「機動戦士ガンダムF91」を見終わっての感想

フロンティアIV

フロンティアIVにクロスボーン・バンガードのモビルスーツが侵入。...争いの無い世の中になってるのか、連邦軍は危機感の薄い腑抜け軍隊になっているみたい...コロニーへの侵入を簡単に許していました...。

フロンティアIVにあるシーブック・アノやセシリー・フェアチャイルドたちのいる学園ではキャンパス・フェスティバルが開催されていていました。そしてその中でミス・カントリー・サイド・コンテストが行われていて、セシリーはコンテストに出場する事に乗り気じゃなかったみたいだったけど、何だかんだでミスカントリーサイドのクィーンに選ばれていました。

フロンティアIVに侵入してきたクロスボーン・バンガードと連邦軍の戦闘がコロニー内で始まり、舞台の上にいるセシリーが耳鳴りみたいな音を感じたあと...連邦軍のジェガンが落ちてきて、会場の人たちはモビルスーツ同士の戦闘が行われて事に気がつき慌てて避難し始めます。

連邦軍のジェガンや白いジムはクロスボーンバンガードのモビルスーツに太刀打ちできずにいました...。クロスボーン・バンガードは一般市民に危害を加えるつもりはないって言ってたけど...コロニー内で戦闘をすれば一般市民への被害は避けられないと思う...。聞こえの良いような事を言っていたけど...実際には「危害を加えるつもりは無いけど、ある程度の被害は仕方が無い」と思っているような感じに見えました...。

シーブックは家に帰って避難の準備。セシリーも家に帰ってドレスから私服に着替えて逃げる準備をします。そしてシーブックとセシリーとそのお友達たちはみんなで小さなトラックに乗って移動。途中で車を捨ててシェルターのあるロイ戦争博物館へと向います。

シーブックとセシリーたちがロイ博物館に辿り着くと、ロイ博物館からは館長さんのロイ・ユングが防衛線に加わろうと戦車に乗って登場します。ロイ・ユングは連邦の人には武器マニアのロイ将軍って言われてるみたい...。ロイ・ユングの乗るタンクは10年以上前の旧式のタンクでモビルスーツが変形したものみたいでした...。

シーブックたちはロイ・ユングの乗った戦車が出てくる時に壊したドアから博物館の奥へと入って行きます。博物館の中には肩部のスパイクとシールドが逆になっているザクや、旧ザク、量産型ゲルググ、ドムが見えました。みんなが奥のシェルターを目指す中...シーブックは外が気になると言って道を戻ります。そしてロイ・ユングのお手伝いするアズマ、アーサー、サムの姿を発見...。旧式のタンクとちょっとした武装だけで国会議事堂を取り戻すつもりみたいでした...。

アズマ、アーサー、サムたちはシェルターに入ろうとはせず、武器を携えてロイ将軍のタンクに乗って博物館の外へと出て行きます。でも直ぐに敵の攻撃を受けて...アーサーとロイ将軍が吹き飛ばされ...共に亡くなっていました...。二人の死は無謀な行為に対する代償にも見えました...。シェルターに入ろうとしてたセシリーたちはロイ将軍がシェルターの退避口を潰していてシェルターが使えなかったため、結局、みんなで博物館から出てきます...備え付けのノーマルスーツも酸素も食料もなかったみたい...酷いです...。アーサーのご遺体を発見したシーブックは凄く悲しんで泣いていました。

そのあとみんなは避難するために戦車に乗って依然戦闘の続く街の中を移動、24桟橋を目指します。でも途中で連邦軍の軍人に止められて、その軍人に「戦いたければ俺たちに協力しろ」と言われていました。連邦軍の軍人さんは子供たちを盾にして敵の攻撃を防ぎたかったみたいです...。タンクを運転していたシーブックは連邦の軍人さんの言う事を聞かずに後退するけど...連邦のモビルスーツはそれを阻止するための動きに入ります。後退する途中、シーブックはレバーを間違えたのか乗っていたタンクをモビルスーツ形態に変形させていました。シーブックには戦う気はなかったみたいだったけど...それでも連邦のモビルスーツは後退しようとするシーブックのモビルスーツを攻撃しようとしてきます。でもそこをちょうど通ったシーブックのお父さん、レズリー・アノーが連邦のモビルスーツのパイロットを焼き殺してくれたお陰でシーブックたちは助かっていました。モビルスーツは再びタンク形態に戻り、子供達を乗せたタンクはレズリー・ノアを一緒に乗せて24桟橋を目指します。セシリーはこの間も耳鳴りみたいな音を聞いていたけど...お母さんの残してくれたイヤリングが鳴っているみたいでした...。

