第38話「ドモン対アルゴ!突撃ボルトガンダム」の感想・レビュー

機動武闘伝Gガンダム 第38話「ドモン対アルゴ!突撃ボルトガンダム」

第38話「ドモン対アルゴ!突撃ボルトガンダム」はドモン・カッシュ、アレンビー・ビアズリー組とアルゴ・ガルスキー、アンドリュー・グラハム組のタッグマッチのお話。

アルゴ・ガルスキー対アンドリュー・グラハム

アルゴ・ガルスキーのボルトガンダムとアンドリュー・グラハムのランバーガンダムのガンダムファイトが行われました。その中でアルゴ・ガルスキーはハイパーモードを発動させてガイアクラッシャーと言う新必殺技を繰り出していました。そしてガイアクラッシャーで出来た岩柱に挟まれて動けなくなったランバーガンダムの頭部をグラビトンハンマーで捉えて...勝負あり。アルゴ・ガルスキーが勝利を収めていました。これでアルゴとグラハムの因縁の決着が付いたかと思ったら...グラハムはアルゴの事をまだ許す気にはなれないみたいでした...。

ウォン・ユンファの企み

ウォン・ユンファはデビルガンダム復活のために求める最強のファイターはドモンではないと東方不敗に話していました。そしてそれはアレンビー・ビアズリーであると...。東方不敗はその考えには賛成出来ないみたいだったけど、ウォン・ユンファは次の対戦カードでそれを証明すると言っていました。

対戦カードの決定

次の対戦カードはドモン・カッシュとアレンビー・ビアズリー対アルゴ・ガルスキーとアンドリュー・グラハムに決定します。

それを知ったドモン・カッシュはネオカナダの宿舎へと向かいます。ドモンはアルゴ・ガルスキーとの戦いをアンドリュー・グラハムに邪魔して欲しくなみたいでした。でも、アンドリュー・グラハムは、妻の一件が事故だと知った後も...それはネオロシアの報告であって本当かどうかは分からないと思っているみたい。アルゴが無実かどうかは自分の手で決めると言っていました。アンドリュー・グラハムはまだアルゴの命を狙っていて、おとなしくタッグを組む気は無いみたいでした。

ネオホンコンの施設ではウォン・ユンファに呼び出されていたベルイマン博士がバーサーカシステムにかけられていました。このバーサーカシステムはネオスウェーデンから盗んだものではなくてネオホンコンが開発に成功したものみたいでした。ウォン・ユンファはベルイマン博士にアレンビー・ビアズリーを操れる脳波の周波数を聞き出そうとしていました...バーサーカシステムを使って拷問をかけながら。

試合前夜。ナスターシャはチャイナドレスを着てアルゴをお食事の席に誘っていました。それをナスターシャはアルゴに対する謝罪だと言っていました。空を見るとそこにはアルゴ・ガルスキーの海賊仲間を乗せたネオロシアの宇宙船が飛んでいました。ネオロシアがアルゴに対する人質として用意したもののようです...。ネオロシアはアルゴとナスターシャの事を全く使用していないみたいで、ナスターシャはそれには腹を立てているようでした。そう言えば、アルゴにアルゴの仲間、ミハエル、リムスキー、ベーリング、セルゲイ達が捕らえられている立体映像を見せた時もナスターシャはあまり乗り気ではなかったみたい...。

ナスターシャはアルゴ・ガルスキーに明日のドモン・カッシュ戦に必ず勝てと、必要ならアンドリュー・グラハムも一緒に叩き潰せと言います。そして1つの勝利は二人の勝利だと言い、勝利を誓ったアルゴはお魚にかぶりついていました。

ガンダムファイト

試合の日。ガンダムファイト決勝大会会場にはゴッドガンダム、ノーベルガンダム、ボルトガンダム、ランバーガンダムの4体のガンダムが揃い、試合開始の合図を待っていました。試合開始前、アルゴ・ガルスキーとの一対一の戦いを望むドモン・カッシュはアレンビー・ビアズリーにアンドリュー・グラハムを抑える役を頼んでいました。

試合開始と共にアルゴ・ガルスキーはハイパーモードを発動させ、ガイアクラッシュを繰り出します。そのガイアクラッシュによってゴッドガンダムとボルトガンダムの周りを囲むように無数の岩柱が地面から隆起していました。そしてドモン・カッシュとアルゴは岩柱の山に囲まれた2人だけのリングで一騎打ちを始めます。ゴッドガンダムとボルトガンダムを囲んでいる山の上にはアンドリュー・グラハムのランバーガンダムがいて、2人を見ていました。

アレンビー・ビアズリーはアンドリュー・グラハムがドモン・カッシュとアルゴ・ガルスキーの戦い邪魔するならば阻止しようと岩柱を登っていたけど、そこにウォン・ユンファによってバーサーカシステムの光線が照射されます...。それを見た東方不敗(マスターアジア)はウォン・ユンファの下へと駆けつけて問答無用でバーサーカシステムの照射を止めようとします。でも、東方不敗は肝心な時に咳き込んでしまい、バーサーカシステムを止める事が出来ず...アレンビー・ビアズリーはバーサーカ化していました...。

