第32話「危険な罠!ネロスガンダムの大逆襲」はドモン・カッシュとネオイタリア代表ミケロ・チャリオットのガンダムファイトのお話。

ネオジャパン代表ドモン・カッシュのゴッドガンダム対ネオケニア代表の誰かが乗るガンダムゼブラとのガンダムファイトが行われていました。ゴッドガンダムはガンダムゼブラの槍を使って空高く舞い上がって太陽を背にして攻撃する技を受けて苦戦するけど、ドモンが本気になって爆熱ゴッドフィンガーを出すと形勢は一瞬で逆転。爆熱ゴッドフィンガーを胸部に受けたガンダムゼブラは空中で大爆発していました。

過去にドモン・カッシュに敗れたガンダムファイター、ネオスペインのカルロス、ネオギリシャのマーキロット、ネオインドのチャントラ・シジーマ、ネオポルトガルのロマリオ・モニーニはなぜか4人で集まってゴッドガンダム対ガンダムゼブラの戦いを見ていました。そこにミケロ・チャリオットが現れます。そしてミケロはドモン・カッシュに仕返ししたかったら付いて来なと言って4人を誘い、4人はミケロの後に付いて行ってました。正々堂々と戦ってドモンに負けたのに「仕返し」したいなんて...ガンダムファイター失格だと思うけど...。

近くにいたアレンビー・ビアズリーはこの5人の行動が気になったみたい。こっそりと5人の後を追っていました...探偵みたい...。

ミケロに付いて行った4人は場所を変えてドモンに仕返しをするための話し合いを始めます。でも、カルロスだけはミケロの提案が気に入らなくて帰っていました。カルロスは「見損なうな」、「ガンダムファイターとしての誇りがある」と言って怒っていたけど...だったら「仕返し」するための話し合いなんかに最初から付いていかなければ良いのに...。何をするか分かっていて付い行ったのに今更な感じがする...。

その後、おじいさんの船にいたドモンのところにネオスペインのカルロスから電話がかかって来ていました。電話は重大な話があるから宿舎に来てくれとの内容でした。ドモンはネオスペインの宿舎に向かいます。ドモンに会うために船にやって来たアレンビー・ビアズリーも一緒に付いて行ってました。そしてドモンとアレンビーがネオスペインの宿舎の前に到着すると...ドモン達の目の前で、突然、ネオスペインの宿舎が大爆発...カルロスは怪我を負い、ドモンに重大な話を告げる事無く救急車で運ばれていました...。

ドモン・カッシュは状況を全く把握出来ない中、爆発現場の近くで怪しい人物を発見...ミケロ・チャリオットでした。ドモンはドモンに見つかり逃げ出すミケロの後を追います。そしてミケロが逃げ込んだ先の建物の中へと入って行くけど...ミケロが逃げ込んだと言うよりもドモンがミケロにに誘い込まれたような感じでした。

ドモン・カッシュとミケロ・チャリオットは建物の中で戦い始めます。ドモンはミケロの「銀色の脚」は既に見切っているみたいだったけど、ミケロの新技「虹色の脚」は、初めて見る技と言う事もあってか、防ぎきれずにいました。戦況は「虹色の脚」を見せたミケロが少し有利な展開のようでした。でも、戦況が有利なのにもかかわらず、ミケロは「戦いを楽しみにしている」と言い残してドモンの前から去って行きます...。あくまでもガンダムファイトでの決着を望んでいるみたい...。

ミケロ・チャリオットが去った後、アレンビー・ビアズリーは探偵活動で得た情報...バーでミケロとカルロスが言い争っていた事、ガンダムファイターが集まって相談していた事をドモン・カッシュに話します。話を聞いたドモンはミケロ達が話し合いをしていたお店のバーテンダーに聞き込み。そこにウォン・ユンファが現れ、ドモンとアレンビーは上の階の景色の良いお部屋に招かれていました。そこでウォン・ユンファは誰も聞いてもいないのに1人勝手にドモンの事について語っていました...ウォン・ユンファが何が言いたかったのか...姫にはよく分かりません...。

ウォン・ユンファと話す機会が出来たドモン・カッシュは、ガンダムファイトで一度敗れたチャップマンやミケロがなぜ大会に参加しているのかを聞きます。姫も気になっていた事です...でも、ウォン・ユンファは教えてくれませんでした。知りたければミケロを倒し本人から直接聞けと...。

ドモン・カッシュのガンダムファイトの次の相手はミケロ・チャリオットでした。

ドモン・カッシュのガンダムファイトの日。ドモンのゴッドガンダムとミケロ・チャリオットのネロスガンダムの試合が始まりました。ミケロはこの試合でドモンに復讐するつもりだったみたいだけど...こう言うのを逆恨みって言うのかな...。

