第40話「非情のデスマッチ!シュバルツ最終決戦」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第40話「非常のデスマッチ!シュバルツ最終決戦」

第40話「非常のデスマッチ!シュバルツ最終決戦」はドモン・カッシュのゴッドガンダムとシュバルツ・ブルーダーのガンダムシュピーゲルがガンダムファイトで対戦するお話。

電流爆破金網時限デスマッチ

ドモン・カッシュとシュバルツ・ブルーダーの全勝同士の戦いは特別に「電流爆破金網時限デスマッチ」を行う事に決まっていました。制限時間内に相手を倒さない限りリングの外には出られず、時間が来ると設置された5万発の時限爆弾が爆発してリングもろとも木っ端微塵になるそうです...。

どうして全勝同士と言うだけでこんな「電流爆破金網時限デスマッチ」みたいな無茶な戦い方をしなければいけないかと言うと...そこにはウォン・ユンファの思惑があって...ウォン・ユンファはデビルガンダムを完全に目覚めさせるためにドモン・カッシュとシュバルツ・ブルーダーの2人は取り除くべき障害だと考えているようでした。そして障害を取り除いたその後はアレンビー・ビアズリーを「最強のファイター」として使う計画みたい。

レイン・ミカムラ

ドモン・カッシュはカラト委員長からレイン・ミカムラの辞表を見せられ、レインがネオジャパンのクルーを辞めた事を知ります。ドモンは勝手に辞めたレインに腹を立てているみたいだったけど、逆にミカムラ博士は責任感の強いレインを辞表するにまで追い詰めた事を怒っているみたいでした...。そして「だからカッシュ家の人間は油断できん」と口にしていました...。レインのお父さんはあんまり良い人では無いみたい...。ドモン・カッシュのサポートにはレインの代わりにアキノ曹長をリーダーとするネオジャパンの精鋭部隊が当てられる事になりました。

ネオジャパンのクルーを辞めたレイン・ミカムラは夜の街を歩いていました。レインは落ち込んでいて無目的に街をうろついているみたいだったけど、その街の人ごみの中でキョウジ・カッシュの姿を見かけます。そして後を追いかけてキョウジ・カッシュの入った建物の中にはいるとそこにはガンダムシュピーゲルがあり、シュバルツ・ブルーダーがいました...。

レイン・ミカムラはシュバルツ・ブルーダーにネオジャパンのクルーを辞めた事を話します。その話を聞いたシュバルツはレインの中にある迷いを感じ取ったのか、迷いを断ち切れないのであればドモンの戦いを正反対の立場から見てはどうかと、そしてそうすれば自ずと答えは出るだろうと助言していました。

決戦前

シュバルツ・ブルーダーとの決戦を前にドモン・カッシュの下にはシャッフル同盟の仲間が集まっていました。ジョルジュ・ド・サンドの話だとシャッフル同盟のみんなは既にリーグ戦でシュバルツと戦ったけど全く歯が立たずに負けてしまっていて、それでドモンの事を心配して集まったみたい...。

そこにシュバルツ・ブルーダーが姿を現します。ドモン・カッシュはレイン・ミカムラがいなくても自分1人の力で戦い抜いてみせるつもりだったみたいだけど、シュバルツはそんなドモンに1人で戦うと言っているようでは自分の事は倒せないと言い切ります。そしてデビルガンダムにも太刀打ち出来ないと...。更にシュバルツ・ブルーダーはドモン・カッシュに新しいパートナーを紹介。そこには覆面を被ったレイン・ミカムラがいました...。ネオジャパンを辞めたレインは今度はネオドイツのクルーになったみたいでした...。

ゴッドガンダム対ガンダムシュピーゲル

試合の時間が近づいた電流爆破金網時限デスマッチのリングにはドモン・カッシュのゴッドガンダムとシュバルツ・ブルーダーのガンダムシュピーゲルの2体のガンダムの姿がありました。そしてガンダムファイトが開始。制限時間は10分間のようでした。

試合開始早々からドモン・カッシュはガンダムシュピーゲルに翻弄され、シュピーゲルブレードを数多く受けていました。でも、シュピーゲルブレードの切れ味はかなり悪いみたい...攻撃が大きな効果を現したのは最初の一撃だけで、それ以降は斬ると言うよりも撫でると言った感じの攻撃になっていました...。

その後もゴッドガンダムは一方的に攻撃を受け...全く歯が立たないまま這い蹲っていました。リングの外ではアキノ曹長がドモン・カッシュをサポートしようとするけどドモンはそれを受け入れず、試合前にみんなのいる前で宣言した通りに最後まで1人で戦うつもりでいるみたい...。そしてドモンは敗北寸前からの逆転を懸けてゴッドフィンガーを繰り出そうとするけど...ゴッドガンダムはハイパーモードラインがショートしていて...ゴッドフィンガーを出せない状態のようでした。アキノ曹長は一度バラさなければ修理不能だと言っていました。

