第34話「立てドモン!嵐を呼ぶタッグマッチ」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第34話「立てドモン!嵐を呼ぶタッグマッチ」

第34話「立てドモン!嵐を呼ぶタッグマッチ」はドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーのチームとガラとラセツのチームがガンダムファイトを行うお話。

レイン・ミカムラの嫉妬

おじいさんの船にはアレンビー・ビアズリーが来ていて、ドモン・カッシュはアレンビーにハイパーモードのエネルギー消費率を最小限に抑える裏技を教えてもらっていました。でも、レイン・ミカムラはドモンとアレンビーが仲良しなのが気にいにいらないみたい...2人に怒りをぶつけていました。女心らしいです。

秘密格納庫のデビルガンダム

シュバルツ・ブルーダーは何かを探っているみたいで、ネオホンコンの庁舎に侵入して地下の秘密格納庫に忍び込んでいました。そこでシュバルツは東方不敗とウォン・ユンファの姿、そしてデビルガンダムを目にします。更にデビルガンダムのコックピットにはキョウジ・カッシュの姿がありました。でも、ギアナの戦いでボロ雑巾のようになったみたいです...全く動きもせずにツタのようなもので吊るされているだけみたいでした...。

東方不敗は侵入者に気が付き、シュバルツ・ブルーダーは地下の秘密格納庫から逃走します。侵入する時は壁に溶け込んだり、空間に突如姿を現したりしていたのに帰りは壁を爆発させて普通に脚を使って逃げていました...。

庁舎の外には庁舎に侵入するシュバルツ・ブルーダーの姿を見かけて外をウロウロしていたレイン・ミカムラがいました。シュバルツはそのレインを抱えて一緒に庁舎から逃走...。警官、ミケロ・チャリオット、チャップマンに追われるけど、何とか逃げ切っていました。

ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリー

ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーはシュバルツ・ブルーダーの逃走経路にたまたまいたため、シュバルツ・ブルーダーを追っていた警官、ミケロ・チャリオット、チャップマンに囲まれ、逃げて行った犯人を操る黒幕の疑いをかけれます。そこに東方不敗もやって来て、ドモン・カッシュと東方不敗は突然戦い始めます。2人の勝負は決着が付かなかったけど、東方不敗は総員引き上げの命令を出し、その場にいた全員が引き上げていました。東方不敗はドモンと拳を合わせた事でドモンは今回の件に関係ないと言う事が分かったみたいです...。

タッグマッチが決定

東方不敗がドモン・カッシュは関係ないと判断した一方で、ウォン・ユンファはドモンの事を疑っていたみたいです。ウォン・ユンファは「疑わしき者は裁く」と言う考えを持っている人間みたい。ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーを2人同時に葬り去る策を講じていました。

ドモン・カッシュはしばらく試合が無かったみたいだけど、ウォン・ユンファの策略で急に試合が行われる事に決まります。試合は明日。しかもネオスウェーデンのアレンビー・ビアズリーとチームを組んでのタッグマッチとの事でした。ドモン達には、一応、他のリングは改修工事で使用不能のため変則的だけど1つのリングで2つの試合を消化するダブルバウトを行うと言った内容の説明がされていたけど、嘘っぽかったです...。ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーはこの戦いを受けて立っていました。対戦相手はネオシンガポールのアシュラガンダムとネオマレーシアのスカルガンダムのチームのようです。

ガンダムファイト

次の日。ガンダムファイトが行われるリングにはネオジャパン代表ドモン・カッシュの乗るゴッドガンダム、ネオスウェーデン代表アレンビー・ビアズリーの乗るノーベルガンダム、ネオシンガポール代表のアシュラガンダム、ネオマレーシア代表のスカルガンダムの4体のガンダムが上がっていました。

試合が始まるとゴッドガンダムは何かに抑え込まれたかのように地面へと這い蹲り、動けない状態を強いられていました。リングの下にU字磁石のような形をしたものが埋められていて、ゴッドガンダムはそのU字磁石によって発生した超重力フィールドに捕まって動けなくなったみたい。これはウォン・ユンファの仕掛けた罠で、ゴッドガンダムには通常の2000倍の重力がかかっているそうです...。

ドモン・カッシュのゴッドガンダムが行動不能のため、アレンビー・ビアズリーのノーベルガンダムは1体でアシュラガンダムとスカルガンダムの2体を相手にするけど、苦戦。そしてアシュラガンダムの超絶紅蓮とスカルガンダムの火炎金剛龍(漢字は多分の漢字)の直撃を受けて倒れていました。

アレンビー・ビアズリーのノーベルガンダムを倒したアシュラガンダムとスカルガンダムは次にドモン・カッシュのゴッドガンダムを標的にして、動けないゴッドガンダムを甚振り抜きます。

ゴッドガンダムがアシュラガンダムとスカルガンダムに甚振られている中、アレンビー・ビアズリーのノーベルガンダムは力を振り絞って何とか立ち上がります。そしてそのノーベルガンダムの姿を見たドモン・カッシュはアレンビーを1人で戦わせる訳にはいかないとハイパーモードを発動させ、超重力フィールドを破り立ち上がっていました。

