第28話「狙われたドモン!殺し屋ファイターの必殺剣」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第28話「狙われたドモン!殺し屋ファイターの必殺剣」

第28話「狙われたドモン!殺し屋ファイターの必殺剣」はドモン・カッシュのゴッドガンダムとマンダラガンダムが対戦するお話。

ドモン・カッシュ

ドモン・カッシュは暗殺者に狙われているみたいでした。暗殺者の名は死神キラル・メキレル。ネオネパールのガンダムファイターで、試合前にガンダムファイターを暗殺する事でここまで戦わずに不戦勝を続けているみたい。ドモンの事を心配したチボデー・クロケットはその事をドモンに忠告していました。でも、街の中でドモンとチボデーがキラル・メキレルの事を話している中、ドモンの直ぐ後にはその殺し屋の姿が...。

キラル・メキレルは昼間の市街なのにもかかわらずドモンの命を狙って来ます。逃げるドモンは二階建てバスの天井の上に乗りキラル・メキレルを振り切ろうとするけど、キラル・メキレルに追い付かれて...二階建てバスの天井の上で対峙...。追い付かれたドモンはそれ以上逃げようとはぜずにキラル・メキレルと戦う事を選択していました。攻撃を仕掛けに行ったドモンはキラル・メキレルの長い錫杖による攻撃を避けてキラル・メキレルの懐に潜り込みます。そしてキラル・メキレルを倒そうとするけど...キラル・メキレルの持っていた錫杖は仕込み杖になっていて...ドモンは逆にキラル・メキレルの仕込み杖によって斬り付けられていました。

キラル・メキレルに斬り付けられたドモン・カッシュはバスの2階から落下...ドモンの事を追いかけて来ていたチボデー・クロケットのコアランダーによって拾われて何とか地面への激突は逃れていました。でも、チボデーのコアランダーはその直後にバスと接触しそうになって挙動を乱し、道の脇にあったビルへと突っ込んでいました...。キラル・メキレルはドモン・カッシュの暗殺にまでには至らなかったけど...そこで引き上げていました。その後、ドモン・カッシュはおじいさんの船に戻って傷の手当て...チボデーも無事だったみたいです。

夕方。ドモン・カッシュはサイ・サイシーに棒を持たせてキラル・メキレル対策の特訓をしていました。そこにキラル・メキレルが姿を現します。キラル・メキレルは海の上に浮かんだ1枚の葉っぱの上に乗っていました。そしてドモン達に対して自分の言いたい事を言いたいだけ言って、高笑いしながら去って行きます。何しに来たのかな。あんまり意味の無い行動だったような気がします...。

夜。このままでは勝てないと悩んでいるドモン・カッシュのところにガンダムシュピーゲルに乗ったシュバルツ・ブルーダーがやって来ます。そして明鏡止水の心境を思い出すようにと助言します。助言した後、ガンダムシュピーゲルがドモンに丸太を投げつけると、ドモンの抜いた刀は眩しく光り、丸太を真っ二つに切り裂いていました。これもギアナ高地での特訓の成果のようです。

ガンダムファイト当日。場所はクイーンズロードインストリーム。ネオジャパン代表ドモン・カッシュのゴッドガンダムとネオネパール代表キラル・メキレルのガンダムファイトが開始されます。

ドモン・カッシュは試合開始早々からマンダラガンダムの錫杖攻撃に手も足も出ないままバリアへと追い詰められていました。そしてマンダラガンダムの炎獄烈風を受けたゴッドガンダムは炎に包まれ...苦しい展開になります。ここまで全て不戦勝だったキラル・メキレルとマンダラガンダムは普通に戦っても強いと言うところを見せていました。

追い詰められたドモン・カッシュはそこで明鏡止水の心得を思い出します。そして自ら勝利を掴むために爆熱ゴッドフィンガーを放ちながらマンダラガンダムの懐へと飛び込んで行きます。ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガーに対してキラル・メキレルは待ってましたとばかりにマンダラガンダムの仕込み杖を抜いてゴッドガンダムを斬り付けようとするけど、でも、相手の手の内を既に知っていたドモンはマンダラガンダムの仕込み杖のビームの刃を爆熱ゴッドフィンガーで受け、マンダラガンダムの攻撃をマンダラガンダムごと力ずくで弾き飛ばしていました。キングオブハートに同じ手は通用しないみたい。

