第50話「憎しみが呼ぶ対決」の感想・レビュー

機動戦士Vガンダム 第50話「憎しみが呼ぶ対決」

第50話「憎しみが呼ぶ対決」は地球に降りたエンジェル・ハイロウを巡る攻防戦のお話。ジャンヌダルク、リーンホースJrが特攻の末に沈んでいました...。

エンジェル・ハイロウを巡る攻防

リガミリティアは地球に降下を果たしたエンジェル・ハイロウを叩くために行動を開始。ウッソ・エヴィンはハロとシャクティ・カリンを乗せてV2アサルトで発進していました。ジャンヌダルク率いる艦隊はムッターマ・ズガン艦隊を引き受けて、ウッソたちリーンホースJr隊のモビルスーツ部隊はエンジェル・ハイロウを目指します。

ウッソたちがエンジェル・ハイロウを目指していると前方にカテジナ機が現れ、ウッソたちに向って大型ビーム砲を発射してきます。ウッソはカテジナ機から放たれたビームにV2アサルトのメガビームライフルのビームを当てるけど...そのせいでカテジナ機から放たれたビームは拡散...。ウッソはシャクティの指示で咄嗟に光りの翼を広げるけど...、拡散したビームで味方のジャベリン、クラップ級、旗艦ジャンヌダルクが被弾していました...。もっといい防ぎ方なかったのかな...ウッソ・エヴィン...。

カテジナ機の大型砲の分散したビームをエンジンに被弾したジャンヌダルクは敵ザンスカール帝国軍の守りに穴を空けるために特攻をかけます。ムバラク艦長は若い者たちを退艦させて自らはブリッジに残り、運命を船と共にする覚悟みたいでした。でも...そのムバラク艦長が横を見ると...そこにはさっきまでいたはずのジン・ジャハナム(ハンゲルグ・エヴィン)の姿がありませんでした。ウッソのお父さんはムバラク艦長を置いて一人脱出したみたいでした...。ムバラク艦長に一言も言葉をかけないで逃げるように姿を消すのは...ちょっと嫌かも...器が小さいのかな...。ジャンヌダルクは特攻の途中にクロノクルのコンティオタイプにブリッジを破壊されていました...。

戦闘中にジャンヌダルクが沈んだ事を聞かされたウッソだったけど...そのまま戦闘続行。シュラク隊と共に敵陣に攻め込んで、エンジェル・ハイロウの守りについていたモトラッド艦(アドラステア)のブリッジを光の翼で切り落として沈めていました。あの小さな機体から出ている光の翼がデンドロビウム(ガンダム試作三号機)の大型ビームサーベル並みの攻撃力だなんて...ちょっと信じられません...。何か特別な仕組みがあるのかな...。

ウッソのV2ガンダムはエンジェル・ハイロウに取りついて、エンジェル・ハイロウの外壁の穴からエンジェル・ハイロウの中に。その間、外壁の穴の前でフラニー、ミリエラの二機のVガンダム・ヘキサが守りについていました...。でも、これって逆に目立つと思う...敵が見たら「そこに何かある」って思われちゃうよ、きっと...。

シャクティ・カリンはキールームに到着。そこにいたザンスカール帝国の人間たちを言葉で納得させて、それから祈りに入っていました。よく分からないけど、エンジェル・ハイロウの秘めたる力を発揮させて戦いを止めさせるために祈るみたいです。シャクティがサイキッカーに平和を説くとエンジェル・ハイロウは発光し始めて、そして戦場に歌声が響いていました...。

戦場に響くシャクティの歌に不快感を感じたカテジナ・ルースはエンジェル・ハイロウを狙撃。そのカテジナ機を見たフラニーは味方してくれていると思って接近するけど...カテジナ機に不用意に近づいたフラニーのVガンダム・ヘキサはカテジナ機の大型ビーム砲で横殴りされて...爆発...フラニーは亡くなっていました...。そしてフラニーのVガンダム・ヘキサを目の前で落とされたミリエラがカテジナ機に攻撃を仕掛けて行くけど...カテジナ機のトサカから出された大きなビームの刃で機体を貫かれて...ミリエラも亡くなっていました...。

カテジナ・ルースは鬱陶しい歌を止めるためにエンジェル・ハイロウのリングに潜入。そしてウッソ・エヴィンとV2ガンダムの前に出ます...。カテジナは自分に話しかけてきて戦うのを辞めさせようとしてくるウッソに苛立ち、生身のウッソにビームライフルの銃口を突きつけていました...。姫なら突きつける前にウッソとV2ガンダムの姿が見えた瞬間に引き金を引いてるけど...カテジナ・ルースはいつも甘いような気がする...。

ウッソの危機を目にしたハロはV2ガンダムをコントロールしてカテジナ機を頭部バルカンで攻撃しながら詰め寄ります。ウッソはその隙にV2ガンダムのコックピットに飛び乗り、そのまま押し切ってカテジナ機を抜いていました。そう言えば...どうしてカテジナ・ルースはリングに潜入したのかな...歌を止めたいだけならリングに潜入しないで外からキールームを破壊して終わりだと思うけど...それだとダメなのかな...。

クロノクルはジャンヌダルクを落としたあとリーンホースを狙っていました。そしてビームライフルでリーンホースJrのブリッジを捕らえるけど...その時にカテジナ・ルースの呼ぶ声が聞こえて、クロノクルは一瞬躊躇...そこをオデロ、トマーシュのガンブラスターに邪魔されて狙いが逸れ、ブリッジ直撃のはずがリーンホースJrのエンジンにビームが当たっていました...。そのあとクロノクルはモビルスーツ隊が守りについたリーンホースJrを諦めてカテジナの元へと向っていました...。クロノクルはカテジナの声に躊躇していたけど...姫なら目の前の目標を撃ってから考えると思う...。みんな戦場で何を一番優先させるべきかを忘れているような気がするよ~。