その後、また跪いた姿勢になるけど、ノーベルガンダムが近づいて来てゴッドガンダムと手を結ぶと、アレンビー・ビアズリーがドモン・カッシュにハイパーモードのエネルギー消費率を最小限に抑える裏技を教えていた時にゴッドガンダムに組み込んでいた謎のチップが作動。ゴッドガンダムとノーベルガンダムの2体は大きな光に包まれ、なぜか地下に埋められているU字磁石は爆発していました。仕組みはよく分からないけどとにかくこれで超重力フィールドは消えたみたいです。

これを見たアシュラガンダムとスカルガンダムは只事では無いと悟り、その場から逃げ出します。でも、ゴッドガンダムとノーベルガンダムはアシュラガンダムとスカルガンダムを追いかけ、「ごめんなさい」と謝り逃げる両機に容赦なく爆熱ダブルゴッドフィンガーを放っていました。ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガーはスカルガンダムを捉え、ノーベルガンダムの爆熱ゴッドフィンガーはアシュラガンダムにを捉え、爆熱ダブルゴッドフィンガーを受けアシュラガンダムとスカルガンダムは爆発...ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーが勝利を収めていました。

シャッフル同盟との対決

秘密格納庫のデビルガンダムを見られたかも知れないドモン・カッシュを始末出来なかったウォン・ユンファはドモン・カッシュの次からの対戦相手としてシャッフル同盟の4人を選びます。ドモン・カッシュはこれからシャッフル同盟の4人との連戦になるみたいです。最初の対戦相手はチボデー・クロケットに決まっていました...。

ガラとラセツ

ネオシンガポールのアシュラガンダムのパイロットとネオマレーシアのスカルガンダムパイロットはどちらも話中には名前が出て来なかったけど、エンディングの名前から察するにガラとラセツと言う名前のようです。でも、どっちがガラでどっちがラセツかは不明です。感覚的にはラセツがネオシンガポールで、ガラがネオマレーシアのような気がするけど...。

シュバルツ・ブルーダー

シュバルツ・ブルーダーはネオホンコンの庁舎の壁の中に溶け込んで行ったり、突然、何もない空間に現れたり...既に忍者を通り越しているような気がします。

シュバルツ・ブルーダーはレイン・ミカムラとドモン・カッシュが幼馴染だと言う事を知っていました。レインもシュバルツ・ブルーダーには何か懐かしさを感じるみたい。

東方不敗(マスターアジア)

超重力フィールドを使ってゴッドガンダムの動きを封じたウォン・ユンファの小細工に東方不敗は怒っていました。ウォン・ユンファの悪巧みに加担していても(この辺は、多分、利害の一致があるのかも知れないけど...)格闘家としての魂は残っているみたいです。

アシュラガンダム

アシュラガンダムは手が6本あるガンダムです。胸部には4つの目があってミサイルを撃ち出す事が出来ます。

アシュラガンダムは分離合体可能なモビルファイターで、胴体から切り離した右腕2本と右脚部が合体、左腕2本と左脚部が合体して、胴体部分と合わせて3体に分離する事が出来ます。腕部と脚部とが合体した固体は小さな竜みたいな感じに見える形をしています。3体とも駒のように回転して攻撃を行う事が出来ます。

3体が重なって回転して稲妻のような閃光で相手を攻撃する超絶紅蓮が必殺技です。

スカルガンダム

スカルガンダムは胴体が髑髏のデザインになっているガンダムです。胴体の大きさの割には腕部と脚部が細いく、特に脚部は身体を支えるのに不十分なのではと思えるくらい細いように感じます。

スカルガンダムは胴体部分から緑色のベタベタした液体のようなものを出す事が出来ます。頭部の角の付け根の髑髏の目からは連射式のビームが出ます。

胴体部分の髑髏の目の部分から炎の渦を出す火炎金剛龍が必殺技です。

チャップマン

チャップマンのライフルの玉は見た目は極普通の玉っぽいけど、着弾と同時に大爆発が起きるようになっている玉のようです。仕組みはよく分かりません...。

ミケロ・チャリオット

ミケロ・チャリオットの銀色の脚は巨大なビルを一撃で切断していました。やっぱり昔よりも強くなっているようです。

そう言えば、シュバルツ・ブルーダーを追っている時に銀色の脚は使ったけど、どうして虹色の脚は使わなかったんだろう...。

その他のガンダムファイト

オープニングナレーション部分でちょっと映っただけだけど、ゼウスガンダム対ジェスターガンダムはゼウスガンダム、ネーデルガンダム対バイキングガンダムはバイキングガンダムが勝ったように見えました。ガンダムゼブラ対コブラガンダムはコブラガンダムの頭部が千切れていたのでガンダムゼブラの勝ちのようです。

アレンビー・ビアズリー

バーサーカーシステムはもう使わないって約束したみたいです。

デビルガンダム

東方不敗の話によるとデビルを完全に復活させるためには今回のガンダムファイトを利用する必要があるみたいでした。詳しい事はまだ分かりません...。

コックピットの中にはボロ雑巾状態のキョウジ・カッシュが入っていました...。

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