第31話「ピエロの幻惑!怒れガンダムマックスター」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第31話「ピエロの幻惑!怒れガンダムマックスター」

第31話「ピエロの幻惑!怒れガンダムマックスター」はチボデー・クロケットが子供の頃のトラウマを克服してネオポルトガル代表ロマリオ・モニーニのジェスターガンダムに勝利を収めるお話。

ジェスターガンダム対ガンダムローズ

ネオポルトガル代表ロマリオ・モニーニの乗るジェスターガンダムとネオフランス代表ジョルジュ・ド・サンドの乗るガンダムローズのガンダムファイトが行われていました。

ジョルジュのガンダムローズはジェスターガンダム相手に苦戦をしていたみたい...そこでジョルジュは状況を打開するために奥の手のローゼスビットを出そうとするけど...ロマリオ・モニーニのジェスターガンダムに先手を打たれ、逆にジャグリングの玉のようなビットによるビット攻撃を受けていました...。試合はロマリオ・モニーニの勝利。ストーカーの話だとロマリオ・モニーニのジェスターガンダムは試合中にガンダムローズと全く同じ攻撃を繰り返し、ジョルジュ・ド・サンドに一方的な勝利を収めたらしいです。

ロマリオ・モニーニの次の対戦相手はチボデー・クロケットに決まっていました。

チボデー・クロケットとサーカス

チボデー・クロケットとチボデーガールはロマリオ・モニーニがいるサーカスへとやって来ていました。ロマリオ・モニーニはサーカスで道化師(ピエロ)をしていて、その敵情視察なんだけど、チボデーはチボデーガールに誘われて連れて来られただけで、あんまり乗り気じゃないみたいでした...。

サーカスにはドモン・カッシュとレイン・ミカムラ、ホイ、ミンも来ていました。ジョルジュ・ド・サンドを倒した相手を偵察にし来たみたい。乗り気じゃなかったチボデー・クロケットはドモンに連れられてサーカステントの中へ...一緒にサーカスを見る事になっていました。

サーカスのテントの中ではロマリオ・モニーニが空中ブランコや玉乗りを披露していて、お客をハラハラさせたり、時には笑わせたりしていました。それから客席にドモン・カッシュの姿を見つけたロマリオ・モニーニはドモンの前にやって来てます。そしてドモンの仕草の真似を始め、更にはドモンをサークルの中へと誘い出していました。サークルの中にドモンを呼び込んだロマリオ・モニーニはサークルの中でドモンとの戦いを始めます。その戦いの中でロマリオ・モニーニはとことんドモンの真似をして、最後には爆熱ゴッドフィンガーまで真似ていました。ロマリオ・モニーニの爆熱ゴッドフィンガーは手が赤くなってちゃんと爆発も起こっていました。

ドモンとの戦いが終わったロマリオ・モニーニはチボデー・クロケットを見て不敵な笑みを浮かべ、チボデーに挑戦していました。一方のチボデーはピエロが嫌いみたい...怯え気味でした...。

チボデー・クロケットのトラウマ(心的外傷)

宿泊施設に戻ったチボデー・クロケットは眠れないのか夜中に1人で外出...サーカスのテントへとやって来ていました。そこでチボデーは昔の事を思い出します。思い出の中のチボデーはまだ小さな少年で、ピエロの格好をしてマシンガンを放つ男に抱きかかえられていました。嫌な思い出みたい...。

そこに、突然、玉乗りをしてるもう1人のチボデーが目の前に現れます。このもう1人のチボデーはロマリオ・モニーニだったんだけど、チボデーの心を揺さぶるためにわざわざ姿を見せたみたい。サーカスのテントにドモン・カッシュとレイン・ミカムラが駆けつけるとロマリオ・モニーニは姿を消していました。ドモン達を呼んだのはチボデーガールみたい。チボデーはロマリオ・モニーニが去った後、チボデーガールの1人に八つ当たり...チボデーはピエロ(ロマリオ・モニーニ)に会ってから心のバランスが良くないみたいでした...。

チボデーガールがデータを調べた話によると、チボデーは少年時代にサーカス小屋での暴動に巻き込まれた過去があって、それがトラウマ(心的外傷)になっているみたいです...。

その後、チボデーはガンダムマックスターのドックで1人ボクシングの練習...頭の中から過去の記憶とその恐怖を追い出そうとしているみたいでした。そこにチボデーガールにカウンセリングを頼まれたレイン・ミカムラが現れます。チボデーは自分の過去をレインに話していました。

