第四十八話「ロザミアの中で」はアクシズのグラナダ落下を巡る攻防の中でロザミアが散るお話。

アーガマはアクシズのグラナダへの落下を阻止するためにグリプスIIからアクシズにきていました。でもアーガマだけではグリプスの進路を変更する事は無理だったので、アクシズ内部の通信施設からグリプスIIに連絡してコロニーレーザーでアクシズを狙う事に。コロニーレーザーは見事アクシズに命中してアクシズは進路を変えてグラナダから逸れて行きました。今回はグラナダのみんなは避難してたのかな...？ともあれグラナダとグラナダのみなさんが無事でよかったと思います。

ロザミアはアーガマを落とすためにドゴス・ギアから紫色の新型のサイコガンダムに乗って出撃。ロザミアの精神を安定させるためにお兄ちゃんが必要だったみたいで、ゲーツ・キャパ大尉がロザミアの新しいお兄ちゃんになっていました。「お兄ちゃん」を口にする率が前よりも増えていたような感じがするけど...気のせいかな。

ロザミアはカミーユの事をまた忘れていました。あと、アクシズ内部の商店街でファに会ったけどファの事も忘れていました...。

ファの持っていたヨーヨーが上下するのを目で追うロザミアやそのあと「お兄ちゃ～ん」と言いながら涙を流して走り去るロザミアの姿は...とっても変な人に見えました...。姫にはついていけません...。

最後はカミーユのZガンダムにサイコガンダムの頭部(コックピット)を撃ち抜かれてお亡くなりに...ロザミアはフォウと同じくらい可愛そうな人だったと思います...いくら戦争のためとは言っても...姫は強化人間反対です...。ロザミアの最後(死の間際)の言葉は「見つけた、お兄ちゃん」でした...。

カミーユはZガンダムで出撃してロザミアの乗る紫色のサイコガンダムと交戦。ロザミアとは戦いたくないみたいだったけど...最後はアーガマに迫るサイコガンダムを止めるために仕方無くサイコガンダムの頭部、コックピットを撃ち抜いてサイコガンダムを戦闘不能状態に追い込んでいました...。姿、形はフォウの乗っていたサイコガンダムとは違ったけど、一応サイコガンダムなんだからビームの類は効かないだろうと思っていたら...効いたみたいです。

カミーユはロザミアからフォウ・ムラサメの声が聞こえたり、ロザミアの姿がフォウ・ムラサメの姿に見えたりで...大変でした...。カミーユ、疲れているのかな...？それとも別の何かがカミーユにそれを見せていたの...？カミーユがロザミアのサイコガンダムにフォウだけじゃなくサラまで見ていたところがあったけど...、サラは強化人間じゃないよね？何で出てきたんだろう？戦争に振り回された可愛そうな女の子って事でロザミアやフォウと重なったのかな？そのサラもなぜかフォウの声で喋ってたような気がしたけど...謎がいっぱいです。

前話の次回予告でサイコガンダムって言ってたし、ブライトさんもそれっぽい事を言ってから「サイコガンダム」なんだとは思うけど...色は紫色になってるし、顔もガンダムと言うよりは悪魔みたいな顔になっていました...。

紫色のサイコガンダムは全身のあちこちから一度に沢山のビームを出していて、前の黒いサイコガンダムよりも火力が高そうでした。あと、ずっとモビルスーツ形態だったけど...黒いサイコガンダムみたいに可変型じゃないのかな...？ちょっと気になりました...。(後の追記。姫が勝手に呼んでいた「紫色のサイコガンダム」の本当の呼び名が「サイコガンダムMk-II」である事があとで判明...ちょっとスッキリです。)

ゲーツ・キャパ大尉は離れたロザミアを感じ取っていたみたいだったけど...強化人間のかな？でも強化人間にしては精神が安定しているような気が...。ロザミアが死んだ時はいきなり叫んで...「様子がおかしい...」って言われていたけど...でも、それまでは全然普通だったし...他の強化人間に比べたら安定性は高い方だと思う...。ニュータイプ部隊って事になってるみたいだから...ゲーツ大尉がニュータイプだとか...？だったらニュータイプの方を前線に送り込むべきだよね...。もしかしてロザミアの事を感じ取る能力に絞って強化していて、部分的な強化だから不安定になり難いとかなのかな...？

ロザミアが紫色のサイコガンダムに乗ってアーガマを落としに向ったあと、パラス・アテネに乗ったレコア・ロンド率いる20機のモビルスーツ隊がドゴス・ギアに攻撃を仕掛けてきました。ドゴス・ギアはパラス・アテネにブリッジを撃ち抜かれて沈み、ドゴス・ギアで指揮を執っていたバスク・オム大佐は亡くなっていました。パプテマス・シロッコが送り込んだみたいだったけど...内部分裂って事？シロッコにとってバスク・オムは邪魔者だったのかな？

ヤザンの乗っていると思われるハンブラビはドゴス・ギアの轟沈に巻き込まれずに脱出していたみたいです。