ゴッドガンダムとマンダラガンダムは共にサーベルを抜いて対峙...。キラル・メキレルはガンダムファイターへの恨みを力にしてゴッドガンダムに斬りかかり、ドモン・カッシュも爆熱ゴッドスラッシュでマンダラガンダムを斬り付けます。ゴッドガンダムは右腕を損傷...でも、ゴッドガンダムの爆熱ゴッドスラッシュを受けたマンダラガンダムは綺麗に両断されていました。

キラル・メキレルの敗北に対してネオネパールの偉い人は証拠隠滅のために自爆スイッチを押そうとします。でも、シュバルツ・ブルーダーに阻止されていました。お陰でキラル・メキレルは死なずに済んでいました。

キラル・メキレルは戦いが終わった後、ドモン・カッシュ達に礼を言って去って行きました。最後にゴッドガンダムに斬り付けられた瞬間にドモンの後ろに中間達の支える姿を見て、それがキラル・メキレルを変えたみたい。ガンダムファイトから足を洗って、今まで暗殺して来た人達の供養のために生きるらしいです。

死神キラル・メキレル

ネオネパール代表のガンダムファイター。搭乗機体はマンダラガンダム。彼との対決が決まったものは突然の死を遂げる...そのため死神と呼ばれていました。本当は試合前に対戦相手を殺害している暗殺者...。

キラル・メキレルは武器として長い錫杖を持っていました。それは仕込み杖になっていて、刃は二階建てバスを左右真っ二つに切断するほどの切れ味でした。

キラル・メキレルは健常者と同じように振舞ってはいたけど両方の目が見えていないようでした。ガンダムファイトの第11回大会の決勝大会で対戦中に自らの油断から敗北して、その時に両目の光りを失ったみたい。優勝候補だったらしいけど、その敗戦がキッカケでネオネパール代表のガンダムファイターからは降ろされたらしいです。でも、今大会では殺し屋としての腕を買われてガンダムファイターに復帰していました。

キラル・メキレルは海の上に浮かんでいる1枚の葉の上に立ち続ける事が出来るみたいでした。どう言う仕組みなのか...とっても不思議です。もしかしたら凄く体重が軽いのかな?身体の動きを見てもそうは見えないけど...。

キラル・メキレルはガンダムファイターの事を憎み、その恨みの力を原動力にして戦っていたみたいだったけど、ドモン・カッシュとの戦いの中で仲間達に支えられて戦っているドモンの姿に改心して、戦い後はガンダムファイトの世界から去っていました。これからは今までに暗殺した人達の供養をして行くみたいです。

マンダラガンダム

マンダラガンダム。ネオネパール代表ガンダムファイターのキラル・メキレルの搭乗機体。釣鐘とガンダムが一体になった形をしていました。マンダラガンダムと言うよりも、どちらかと言えば釣鐘ガンダムの方がぴったり来るかも...。あんまり強そうに見えませんでした。

シュバルツ・ブルーダーとガンダムシュピーゲル

シュバルツ・ブルーダーとガンダムシュピーゲルはネオノルウェーのバイキングガンダムと対戦。見事に勝利し、2勝目を飾っていました。

ガンダムシュピーゲルは床を返したり、変わり身の術を使ったり、地面に潜ったり...忍法のようなものを使っていました。どう言う仕組みなんだろう...非常に不思議です。レインは「まるで手品」と言ってました。

バイキングガンダム

ネオノルウェーのバイキングガンダムはネオドイツのガンダムシュピーゲルと対戦していたけど、その時にリングの外の海から攻撃を仕掛けていました。丸いリングの外の海の部分は戦いのためのリングとして認められているみたい。

ガンダムシュピーゲルにオール攻撃を仕掛けていたけど、簡単にあしらわれて敗れていました。

パイロットは誰が乗ってるんだろう?今のところは不明です。

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