ネオドイツ側にいるレイン・ミカムラは一方的に攻撃を受けるゴッドガンダムを見てゴッドガンダムのコックピットがドモン用に調整し切れていないと感じていたようです。そしてゴッドガンダムの故障の対処の方法も知っているみたいだったけど...自分がネオドイツ側の人間である事でドモンに教えるかどうかを迷っていました...。

シュバルツ・ブルーダーのガンダムシュピーゲルはゴッドガンダムの役に立たないゴッドフィンガーを嘲笑うかのようにゴッドガンダムの拳の上にフワリと乗ります。そしてシュバルツは1人で勝てない事が分かったのならレインに助けを求めるようにとドモン・カッシュに即すけど、ドモンはそこでも許否していました...意地になっているみたい...。

いつまでも1人で戦おうとするドモン・カッシュに対してシュバルツ・ブルーダーは引導を渡そうとガンダムシュピーゲルの必殺技シュトゥルム・ウント・ドランクを繰り出します。ゴッドガンダムは成す術なくシュトゥルム・ウント・ドランクを受け、更に電流の流れる金網に接触して大きなダメージを負っていました...。一方のガンダムシュピーゲルはゴッドガンダムに攻撃を仕掛ける前に竜巻のように回転した状態で何度も金網に触れていたけど...回転しているせいなのかガンダムシュピーゲルが電気を通さない機体なのかは不明だけど、全く平気みたいでした...。

シュトゥルム・ウント・ドランクを受けて倒れているドモン・カッシュはシュバルツ・ブルーダーの「変わっちゃいないんだ、あのころと...」と言う言葉で過去にキョウジ・カッシュと一緒に吊橋を渡った時の事を思い出します。更にシュバルツの「人を信じる心があれば恐れるものは何も無い」と言う言葉でドモンは自分の事を応援するシャッフル同盟や自分の事を心配してくれているレイン・ミカムラの事を思い出して自分が1人では無いと言う事に気付いていました。

レイン・ミカムラはドモン・カッシュに自分の助けが必要だと感じたのか、マスクを脱ぎ、ゴッドガンダムの故障箇所の修復方法を教えます。ドモンはレインの言葉に従いゴッドガンダムを修復。レインはドモンに謝っていました。

ゴッドフィンガー石破天驚拳

レインの助言でゴッドガンダムの回路は回復します。そして残り時間が跡僅かのところでドモンは金色に変色してゴッドフィンガー石破天驚拳を繰り出します。姫には分からないけど...ドモンとレインが爆熱したそうです...。ガンダムシュピーゲルも必殺技でシュトゥルム・ウント・ドランクでゴッドガンダムに向かって行き...2体が激突した瞬間...時間切れとなり、リングの中で大爆発が起こっていました。

爆発が収まり、ゴッドガンダムは無事だったけど、ガンダムシュピーゲルは大きなダメージを負って倒れていました。これでドモン・カッシュは全勝でのバトルロイヤル進出が決定したみたい。

ドモン・カッシュの下にはレインがやって来て、そして2人で仲直りして抱き合っていました。ドモンは素直にレインに謝っていました。

シュバルツ・ブルーダーの顔

リング内には救護班がやって来ます。そしてシュバルツ・ブルーダーを運ぼうとした救護班がシュバルツのマスクを外すと...そこにはキョウジ・カッシュの顔がありました。ドモンは驚きながらもやっぱりと言った感じでした。

シュバルツ・ブルーダーは最後に「がくっ」となっていたけど...死んじゃったのかな?それとも気を失っただけ?気になるところで次回に続いていました。

ライジングガンダム?

ゴッドガンダムのあるドックにはもう一機のガンダムがあったけど、これってアキノ曹長が口にした「ウルベ少佐用のライジングガンダム」?なのかな...。

アレンビー・ビアズリー

アレンビー・ビアズリーはやっぱりウォン・ユンファの下で捕らわれの身となっていました。しかも謎のカプセルに入れられていました...。

シュトゥルム・ウント・ドランク

シュトゥルム・ウント・ドランクはガンダムシュピーゲルの必殺技で、シュピーゲルソードを出しながら駒のように高速で回転して敵機に突撃する技です。サイ・サイシー達シャッフル同盟もこの技で負けて行ったみたい。

レインの辞表

レインの辞表は英語で書かれているようでした。ネオジャパンの公用語は英語なのかな?

アンドリュー・グラハム

アンドリュー・グラハムは本国のネオカナダのコロニーに帰って行きました。ガンダムファイトを放棄して治療に専念するみたいです。

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