第30話「美少女ファイター!デンジャラス・アレンビー」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第30話「美少女ファイター!デンジャラス・アレンビー」

第30話「美少女ファイター!デンジャラス・アレンビー」はドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーのガンダムファイトのお話。

アルゴ・ガルスキーとアレンビー・ビアズリー

ネオスェーデン代表アレンビー・ビアズリーの乗るノーベルガンダムと戦ったアルゴ・ガルスキーはボルトガンダムの右腕を損傷させられて...わずか48秒で負けていました。アレンビー・ビアズリーは無名のガンダムファイターみたい。アルゴの敗戦に号外が出ていました。

敗戦後のアルゴ・ガルスキーがネオロシアの車両に戻ると、そこには運転手に変装したドモン・カッシュがいました。アルゴ・ガルスキーに負けた理由を聞きに来たみたい。でも、アルゴ・ガルスキーは結果が全てだと言い訳はせず、アレンビーは危険だとドモンに忠告していました。

ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリー

レイン・ミカムラとミンとホイと一緒に「ゲーセン」に入ったドモン・カッシュはそこで「バトル兄貴2」と言う超人気の体感ゲームをする事になります。対戦相手は16連勝中の女の子。強気で好戦的な感じの女の子でした。

ゲームが始まって、ドモンは途中から本気を出していたみたいだったけど、勝負は全くの互角。お互い実力を認め合い、楽しそうに戦っていました。でも、最後は両者の動きにマシンがついて行けなくなってマシンが爆発...勝負は引き分けに終わります。

対戦終了後、ドモン・カッシュが対戦相手の女の子の名前を聞き、女の子が「アレンビー・ビアズリー」...アルゴ・ガルスキーを破った相手だと判明します。そしてドモン・カッシュの次の対戦相手に決定していました。

アレンビー・ビアズリーはネオスウェーデンのクルー達の元から夜中に脱走をします。そして偶然ドモン・カッシュと再開。ドモンはアレンビーをおじいさんの船に連れて帰り、そこですっかりと打ち解け合っていました。

ゴッドガンダム対ノーベルガンダム

次の日。ビクトリオピークリングでゴッドガンダム対ノーベルガンダムのガンダムファイトが行われました。

ドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーの戦いはゲーセンでの「バトル兄貴2」の時と同じように互角。そして同じようにお互いにゲームを楽しんでいるみたいでした。

でも、これでは勝てないと踏んだネオスウェーデンのクルーがアレンビー・ビアズリーのノーベルガンダムに対して誘導波を発射します。誘導波を受けたアレンビーは苦しみ出し、目が赤くなり、ヌーベルガンダムは赤い謎の光を放ち、髪の毛みたいなパーツが広がっていました。ネオスウェーデンのクルーが言うにはアレンビーはサブリミナルシステムで潜在戦闘能力が120パーセント引き出されて無敵のバーサーカになったそうです。簡単に言うと強くなったって事なのかな?でも、理性を失っている感じでした。

誘導波を受けてバーサーカと化したアレンビー・ビアズリーの乗るノーベルガンダムは物凄く素早い動きを見せます。そしてアレンビーは理性を失って好戦的(元々好戦的だけど更に好戦的)になり、暴力的な戦い方をするようになっていました。ドモンにはその拳が魂の通っていない冷たい拳に感じられたみたい。

ドモン・カッシュはバーサーカ化したアレンビー・ビアズリーの乗るノーベルガンダムの動きに全くついて行けないみたいでした。そしてゴッドガンダムは一方的にノーベルガンダムの攻撃を受け...大きく後方へと弾き飛ばされていました。でも、弾き飛ばされて転倒していたゴッドガンダムは、突然、ドモン・カッシュと共に黄金色に輝き出して立ち上がります。黄金色に輝くゴッドガンダムを見たレイン・ミカムラはこれをゴッドガンダムハイパーモードと言ってました。立ち上がったドモン・カッシュはアレンビー・ビアズリーにさっきまでの楽しい戦いを思い出すように呼びかけていました。ここでなぜかドモンもゴッドガンダムも元の配色に戻っていたんだけど、これってドモンの意思でゴッドガンダムハイパーモードを解除したって解釈して良いのかな...。そう言う風に見えたんだけど。