クロノクルのコンティオタイプのビームをエンジンに被弾したリーンホースJrはエンジン切り離して、ゴメス、偽のジン・ジャハナム、オーティス、ロメロ、レオニードのお年寄り以外の総員を退艦させます。そしてリーンホースJrはビームシールドを展開しながら敵陣に向って特攻をかけていました...。

敵モトラッド戦艦に近づいたリーンホースJrはビームシールドを解いて、それをビームレブに変更して敵艦に一直線...。ロメロ、レオニードはボロボロのガンイージーに乗ってリーンホースJrの上でビームを出していたけど...ゾリディアに落とされて...お亡くなりに...。そしてリーンホースJrのブリッジも敵の青と黄色のモビルスーツ(名前が未だに不明)に破壊されていました...。それでもリーンホースJrの前進は止まらず...モトラッド戦艦の横腹にビームレブを突き刺して、モトラッド戦艦を沈める事に成功。戦場では大爆発が起こりモトラッド艦隊は全滅していました...。

ジャンヌダルクが沈んで、リーンホースJrが沈んでもシャクティ・カリンはキールームで淡々とお祈りを続けていました...。そしてシャクティの祈りのお陰か、エンジェル・ハイロウからは金色の光の球が放出され出し、リングの接合が外れて行き、エンジェル・ハイロウは解体されて行きます...。エンジェル・ハイロウから出ていた謎の光の球は「暖かい光」みたいです...。「逆襲のシャア」でアクシズを包んだ緑色の謎の光みたいなものなのかな...。

ウッソ・エヴィンはカテジナ機を振り切ったあとエンジェル・ハイロウの外へと出ていました。そのウッソの前にクロノクル機がやってきて...そしてシャクティの祈りが続く中、ウッソとクロノクルが一騎打ちを始めます。そこにコニーの乗るVガンダム・ヘキサがウッソの援護にやってきます...でもウッソの援護に入ろうとしたところを...カテジナ機に妨害されていました。カテジナ機はどう言う仕組みか分からないけど機体の外側の輪郭線が黄色く光っていました...。カテジナ・ルースはウッソとクロノクルの一騎打ちの邪魔をしようとするそのコニー機をあっさりと撃墜...。カテジナ機に搭乗機を沈められたコニーは亡くなっていました...。

邪魔者を排除したカテジナ・ルースは二人の男の戦いを高笑いしながら観戦してたけど...常軌を逸した感じで...怖くて近寄り難い感じでした...。フラニー機を撃墜した時にフラニーに「とち狂ってお友達にでもなりにきたのかい?」って言ってたけど...姫にはカテジナ・ルースの方が狂ってるように見えました...。ウーイッグのカテジナ・ルースはもういないみたい...続きます。

ハロ

ハロはV2ガンダムのコントロールを任されていました。そしてウッソのピンチにV2ガンダムを動かしてウッソを助けていました。偉いです。今までのハロの中で一番戦いの役に立ってるかも...。

リグ・コンティオ

クロノクル・アシャーが乗っていたコンティオタイプは、多分、前にクロノクルが名前を出していた「リグ・コンティオ」だと思うけど...名前ははっきりしません。リグ・コンティオの肩の大型ビーム砲はV2ガンダムのシールドを破壊する威力がありました。

クロノクル・アシャー

クロノクル・アシャーはリグ・コンティオに乗って戦闘に参加。特攻をかけるジャンヌダルクのブリッジを破壊して特攻を阻止したり、リーンホースJrのエンジンを破壊したり...の活躍でした。最後はウッソのV2アサルトとの一騎打ちを演じていました。

V2アサルト

アサルトパーツを装備したV2ガンダムの事をV2アサルトって言うみたいです。バスターパーツを装備したパッケージをV2バスターって言うのと同じみたい。

シャクティ・カリン

シャクティ・カリンは再びエンジェル・ハイロウのキールームに入ってお祈りしていました。シャクティの祈りによって戦場に歌声が響いたり、エンジェル・ハイロウから黄色の光の球が出たりしていました。

シャクティは戦闘の中でカテジナ機の放った大型ビーム砲のビームを感じ取っていたけど...やっぱりちょっとニュータイプなのかも...。

エンジェル・ハイロウ

エンジェル・ハイロウはサイキッカーたちがバッテリーとなってマリアとシャクティの祈りを放出していました。

シャクティがキールームに入って祈り始めたあとは、光の球を放出して、リングの接合を外していました。

ジン・ジャハナム

シャクティ・カリンが言うにはジン・ジャハナム(ハンゲルグ・エヴィン)はシャクティをを死なせたがっているみたいです...真の敵はシャクティだと思っているみたい。

ジン・ジャハナム(ハンゲルグ・エヴィン)はジャンヌダルクが敵陣に特攻をかける中、ムバラク艦長以下、ジャンヌダルクに残ったクルーたちを置き去りにして一人でどこかに逃げ出していました...。「こんなところでお前らなんかと死んでられるか...」って事なのかな...。でも、黙って姿を消すのは良くないような気がする...死にたくないなら死にたくないでちゃんと艦長さんに説明してから脱出すればいいのに...。ハンゲルグ・エヴィンは器が小さいです...。

サラミス級

サラミスは宇宙専用の軍艦かと思っていたら...いつの間にか大気圏内を自在に飛びながら戦闘に参加できるようになっていました...。これも技術の進歩のお陰なのかな...。

オーバーハングキャノン

マーベットの乗っていたV1ガンダムのオーバーハングキャノンがあったりなかったりでした...姫の気のせいなのかな...それとも見えないところで素早く取ったり付けたりしてたのかな...。

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