桟橋に着いたシーブックとセシリーたちはそこで脱出のための船探しを始めます。そして宇宙艇を発見するけど、みんなが乗り込んでいる中、セシリーはエレベーターの方の爆発(クロスボーン・バンガードが侵入した時の爆発?)が気になってみんなのところを一人で離れます。セシリーの事が気になったシーブックはタンクに乗ってセシリーの向った方向へと向かうけど...そこではセシリーがセシリーのお父さん、シオ・フェアチャイルドと揉めていました...。シーブックたちのところに行きたがるセシリーの事をシオ・フェアチャイルドが止めていたみたい...。シーブックは銃を持ったシオ・フェアチャイルドにタンクで対抗しようとするけど...そこにコロニーに侵入していたクロスボーン・バンガードのモビルスーツがやってきて...シーブックのタンクを止めていました。

やってきたモビルスーツのパイロットはドレル・ロナ。セシリーのお兄さんで、そしてお爺さんがセシリーを必要としたから迎えにきたみたい...。シオ・フェアチャイルドに連れて行かれそうになっていた時には嫌がっていたセシリーだったけど...ドレル・ロナに母上(シオが逃がしたみたい)を探すためにもクロスボーン・バンガードに合流する方が懸命だと言われて...自らドレル・ロナのモビルスーツの手の上に乗っていました...。そしてセシリーはドレル・ロナの乗るモビルスーツに連れて行かれました...。

シオはセシリーの育ての親みたい。姫としてはシーブックのお父さんレズリー・アノーと区別がつきにくいからせめてノーマルスーツの色くらいは変えて欲しかったかも...。

シーブックはシオ・フェアチャイルドに撃たれ傷ついた体を引き摺り、脱出ボートで待っているみんなのところへと帰ります。そして脱出ボートに乗ってフロンティアIVから脱出しようとするけど...脱出ハッチの電源が切れていて手動でしか開けられなくなっていたためレズリー・アノが艇の外に残ってハッチを手動で開けていました...。艇はシーブックのお父さんのお陰で無事にフロンティアIVから脱出できたけど...シーブックのお父さんはハッチを手動で開けたあと、コロニーに残っている子供の姿を見つけ...その子の助けるためにコロニーに残っていました...。シーブックたちを乗せた脱出艇はお隣のコロニーへと向って行きました...。

ロナ家

セシリーはフロンティアIVのお屋敷にいました。セシリー・フェアチャイルドはロナ家の長女で、ベラ・ロナと言うみたいです。お爺さんや実のお父さんたちと再会していました。

マイッツァー・ロナはセシリーのお爺さん...コスモ貴族主義を唱えていました...。シオ・フェアチャイルドはセシリーを連れたお母さんと駆け落ちした男...でもセシリーのお母さんにも愛想をつかされたみたい...。セシリーのお母さんはナディア...セシリーを連れてシオと駆け落ちしてロナ家を出て...さらにシオの下からも去り行方知れずになっています...。カロッゾ・ロナはセシリーの実のお父さん...鉄仮面を被っていて、声も機械の声みたいになってます。妻ナディアをシオに寝取られたと言っていました...。仮面はコスモ・バビロニア建設が完了するまで取らないと決めているみたいです...。さらにセシリーを迎えにきていたドレル・ロナは腹違いのお兄さんで...セシリーを取り巻く家庭事情は複雑なものになってるみたい...。

コスモ・バビロニアはロナ家1000年の夢で、ロナ家がコスモ・バビロニアの建設を目指すのは人類を永遠に生き延びさせるためみたいです。そしてクロスボーン・バンガードに襲撃されていたフロンティアIVは占拠されてコスモ・バビロンになったみたい。セシリーがロナ家に連れ戻されたのはコスモ・バビロニア建設まで女王をやって欲しかったからみたいだったけど...セシリーは断っていました。

セシリーはシーブックの乗っていたタンクのところに戻っていました...シーブックの事が気になるみたい...。コロニーの外では連邦との戦闘が依然と続いていました...。

