたいだけど...不器用さんみたい...。

ドモン・カッシュ、レイン・ミカムラがジョルジュを訪れていたところに、突然、一機のシャトルがやって来ます。シャトルに乗っていたのは一年前にジョルジュと戦い、ネオフランス代表の座を争ったジャン・ピエール・ミラボーと言う人物で、「マルセイユの悲劇」の後に懲役1000年で捕まっていたけど、ジョルジュ・ド・サンドとの決着を付けるために脱獄して地球へと降りて来ていたみたい。シャトルはミラージュガンダムに変形...ジャン・ピエール・ミラボーはジョルジュに戦いを挑んで来ます。でも、ジョルジュはミラージュガンダムを見てデビルガンダムの事を思い出し...怯え逃げ惑っていました...。

ドモン・カッシュは他人事とばかりに最初は手助けしないつもりでいたみたいだけど...ジョルジュ・ド・サンドがミラージュガンダムに踏み潰されそうなところをシャイニングガンダムに乗って助けに入ります。そして、シャイニングフィンガーで一気にケリをつけようとするけど...そこをシュバルツ・ブルーダーのガンダムシュピーゲルに止められていました。これはジョルジュ・ド・サンドの戦いで、それに他人が手を出すのは良くないみたい。

ミラージュガンダムを見るとシャイニングガンダムのパンチを受けた頭部の損傷が再生していました...どうやらジャン・ピエール・ミラボーは地球に降りた後、マスターアジアに合って、力を手に入れるために自らデビルガンダム細胞に感染しているみたいです。

デビルガンダム細胞に感染しているミラージュガンダムは弾倉が底なしになっていて、弾切れが無く、いくらでもミサイルを飛ばせるようになっていました...。そしてミラージュガンダムが放ったミサイルがレイン・ミカムラとジョルジュ・ド・サンドのいる場所へと向かって飛んで行きます...。でも、間一髪のところでレイモンドが登場...髭の生えた謎のモビルスーツで駆けつけ、ジョルジュ達の前に立ち、盾になってミサイルを被弾していました...。

盾になってミサイルを被弾したレイモンドの姿を見たジョルジュ・ド・サンドはガンダムローズに乗り込み、ミラージュガンダムへと向かって行きます。そして、怒りに我を忘れた状態でミラージュガンダムを圧倒していました。でも、既に勝負が着いているのにジョルジュは戦いを止めようとしなくて...そんな残酷な戦い方をするジョルジュをドモン・カッシュのシャイニングが止めに入っていました。気が付くと止めに入ったシャイニングガンダムはスーバーモードになっていました。

ジョルジュ・ド・サンドはレイモンドが無事だった姿を見て正気に返っていました。そして正気に返ったジョルジュはミラージュガンダムの中にガンダムローズの手を入れ、そこから黒い弾を取り出し、(方法はよく分からないけど、とにかく)ジャン・ピエール・ミラボーからデビルガンダムの呪いを消し去っていました。ジョルジュはレイモンドやドモン・カッシュのお陰で自分の中の悪魔に勝つ事が出来たみたい。

ジョルジュ・ド・サンドはジャン・ピエール・ミラボーとの戦いが終わった後、レイモンドを再雇用していました。仲直り出来たみたい...元に戻って良かったです。最後は辺り一面に謎の歌が流れていました...。

ドモン・カッシュ

ドモン・カッシュは今までは生身の身体での修行だったけど、今回はシャイニングガンダムに乗った状態で滝を相手に修行していました。

ジャン・ピエール・ミラボー

ジャン・ピエール・ミラボーはマルセイユの悲劇の後、国家反逆罪で1000年の懲役を受けていたみたい。

でも、脱獄。宇宙に浮かぶネオフランスの国境をシャトルで突破して地球へと下降...ギアナ高地で因縁の相手ジョルジュ・ド・サンドと対決をしていました。ジョルジュを倒してネオフランスの代表になりたかったみたい...負けちゃったけど...。

ジャン・ピエール・ミラボーは地球降下後、マスターアジアと接触して、力を望み自らデビルガンダム細胞に感染したみたいだったけど、ジョルジュ・ド・サンドによって浄化されていました。

マルセイユの悲劇

一年前。ネオフランスではガンダムファイトの代表を決めるための国内予選が行われていました。大きな闘技場でジャン・ピエール・ミラボーとジョルジュ・ド・サンドがガンダムファイトの代表を巡って戦っていたんだけど、この時、ミラボーが卑怯な戦い方をした(客席を背負ってジョルジュ・ド・サンドの武器を封じる策を取った)ため試合は元首(エンディングの名前から...多分、元首だと思います)によって中断。ミラボーは失格になり、ガンダムファイターはジョルジュ・ド・サンドに決定します。

だけど、この裁定に納得出来ないミラボーは怒り、自分を失格にした元首に対して攻撃。ジョルジュは元首を助けようとミラボーを止めに入るんだけど...これが裏目に出て...ミサイルは客席に...そして闘技場は大惨事に...。

この客席にミサイルが着弾した大惨事の事を「マルセイユの悲劇」って言うみたいです。

ジョルジュ・ド・サンドはこの時の事がトラウマに。そして、ミラボーはこれで国家反逆罪で1000年の懲役...こっちは自業自得です。

サンド家の執事レイモンド

レイモンドはサンド家の執事で、45年間も務めているみたいでした。昔はジョルジュ・ド・サンドに剣の手解きもした事があるみたいです。

レイモンドは髭の生えたモビルスーツに乗っていました。この髭の生えたモビルスーツは操縦桿が車のハンドルみたいな形になっていて、そのハンドルで不都合なく操縦出来るかどうか心配だったけど...見た限りでは操縦者の思うように操縦出来ているみたいでした。

レイモンドの乗る髭の生えたモビルスーツは、歩く、走る、平泳ぎ(川の中)は出来ても空を飛ぶ事は出来ないみたいでした。

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