話はチボデーが5つの頃、まだニューヨークに住んでいた時のお話。その頃のニューヨークではコロニー行きのチケットを争い暴動が頻繁に起こっていたみたいなんだけど、その中、コロニー行きのチケットを入手したチボデーとチボデーのお母さんは地球での最後の思い出に2人でサーカスを見に行ったそうです。でも、そこでシャトルを条件に暴動が起きて...チボデーのお母さんは逃げる人の波に流され、チボデーは1人で人質に...。その時にチボデーを人質にした人間がピエロの格好をしていて...それが原因でチボデーはピエロを見ると怯えてしまうみたいでした。

自分の過去を話したチボデーはレイン・ミカムラにママの歌っていた歌を歌ってくれとお願いします。暴動の時にはぐれたお母さんは生死不明でそれっきりみたい...。レインはチボデーのお母さんの歌を歌い、チボデーはその歌に癒されているようでした。次の日の朝、レインの歌のお陰か、チボデー・クロケットはすっかり立ち直っている感じでした。

ガンダムマックスター対ジェスターガンダム

ガンダムファイトの日。場所はクイーンズロードイーストリング。ネオアメリカ代表チボデー・クロケットの乗るガンダムマックスターとネオポルトガル代表ロマリオ・モニーニの乗るジェスターガンダムの試合が開始されます。ジェスターガンダムは一輪車で登場していました。

試合が始まるとジェスターガンダムは対ローズガンダム戦の時と同じく、ガンダムマックスターの動きを徹底的に真似していました。ガンダムマックスターとその動きを真似するジェスターガンダムの戦いは互角。でも、戦いの途中にピエロの笑い声を聞いたチボデーはその笑い声に怯え始めます...。レインの歌を聞いて立ち直っていたように見えたチボデーだったけど、再び過去の記憶が蘇ったみたい...。チボデーは精神が不安定な状態になって試合どころではなくなっていました。

まともに戦えなくなったチボデーのガンダムマックスターに対してジェスターガンダムはリング状の拘束具でガンダムマックスターを縛り、動きを封じた上で一方的に殴りつけ始めます。このチボデーの窮地にチボデーガールは会場に来ていたレイン・ミカムラにチボデーのお母さんの歌をもう一度歌って欲しいとお願いします。でも、レインは自分はネオジャパンのクルーであり、ここから先はチボデーガールの仕事だと言ってチボデーガール達のお願いを断っていました。

レイン・ミカムラに歌を断られたチボデーガール達は自分達でチボデー・クロケットのお母さんの歌を歌い出します。その歌声を聞いたチボデーは今まで悩まされていた怯えがすっかりと消えて突然元気になります...。そしてガンダムマックスターを縛っていたリングを引きちぎり、ジェスターガンダムの攻撃を受け止め、そのまま左腕を破壊...最後はバーニングパンチでジェスターガンダムの頭部を破壊していました。

ジェスターガンダムに勝利したチボデーは4人のママ(チボデーガール)に優勝を誓っていました。

ロマリオ・モニーニ

ネオポルトガル代表のガンダムファイター。モビルファイターはジェスターガンダム。ロマリオ・モニーニは道化師(ピエロ)の格好をしていて、実際にサーカスで道化師をしていました。

チボデーガールの話だとチボデー・クロケットの過去の履歴データにアクセスしていた人間がいて、その犯人はロマリオ・モニーニだったみたい。チボデーがピエロに悪い思い出があるのを知ってチボデーに精神的な揺さぶりをかけていました。

ロマリオ・モニーニは相手の行動を真似をするのが得意で、その作戦でジョルジュ・ド・サンドには勝利を収めていました。

ジェスター・ガンダム

ネオポルトガルのモビルファイター。可変型モビルファイターでピエロの顔型に変形していました。

ジャグリングの玉みたいな形のビットを使ったビット攻撃も出来て、それでジョルジュ・ド・サンドのガンダムローズに勝っていました。

ジョルジュ・ド・サンド

ジョルジュ・ド・サンドは自分と同じ動きを真似するロマリオ・モニーニのジェスターガンダムに敗れていました。実力的に劣っていたのかな...それとも相手の戦略に嵌っただけなのかな...。

ナイター

ガンダムファイトが始まる前にアナウンサーは「ナイター」と言う言葉を使っていました。夜(ナイト)に行うから「ナイター(Nighter?...姫の持っている英語の辞書には載ってないです...)」なのかな?ちょっと不思議な言葉です。

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