そう言えば...セシリーとマイッツァー・ロナが会っていた部屋の壁にはエジプトの神様っぽい人や翼を持った太陽の画があったけど...あまりいい趣味には見えませんでした...。

フロンティアI

シーブックたちはスペースボートに乗ってフロンティアIに避難していました。そこでフロンティアIにやってきていた連邦軍の練習艦スペースアークに遭遇するけど...半ば強引な展開でスペースアークに乗せれて戦いに参加する事になっていました...。

スペースアークにはガンダムF91が配備されていました。そしてガンダムF91の整備マニュアルの映像にはアノー博士...シーブックのお母さんが映っていました。シーブックのお母さんはバイオ・コンピューターの研究をしたいって言って家を出って行ったみたいです...。でもモビルスーツの開発をしていたと知ったシーブックは怒っていました...。

ベラ・ロナとマイッツァー・ロナ

連邦の艦隊は避難民の事も考えずに宇宙からコスモ・バビロン(フロンティアIV)に向って艦砲射撃をかけていました...。そんな中、マイッツァー・ロナはベラ・ロナとお話をしながらお散歩をして、連邦の悪いところや貴族主義の事をベラ・ロナに話して聞かせていました。

ガンダムF91

ガンダムF91には暗号が仕掛けられていました。その暗号が「八掛け開いて吊り橋になる」。メカニックの人は頭を悩ませていたけど...でもリィズ・アノーはこの暗号が何の事なのか直ぐに分かったみたい...。「八掛け開いて吊り橋になる」はガンダムF91の配線があやとりの「八掛けの吊り橋」と同じ形になると言う事を示していて、リィズ・アノーがこの暗号を解いてくれたお陰でF91の配線は無事に正しく接続されたみたいでした。

シーブックがまたも強引な展開で退役将校の(元)大佐にパイロットを押しつけられていました。シーブックはその時はパイロットをやらない感じだったけど...そのあと結局ガンダムF91に乗る事になっていました...。一方のベラ・ロナもクロスボーン・バンガードの一員としてザビーネ・シャル大尉の手解きでモビルスーツの操縦を修得していました...。ちょっと前までは二人とも普通の学生だったのに...。

フロンティアIでは坑道を制圧したドレル・ロナの部隊が偵察を理由にコロニー内へと侵入。これに対してスペースアーク隊はモビルスーツを発進させます。シーブックはメカニックの人に言われてガンダムF91で囮をやるために発進。でもスペースアークを見つけられて...逃げ回るはずが一転して敵機と戦う事になります...。シーブックのガンダムF91はたどたどしかったけど次々に敵モビルスーツを撃墜。ドレル・ロナの部隊を後退させていました。

セシリー奪還作戦

シーブックはフロンティアIV(コスモ・バビロン)に戻り、セシリーを連れ出そうとロナ家のお屋敷に侵入。そしてあっさり(ニュータイプだから?)セシリーの部屋を発見してセシリーと再会します...。そしてシーブックはセシリーをロナ家から連れ出そうとするけど...セシリーは今更迎えにきても遅いと言って逃げる事を拒否します...。結局...シーブックのセシリー奪還作戦は失敗に終わり、シーブックはロナ家のお屋敷から一人で逃げる事になりました...何してるんだろう、シーブック...。

シーブックがセシリーの前に現れる前にセシリーは自分で自分の髪を切って短くしていたけど...それは...ロナ家の者に徹するには自分が未熟だと言う事を認めた上で、髪が再び伸びるまでにはコスモ・バビロニアを継ぐ身になれるように...との思いからの事だったみたいです...。

コスモ・バビロニア建国宣言

フロンティアIV(コスモ・バビロン)ではモビルスーツを伴っての軍事パレードが行われ、それに続いて民衆を前に鉄仮面(カロッゾ・ロナ)の演説が行われました。カロッゾ・ロナは演説の中でコスモ・バビロニアの建国宣言をすると共にコロニーの人たちの理解を求めていました...。鉄仮面を狙撃しようとする人もいたけど...地球連邦への不満があったのかコロニーの人たちはコスモ・バビロニア建国宣言を受け入れていたみたいでした。