試合はドモン・カッシュがミケロ・チャリオットに苦戦。ミケロの放った「虹色の脚」を受けて倒れた後、何度も踏み付けられていました。昔は楽勝だったのに...新型のゴッドガンダムに乗っていて手も足も出ないなんて...。

ドモン・カッシュの敗色が濃厚な中、ネオジャパンのブースにはアレンビー・ビアズリーが入って来ます。そして、アレンビーは相手には必ず隙が出来るからそのワンチャンスを狙うようにとドモンに指示。ドモンはネロスガンダムが拳から4本の爪を出してトドメを刺しに来た瞬間の隙を見逃さず、ネロスガンダムの攻撃を避け、踏み付けられていた状態からの脱出に成功していました。ゴッドガンダムはネロスガンダムに反撃。ネロスガンダムの頭部に拳を打ち込みます。ゴッドガンダムに頭部を攻撃されるとミケロ・チャリオットは目が赤くなり...ネロスガンダムは大爆発を起こしていました。

バリアの中はネロスガンダムの爆発で煙が充満して視界が悪い状態になり...その煙の中、突然、空から正体不明の鳥型の機体が飛来します。飛来した鳥型の機体はゴッドガンダムに攻撃を仕掛けて来て、更にガンダム型に変形...ゴッドガンダムに一方的に攻撃を加えていました。でも、ゴッドガンダムが爆熱ゴッドフィンガーを放つと鳥型ガンダムは鳥型に変形して空へと逃走...強いのか弱いのかよく分かりませんでした...。ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガーの炎は上空へと飛び去った鳥型ガンダムの後を追い、鳥型ガンダムに直撃。鳥型ガンダムは空中で爆発していました...鳥型ガンダムに乗っていたのはミケロ・チャリオットみたいでした。

試合が終わるとミケロ・チャリオットはネロスガンダムの残骸の横に転がっていました...。鳥型ガンダムに乗っていたと思ったのに...怪しい感じがします...。

一連の出来事の裏ではウォン・ユンファが糸を引いていて...何かが動き出したみたいでした。

夜のネオホンコンの空には大型コンテナが運び込まれていました。ウォン・ユンファ曰く「われらの夢のびっくり箱」らしいです。コンテナはウォン・ユンファの下に届けられ、その中にはデビルガンダムが収められていました。デビルガンダムはまだボロボロの状態だったけど、自己修復には時間がかかるのかな...。

ウォン・ユンファは自分が全宇宙の覇者であるために色々と画策しているみたい。デビルガンダムまで手に入れていました。

カラト委員長とミカムラ博士の話だとギアナ高地にデビルガンダムの回収に向かった(ネオジャパンの)部隊との連絡が途絶えたみたいだったけど...ウォン・ユンファがネオジャパンからデビルガンダムを横取りしたって事なのかな？

ドモン・カッシュの年齢は20歳のようです。

シュバルツ・ブルーダーは人の影から現れる事が出来るみたい。忍者と言うよりも既に超常現象のような存在になって来ているかも...。

ミケロ・チャリオットの新しい技「虹色の脚」は虹色に変色した脚によって蹴りを出し、綺麗な花火が上がったり、虹色の三日月状の光が飛んで行く技です。よく分からないけど「銀色の脚」よりは強いみたいです...。

爆熱ゴッドフィンガーの事をマーキロットは汚い技と言っていました。どの辺りがそなのか分からない姫には単に負け惜しみで悪口を言っているようにしか見えませんでした。

決勝大会開幕前にネオホンコンへと入ろうとしていたゴッドガンダムを妨害した4機の内の1機のようです。

鳥型と人型の可変型モビルファイターみたいです。人型形態の時には明らかにゴッドガンダムよりも大きく見えました。

そう言えば、鳥型ガンダムは突然上空から飛来してガンダムファイトのリングに姿を現していたけど...どうやってリングのバリアの中に入って来たのかな...。

ドモン・カッシュだけじゃなくて他の新シャッフル同盟のメンバー、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキーも暗殺されかかったみたいでした。

実際に映っていたのはネオポルトガルのロマリオ・モニーニがチボデー・クロケットの暗殺を試みた場面とネオインドのチャントラ・シジーマがサイ・サイシーの暗殺を試みた場面だけで、ジョルジュ・ド・サンドとアルゴ・ガルスキーが誰に襲われたのかは不明だけど、多分、ミケロ・チャリオットに唆されたガンダムファイターの仕業だと思います。

エンディングのミンとホイの上に「ハン」と言う名前が書かれていて、声優さんは「依田英助」とありました。これって26話の「老人」のところにあった声優さんの名前と同じなんだけど、と言う事はドモン・カッシュとレイン・ミカムラが泊まっている船のおじいさんの名前は「ハン」って事なのかな...。ミンとホイの名前の上に書かれている事からもそんな感じがします。