第47話「激突する宇宙」はミリアルド・ピースクラフト率いるホワイトファングとトレーズ・クシュリナーダ率いる世界国家の戦闘が開始されるお話。リーブラの主砲にピースミリオンが突撃していました。

ホワイト・ファングと世界国家の両軍の戦闘が開始されていました。

ヒイロ・ユイとリリーナ・ピースクラフトはまだリーブラの中に残っていました。ヒイロ・ユイはトレーズ軍がリーブラを沈めるのは難しいと考えていて、トレーズ軍が敗れた後、残ったリーブラを自分の手で破壊するために両軍の決着がつくまでリーブラに隠れているつもりのようでした。リリーナ・ピースクラフトはまだ両者の戦いに反対みたいだったけど、両者の「自ら血を流す覚悟」を尊重したヒイロ・ユイはこの戦いを止めるつもりは無いようです...後始末担当です。

ホワイト・ファングと世界国家の戦況は五分五分でした。でも、これはリーブラの主砲が回復していないからで、主砲が回復したなら戦況はホワイトファング有利に傾くのは間違いないようです。

今のところは両軍が五分五分、この先このままだったらホワイトファング有利と言う中で、ピースミリオンはリーブラを相手に戦う事を決めていました。ホワイトファングは宇宙コロニーの一部の意見を主張しているだけで全体意思としての代表ではないと言う事と、トレーズ・クシュリナーダ(世界国家)の戦っている相手はリーブラとモビルドールであって宇宙コロニーではないと言う事から現状で排除すべき脅威はホワイトファングと言う結論に至ったようです。

ホワイトファングと戦う事を決めたピースミリオンはリーブラに向けて発進します。それに対し、リーブラからはミリアルド・ピースクラフトの乗るガンダムエピオンが3機のビルゴを引き連れて出撃していました。ピースミリオンはルクレツィア・ノインの白トーラスをピースミリオンの護衛に残し、デュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘル、トロワ・バートンのガンダムヘビーアームズ、カトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロック、五飛のアルトロンガンダムの4機がガンダムエピオンを相手に交戦するけど、3機のビルゴを上手く防御に使いながら戦うミリアルド・ピースクラフトに苦戦、中でもカトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロックは集中攻撃を仕掛けられていました。ミリアルド・ピースクラフトは最初に「頭」を叩いておきたかったみたい。

ミリアルド・ピースクラフトが出撃した後のリーブラではカーンズが指揮を執っていました。そのカーンズはリーブラを地球へと向けて発進させます。戦力も無いだたの補給基地となっている資源衛星MO2を迂回して地球への到達を目指すようでした。リーブラが地球へ向けて進み始めた事を知ったピースミリオンはリーブラを止めるためにピースミリオンをリーブラへと向かわせます。ピースミリオンはリーブラの主砲を黙らせるためにピースミリオン自体を武器にするつもりみたい。非戦闘員を脱出させていました。

ガンダムチームと交戦中だったミリアルド・ピースクラフトはビルゴをガンダムチームの足止めに使って自身はリーブラを目指すピースミリオンを止めるためにピースミリオンへと向かいます。ピースミリオンへと向かったミリアルド・ピースクラフトの前にはルクレツィア・ノインの乗る白トーラスが立ちはだかるけど、ミリアルド・ピースクラフトのガンダムエピオンが迫る中でルクレツィア・ノインは構えていた砲を下ろし...ゼクス・マーキスは無抵抗を示す白トーラスに斬りかかるものの機体を斬り付ける寸前でビームサーベルを逸らしていました...。ルクレツィア・ノインにはゼクス・マーキスを撃つ事が出来ず、ゼクス・マーキスにはルクレツィア・ノインを斬る事が出来ないみたい...。ガンダムエピオンが抜けた後のビルゴ隊はガンダムチームによって破壊され、ルクレツィア・ノインの白トーラスを撃墜出来なかったゼクス・マーキスは自分の甘さに腹を立てながら後退していました...。

ゼクス・マーキスが後退した後、ピースミリオンはリーブラに接近し、リーブラの主砲目掛けて突撃を開始します。リーブラは全砲門を開いてピースミリオンを撃ち落そうとするけど、ピースミリオンはリーブラの砲撃に構わずにブースターを点火...加速をかけてリーブラの主砲に激突し、主砲の破壊に成功していました。

リーブラの主砲が破壊された事でミリアルド・ピースクラフトの望む勝利はなくなったかのように見えたけど、リーブラのエンジンの被害は若干であり、リーブラがまだ70パーセントの出力で移動する事が出来ると言う事を確認したミリアルド・ピースクラフトにはまだ打つ手が残っているみたいでした。

主砲を失ったリーブラに対し、ガンダムチームはリーブラの内部から制圧を目指します。モビルドールの制御システムを破壊してホワイトファングに投降を呼びかけるつもりのようでした。

デュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナーの3人は予定通りにリーブラに侵入。五飛とルクレツィア・ノインは個人的な用事があるみたいで、リーブラの制圧を3人に任せ、チームを離れて単独行動を取っていました。

突撃したピースミリオンでは全員脱出の準備を始めていました。資源衛星MO2に拾ってもらうみたいです。

ピースミリオンがリーブラの主砲を破壊した後、五飛はリーブラの制圧を仲間に任せて1人で戦場へと向かい、トレーズ・クシュリナーダに手を貸してホワイトファングのモビルドールを倒していました。五飛はこの戦いが終わったらトレーズ・クシュリナーダとの決闘を望んでいるみたいです。

ルクレツィア・ノインはリーブラの主砲が破壊された後、ガンダムチームと一緒にリーブラの制圧に向かうけど、リーブラに辿り着いたところでガンダムチームから離れ、1人でゼクス・マーキスの下へと向かっていました。そしてゼクス・マーキスを見つけたルクレツィア・ノインは邪魔はしないから側にいさせて欲しいとゼクス・マーキスに願い出ていました。

ヒイロ・ユイとリリーナ・ドーリアンはピースミリオンがリーブラの主砲に激突した後、ピースミリオンに向かい、そこでヒイロ・ユイはウイングゼロに乗り込んでいました。出撃するつもりのようです。

リーブラに侵入したデュオ・マックスウェルはヒイロ・ユイが監禁されている部屋だと思って開けた扉の奥で5人のガンダムの技師達を発見していました。

リーブラに侵入したカトル・ラバーバ・ウィナーはドロシー・カタロニアと再開。そこでドロシー・カタロニアに銃口を向けられ、発砲されていました。

ガンダムの技師達が言うには、ゼクス・マーキスが今回の行動に出たのは地球に衝撃を与えたかったからであり、それによって戦争への恐怖と平和への切望を呼び覚ます事が目的だったようです。

ガンダムの技師達はリーブラの建造とメリクリウス、ヴァイエイトの再開発にも関わっていたみたい。

リーブラの主砲が連続して撃てないのは技師達が細工をしておいたからで、意図的な設計ミスのようです。

トレーズ・クシュリナーダは全てのモビルドールを破壊するためにトールギスに乗って戦っていました。