鉄仮面の演説の会場をあとにしたシーブックはクロスボーン・バンガードの手の者に見つかって追われる事に...。そして逃げているシーブックの前にお父さんのレズリー・アノーが現れます。レズリー・アノーは生きていて抵抗運動をしていたみたいです。レズリーとシーブックは車で逃げようとするけど...追ってきたクロスボーン・バンガードのモビルスーツに狙撃されて...車は炎上。そのあとシーブックとレズリーはシーブックが乗ってきたと思われるガンダムF91に乗ってフロンティアIVを離れるけど...レズリー・アノーは大きな怪我を負っていてそのまま亡くなっていました...。シーブックは無事に反抗勢力の基地に帰るけど...そこでリィズ・アノーはお父さんのレズリー・アノーご遺体とご対面...泣いていました...可哀想...。メカニックの人に言われていたけど...シーブックはガンダムが操縦できる事で早速増長していたみたい...。

ナディアとセシリー

ナディアはセシリーをロナ家から連れ戻すためにシオ・フェアチャイルドの手引きでセシリーと再会。でもセシリーはすっかりロナ家の人間っぽく、そして軍人っぽく振る舞うようになっていて...ナディアの話に耳を貸そうともしませんでした...。

ナディアとセシリーの話が物別れに終わったあと...シオ・フェアチャイルドが突然倒れて亡くなっていました...。たぶんその場にいた鉄仮面の仕業なような気がします...。

アンナマリーの離反

フロンティアI。スペース・アークからビルギットのヘビーガンとシーブックのガンダムF91が周囲の偵察のために発進。ビルギットはスペース・アークの脱出経路を調べるためにシーブックのガンダムF91を残して港口へと向います。そしてビルギットの指示でシーブックが一機でコロニー内の偵察にあたっていると...そこにアンナマリーのダギ・イルスがジェガンに連れられてやってきていました...。クロスボーン・バンガードはフロンティアI制圧のためにアンナマリーの偵察部隊を発進させていたけど...アンナマリーはその任務の途中で機体とデータを手土産に連邦に投降してきたみたいです...。投降理由はベラ・ロナへの嫉妬のようでした...。

フロンティアIの戦い

クロスボーン・バンガードはザムス・ガルをフロンティアIの鉱山部分に接舷させて「バグ」を目覚めさせる計画を進めていました。それによってフロンティアIを抹殺するつもりだったみたいだけど...でもそれはテストのためであって、真の目的は月と地球の人類抹殺みたいでした...。

ドレルの部隊、ザビーネの黒の戦隊が出撃。そしてベラ・ロナもビギナ・ギナで出撃していました。セシリーはビギナ・ギナの頭部側面にユリの花束をつけていました。

フロンティアIの外ではクロスボーン・バンガードと連邦の艦隊とが戦闘に入ります。

フロンティアIではスペースアークが発進。そして防衛線を突破してきた敵を相手にするためにアンナマリーとシーブックもビルギットと編隊を組んで発進。アンナマリーのダギ・イルスは緑から薄い黄色っぽい色に色を塗り変えられていました...ちょっと格好悪くなったかかも...。

シーブックたちは防衛線を抜けてフロンティアIに侵入してきたクロスボーン・バンガードのモビルスーツ隊と戦闘。ジェガンタイプやビルギットのヘビーガンが敵に苦戦する中、シーブックのガンダムF91は腰の横についている大型のビーム砲で敵モビルスーツのビーム型のシールドごと撃ち抜いていました。(...でも普通のビームライフルで敵をビームシールドの上から撃墜していたところもあったような気がする...。)

アンナマリーはザビーネ・シャルと対決。二人でお喋りしながら戦っていました。アンナマリーはザビーネの機体の左腕を斬り落すけど...そのあとザビーネにバルカンで至近距離から撃ち抜かれ...ダギ・イルスを撃墜されて亡くなっていました...。

シーブック対セシリー

フロンティアIでの戦闘が続く中...シーブックとセシリーは戦場で敵同士として再会します。でも、セシリーがガンダムF91のパイロットがシーブックだと言う事に気がつきます。セシリーにはシーブックと戦う意思は無かったみたい...。

クロスボーンバンガードのモビルスーツ、ビギナ・ギナに乗っているセシリーに対してシーブックがどうしてかと尋ねると...セシリーは「こうなっちゃったのよ、こうできちゃったのよ。どうしたらいい?」とシーブックに逆に質問を返します...そしてシーブックが髪を切ってロナ家に戻るつもりじゃなかったのかとセシリーに尋ねると...セシリーは状況に流されてこうなってしまった事をシーブックに告白...実に間の抜けた会話が戦場で交わされていました。そう言えば...セシリーはシーブックに「私はまだセシリー・フェアチャイルドよ」って言ってたけど...お母さんのナディア・ロナには逆に「ベラ・ロナ」だって言い張ってたのに...直ぐにコロコロと変わっちゃう...セシリー...。