その後、ゴッドガンダムとノーベルガンダムはお互いに手から出した光をぶつけ合い始めます。そこでドモン・カッシュは爆熱ゴッドフィンガーを放ち、ノーベルガンダムの手から出ている光を押し返します。ドモンの爆熱ゴッドフィンガーの光と爆熱ゴッドフィンガーで押し返した光はそのままノーベルガンダムに襲いかかり、そしてノーベルガンダムを直撃。ノーベルガンダムを中心に大爆発が起こっていました。

爆発が治まるとなぜかノーベルガンダムだけでなくゴッドガンダムまでその場に倒れていました。そして両機は力を振り絞って立ち上がっていたんだけど...爆熱ゴッドフィンガーを受けて、更にその爆心地にいたノーベルガンダムには大きな外的損傷は見当たりませんでした。ノーベルガンダムの装甲はかなりの強度がありそうです...。爆発の後のアレンビー・ビアズリーは、誘導装置が壊れたせいか、ドモンの想いが伝わったからか、バーサーカ化する前の状態に戻っていました。

立ち上がったドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリーは続きをしようと拳を合わせます。でもアレンビーはそこで力尽きていました...。爆熱ゴッドフィンガーのダメージが大きかったのかな。ドモンは見事に勝利を収めていました。

アレンビー・ビアズリー

ネオスウェーデン代表のガンダムファイター。ネオスウェーデン宇宙軍少尉。身長155cm。体重45km。年齢は17歳。軍隊式格闘術に精通していて、ドモン・カッシュと戦う前の戦跡は全戦全勝。全て一分以内に勝負を決めていたみたいでした。ガンダムファイトでも「バトル兄貴2」でもドモンと互角の勝負をしていて、実力はかなりのものみたいです。

アレンビー・ビアズリーは幼い頃に両親を亡くし、軍の施設でガンダムファイターになるためだけに育てられみたいです。そのせいか戦う事があまり好きじゃないような事を言っていたけど(その割には強気で好戦的な面も見える...)、ドモンと戦った事で戦いの楽しさを知ってたみたいでした。

アレンビー・ビアズリーは誘導波を受けてバーサーカ化したり、博士と機械に囲まれて謎のコードを沢山繫がれていた場面があったけど...姫はこう言うのを見るとフォウ・ムラサメみたいな強化人間を思い出しちゃいます。ネオスウェーデンはアレンビー・ビアズリーを強いガンダムファイターに育てるために国家予算をつぎ込んでいるみたいだったけど...もしかしたらアレンビーはネオスウェーデンに作られた強化人間?可能性は低いような気がするけど...。

タイトルからするとアレンビーは美少女ファイターらしいんだけど...少なくとも姫の目にはアレンビーは美少女としては映りませんでした...。でも、作り手側が美少女だって言い切ってるからには受け手側の姫としては作り手側の感覚に従ってアレンビーを美少女の範疇に入れておかなくちゃいけないのかな...。難しそう...。

バーサーカシステム

アレンビー・ビアズリーをバーサーカ化するシステムの事みたい。仕組みは良く分からないけど、アレンビーから理性を奪い取って凶暴化させているように見えました。

白虎と青龍

「ゲーセン」の「バトル兄貴2」でアレンビーの操っていた女の人の名前が白虎、ドモン・カッシュが操っていた男の人の名前が青龍って言うみたいなんだけど、四神の残り...玄武と朱雀はいないのかな?ドモンが戦う前に戦っていた男の人が操っていたのは変な色の背びれのある人間だったけど...もしかしたらあれが玄武か朱雀なの?

ノーベルガンダム

ネオスウェーデン代表のアレンビー・ビアズリーの乗るモビルファイター。女性型のモビルファイターで、髪の毛みたいなパーツがあり、セーラー服を着ているような外見をしています。武器はビームサーベルのビームをリボンのようにクルクル出来る武器とビームで作ったリング状の武器のノーベルフラフープ...新体操みたいです。

レイン・ミカムラ

レイン・ミカムラはノーベルフラフープをゴッドスラッシュで叩き落としただけなのにそれを見て「凄い」って言っていました...。レインはマタドールガンダムのレッドフラッグカモンを見た時も「凄い」って言ってたけど...レインの「凄い」はどれもあんまり凄くないような気が...。

謎の歌

またしても最後に謎の歌が流れていました。姫としてはもうそろそろ止めて欲しいです..。

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