山の上にいたアンドリュー・グラハムは自分なりに何かを見極めようとドモン・カッシュとアルゴ・ガルスキーの戦いを観戦していました。ゴッドガンダムとボルトガンダムはサーベルとグラビトンハンマーで戦っていたみたいだけど、両者武器を失った後、お互いの必殺技で決着をつけに行きます。アルゴ・ガルスキーはハイパーモードを発動させ、アルゴとボルトガンダムは金色になった状態からガイアクラッシャー、ドモンとゴッドガンダムは通常色の状態から爆熱ゴッドフィンガーを放ちます。

ボルトガンダムのガイアクラッシャーによってボルトガンダムの機体前面にはいくつもの岩柱が作り出されるけど、ゴッドガンダムはその岩柱を爆熱ゴッドフィンガーで次々に破壊しながら突進...そしてボルトガンダムまで辿り着いてボルトガンダムの頭部を掴んでいました。でも、アルゴ・ガルスキーはこれからがガイアクラッシャーの本当の威力だと言い、ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガーを放っている手を両手の拳で挟みます。その衝撃でゴッドガンダムの腕には亀裂が入っていました。

アルゴ・ガルスキーは最初から相打ち覚悟、死ぬ覚悟で戦っているみたい...「もしもの時は仲間の事は頼む」とナスターシャに言い残し、ボルトガンダムの頭部を破壊されてもドモン・カッシュを倒そうとしていました。そしてそのアルゴの姿を見たアンドリュー・グラハムはアルゴが事件の時に妻の命を救おうとしていたと言う事を思い出します。アンドリュー・グラハムはこれでアルゴの事を信じたようでした。

爆熱ゴッドフィンガーとガイアクラッシャーが激突している中、ドモン・カッシュはボルトガンダムの機体の右脚部が弱っているのを見抜きます。そしてドモンが「ゴッドフィールドダッシュ」と叫ぶと、ゴッドガンダムの背中の輪から炎が回転して後方へと流れ出します。それで爆熱ゴッドフィンガーの突進力が向上したのか、ボルトガンダムの右脚部は破損し、ボルトガンダムはその場に倒れていました。ボルトガンダムが右脚部を損傷したのはガイアクラッシャーの負担によるところみたい...ナスターシャは機体の不備が出たと言っていました。

ドモン・カッシュとアルゴ・ガルスキーの戦いは終わり、アルゴはシャッフル同盟としてドモンと共に戦う事を誓っていました。

アレンビーの暴走

ドモン・カッシュとアルゴ・ガルスキーの決着がついたところにバーサーカ化したアレンビー・ビアズリーのノーベルガンダムが岩柱を破壊して現れます。不必要に岩柱を破壊しているようにも見えたけど...。

そしてアレンビー・ビアズリーはアルゴ・ガルスキーのボルトガンダムをドモン・カッシュの敵と認識。ゴッドガンダムとの戦いで既に動けなくなっているボルトガンダムへと突進して行きます。突進するノーベルガンダムの前にアンドリュー・グラハムのランバーガンダムが割って入り、ボルトガンダムの盾になったためボルトガンダムは無事だったけど、変わりに攻撃を受けたランバーガンダムはノーベルガンダムの腕で胴部を貫かれていました...。アンドリュー・グラハムがアルゴの助けに入ったのはアルゴの拳がアンドリュー・グラハムの心を目覚めさせたと言う事のようでした。アンドリュー・グラハムはアルゴに済まないと謝罪し、その後、胴部を貫かれていたランバーガンダムの機体は大爆発していました。

最後に映った場面ではノーベルガンダムは炎に包まれていて...ボルトガンダムとゴッドガンダムは爆発によるダメージ無し...大爆発の元と見られるランバーガンダムの機体も消滅せずに原型を残していました。凄い爆発だったけど一体何が爆発したんだろう?

流れ星

ナスターシャが言うには流れ星はコロニーでは不吉を意味するもののようです。

ガイアクラッシャー

ガイアクラッシャーはアルゴ・ガルスキーがギアナ高地で会得した必殺技で、地面を叩いて沢山の岩柱を作り出す技です。あと、ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガーを左右から挟むのも「ガイアクラッシャー」って言うみたいでした。

ゴッドフィンガーは「爆熱ゴッドフィンガー」だけど、ガイアクラッシャーは繰り出す時には「炸裂ガイアクラッシャー」って叫ぶみたい...。でも、「炸裂」って爆発や破裂する事を指す言葉のような気がするんだけど...「炸裂ガイアクラッシャー」は姫には意味不明に聞こえます...。

東方不敗(マスターアジア)

東方不敗はここ最近咳き込む事が多くて病状が悪化しているように見えます。

お箸が苦手?

アルゴ・ガルスキーはお箸が苦手なのかナスターシャの出したお魚にかぶりついていました...。

バーサーカシステム

ネオスウェーデンのバーサーカシステムはベルイマン博士がいないと動かせないみたいです。

リングのバリア

アンドリュー・グラハムの機体が大爆発を起こした時に爆風や爆風に飛ばされた岩の破片が周囲にいたナスターシャ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、レイン・ミカムラのところにまで達していたけど...リングの周りに張り巡らされているはずのバリアは機能していなかったのかな?

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