セシリーが本意じゃなく今の状況にいる事を知ったシーブックは港に入るスペース・アークにセシリーを連れて降ります。スペース・アークに下りたセシリーは避難民のみんなと再会していました...。セシリーはシーブックの手引きでロナ家からスペース・アークに入る事になったみたいです...。セシリーはシーブックの胸で泣いていました...。そう言えば...シーブックはビギナ・ギナを「その白いモビルスーツ」って言ってたけど姫にはあんまり白く見えないよ~。

コロニーの外ではクロスボーン・バンガードの宇宙艦ザムス・ガルに大量の電力が供給されていました。カロッゾ・ロナ(鉄仮面)の指揮で特殊任務実施中みたい...バグ可動のための準備が着々と進められていました...。

モニカ・アノーと再会

スペース・アークにシーブックとリィズのお母さん、モニカ・アノーがやってきて二人と再会。モニカはシーブックがガンダムF91のパイロットである事を知り、自分が開発に携わったモビルスーツに息子が乗っている事に戸惑っていました...。リィズちゃんもシーブックも最初は再会したお母さんに冷たい感じだったけど...最後はわだかまりも少し解けて仲直りした感じになっていました。

スペース・アークは大勢の民間人を乗せてた状態でフロンティアIの港を出港...月に目指すみたいです。

無人兵器バグ

発進されたバグがフロンティアI内に侵入。バグは刃のついたソーサー状の無人兵器で、300万の人口を2~3日で掃除する事ができる優れものみたいです。フロンティアI内に放たれた無数のバグは次々とフロンティアIの人々を殺害して行きました。バグは鉄仮面が進めていた計画でマイッツァー・ロナやザビーネ・シャルも知らない事だったみたい。

シーブックのガンダムF91、ビルギットのヘビーガン、セシリーのビギナギナがコロニーの中に入り、バグとの戦闘になります。ビルギット機は複数のバグを相手に頑張るけど...最後は撃墜されて...亡くなっていました...。ビルギット機が落されたあと、シーブックは一人で敵を引きつけてビームサーベル二刀流グルグル攻撃で次々とバグを破壊して行きました。セシリーはバグをシーブックに任せると先に一人で宇宙へと出て、バグをコントロールしているガル・プラウ(ザムス・ガルの船首部みたい)を見つけてそれを沈めていました。シーブックとセシリーのお陰でフロンティアIはバグの脅威から逃れる事ができたみたいです。

ラフレシア

ガル・プラウが沈められたあとザムス・ガルから鉄仮面がラフレシアで出撃して行きます。

月からは連邦軍の援軍が発進していたみたいだったけど...ラフレシアはその連邦の艦隊を次々に沈めながら進み...全滅させていました...。

ラフレシアに乗る鉄仮面は頭頂部から変な細い線が出ていて、それでラフレシアをコントロールしているみたいです。鉄仮面の乗っているコックピットはラフレシアの花びらの中央部分にあって、そのコックピットのキャノピーは透明の半球状になっていて鉄仮面が丸見えの状態でした。

セシリーのビギナ・ギナとシーブックのガンダムF91は二機でラフレシアに向って行って、そしてラフレシアと交戦。最初にセシリーのビギナ・ギナが仕掛けるけど...ビギナ・ギナの攻撃はラフレシアには全く効きませんでした。そのあとシーブックのガンダムF91がセシリーに代わる形でコロニーの残骸を盾に戦っていました...。

一度はラフレシアをシーブックに任せたはずのセシリーだったけど...自分の父親は自分で倒すべきと再びラフレシアに攻撃を仕掛けて行きます。でもラフレシアの触手の攻撃を受けて搭乗機ビギナ・ギナの機体を損壊させてしまいます...。そしてシーブックのガンダムF91が助けに入って、再び二機でラフレシアとの戦闘。でも二機がかりでもラフレシアの触手に苦戦していました。

鉄仮面はセシリーの会話からだと鉄仮面は強化人間にされたみたいです。セシリーのお爺さんのカロッツォ・ロナに人類の10分の9を抹殺する事を命令されて...そうなったみたい。

シーブックはラフレシアの触手に捕まったセシリーのビギナ・ギナを助けようとガンダムF91の腰の横にある大型のビーム砲からビームを放ち、ラフレシアのコックピットに直撃させるけど...ラフレシアは無傷...。セシリーを助けたいと言う思いからシーブックがセシリーの名前を叫ぶと...それに呼応するかのようにガンダムF91の肩の横から三枚のカッターの刃みたいなものが出てきて...ガンダムF91は謎の黄色い光りに包まれ残像を残すほどの高機動になっていました...。カロッゾ・ロナ(鉄仮面)はラフレシアの触手でビギナ・ギナを痛めつけ...そのあと自らラフレシアの外へと出てビギナ・ギナのコックピットをこじ開け、セシリーをコックピットから引っ張り出します。シーブックがカロッゾ・ロナ(鉄仮面)に捕まっているセシリーの姿を目にすると、今度はガンダムF91の目の下からアゴにかけての部分が開きます。口を見せたガンダムF91は再び残像を残しながらラフレシアへと迫った行きました。シーブックの機体が迫ってくるのを感じた鉄仮面は捕まえていたセシリーを離し、シーブックの機体と交戦するためにラフレシアのコックピットへと戻り...そして鉄仮面に手を離されたセシリーは宇宙へと流されていきました...。

ガンダムF91の作り出した残像はただの目の錯覚じゃなくて「質量を持った残像」みたいです...「分身」って事なのかな...。

ラフレシアに挑むガンダムF91は...腰の右横の砲、ビームライフル、左足と次々に機体各所を損傷して行きました。でもセシリーの声が聞こえたような感じになって...シーブックはラフレシアのそばにあったビギナ・ギナを狙撃...その爆発でラフレシアにダメージを与えていました。そのあとガンダムF91は再びラフレシアに迫って行きます。途中、左手首ごと斬り落されてビームサーベルを失い、手持ちの武器がビームバズーカだけになるけど...構わずにラフレシアのコックピットの直ぐ上まで急速接近を仕掛けます。ガンダムF91はビームバズーカを鉄仮面に向けながら顔を開き口からちょっとしたビームを発射したあと直ぐに急速離脱...。ガンダムF91を追いかけていたラフレシアの無数の触手は急速離脱したガンダムF91の速さについて行けずに真っ直ぐラフレシアのコックピットへと突進して行き...ラフレシアを沈めていました...。そしてカロッゾ・ロナはラフレシアの爆発で...お亡くなりに...。

セシリー救出

シーブック・アノーはラフレシアを沈めてカロッゾ・ロナを倒したあと、宇宙空間に放り出されたままになっているセシリーの事を探そうとします。モニカ・アノーの話だとガンダムF91は脳波に反応するシステム(サイコミュ)搭載機になってるみたいで、シーブックはモニカ・アノーの指示でガンダムF91の機能をセンサーにして自分自身の感度を上げてセシリーを探していました。姫としてはニュータイプなら機械なんかに頼らなくてもセシリーの居場所くらいは分かると思うけど...。

セシリーのビギナ・ギナについていたユリの花を発見したシーブックはガンダムF91を降りてバーニアでそのユリの花を追います。そしてユリの花を掴んだところで目の前にセシリーを発見。宇宙漂流者になりそうだったセシリーを無事に救出していました。

クロスボーン・バンガードは勝鬨の声を上げながら戻って行きました...。最後に「THIS IS ONLY THE BEGINNING.」と言う文字が出ていて、物語はまだまだ途中と言った感じだったけど...これからシーブックとセシリーがどうなって行くのか...ちょっと気になるところです...。

テーマ曲 「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」

  • 唄 : 森口博子
  • 作詞 : 西脇唯
  • 作曲 : 西脇唯・緒里原洋子
  • 編曲 : 門倉聡

「機動戦士ガンダムF91」のテーマ曲は「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」...挿入歌とエンディング曲として流れていて...どこかで聞いた事のある声だな~って思ったら...「Zガンダム」の「水の星へ愛をこめて」を歌っている人と同じ人が歌ってるみたい。姫にはよく分からないけど「森口博子」と言う名前が書いてありました。

姫が「ガンダムF91」を見て一番印象に残ったのは映画の内容よりも結局このテーマ曲だったような気がします...。姫としては次こそはテーマ曲に負けないアニメ作品を作って欲しいです...。

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