第41話「バルジ攻防戦」の感想・レビュー

新機動戦記ガンダムW 第41話「バルジ攻防戦」

第41話「バルジ攻防戦」はホワイトファングと宇宙のオズ軍との戦いの中でオズの宇宙支配の象徴でもある宇宙要塞バルジが沈むお話。

宇宙要塞バルジ

オズの宇宙要塞バルジはホワイトファングのモビルドール部隊の襲撃を受けていました。オズはこのモビルドール部隊に対してあるだけのレーザー砲を持たせてトーラス全機で応戦に当たります。敵モビルドール・ビルゴの防御フィールドの前にはビームは効かないけどレーザー砲は有効なようです。調整不足のようだったけどビルゴの防御フィールドを相手にせずにビルゴを落としていました。

ホワイトファングからはミリアルド・ピースクラフト指令のガンダムエピオンが出撃。後方での指揮をセディチに任せて宇宙要塞バルジの戦線に加わっていました。

ピースミリオンからはルクレツィア・ノインがデュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナーの3人をお供に連れて宇宙要塞バルジへと向かって出発します。ルクレツィア・ノインはゼクス・マーキスに会って直接その真意を確かめたいみたい。

ゼクス・マーキスに会うために宇宙要塞バルジへと向かったルクレツィア・ノイン、デュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナーは、その後、何事も無く宇宙要塞バルジの戦闘宙域の近くまでやって来ます。そこでトロワ・バートンは近くの民間コロニーの守りに向かい、残りの3人でミリアルド・ピースクラフトを探す事になります。でも、3人がミリアルド・ピースクラフトを探すために宇宙要塞バルジの戦闘宙域に向かおうとすると...突然、ガンダムエピオンが3人の前に姿を現します。乗っているのはミリアルド・ピースクラフト...探す手間が省けたみたいです...。

オズとホワイトファングの戦闘はオズ軍が押され気味のようで、オズはバルジ砲を撃つ準備を進めていました。そして充填率80パーセントの状態でバルジ砲を発射。バルジから発射された光はホワイトファングのビルゴ隊と指揮を執るセディチ大佐の船を飲み込み、更にその向こうにある民間コロニーにも被弾していました。ゼクス・マーキスのガンダムエピオン、ルクレツィア・ノインの白トーラス、デュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘル、カトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロックもバルジ砲の軸線上にいたけど、この4人は間一髪のところでバルジ砲のビームを避ける事が出来ていました。コロニーの守りに向かった入ったトロワ・バートンはも何も出来ずにコロニーの被弾を目にしていました。

バルジ砲の発射の後、ゼクス・マーキスはルクレツィア・ノイン達に攻撃を仕掛けて行きます。そしてデュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘルとカトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロックがガンダムエピオンを相手に戦うけど...ウイングゼロと同等の性能を持ったガンダムエピオンを相手に勝てないでいました...。

宇宙要塞バルジでは再びバルジ砲を発射するための準備が進められていました。デュオ・マックスウェルとカトル・ラバーバ・ウィナーはガンダムエピオンに苦戦していたけど、ルクレツィア・ノインの白トーラスがガンダムエピオンを後ろから羽交い絞めにした隙にバルジ砲の発射を止めに宇宙要塞バルジへと急いで向かいます。ガンダムエピオンを羽交い絞めにしているルクレツィア・ノインはここで当初の目的であったゼクス・マーキスの真意、リリーナ・ピースクラフトに敵対する事の真意をゼクス・マーキスに尋ねます。でも、ゼクス・マーキスから帰って来た答えはルクレツィア・ノインの知っているゼクス・マーキスからは考えられないものでした。ゼクス・マーキスの心の内はゼクス・マーキスの行動の示すままのものであり...ゼクス・マーキスは地球を敵として考えているようでした...。真意をルクレツィア・ノインに告げたゼクス・マーキスは白トーラスの羽交い絞めを解いてルクレツィア・ノインの下から飛び去っていました。

デュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘルとカトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロックは宇宙要塞バルジを目指すけど...オズのトーラス隊に引っかかり、バルジ砲の発射までに宇宙要塞バルジに辿り着くのは難しそうでした。その中、ミリアルド・ピースクラフトのガンダムエピオンがトーラス隊を抜けて飛んで行き、宇宙要塞バルジのブリッジとそれに続く外壁を破壊。宇宙要塞バルジはガンダムエピオンのビームサーベルの一太刀で大爆発を起こして沈んでいました。ブリッジと一部の外壁を破壊されただけでそれ以外の部分まで爆発を起こして沈むなんて...意外と脆いような気がする...。

ヒイロ・ユイ

ヒイロ・ユイはウイングゼロで基地を襲撃し、宇宙へ上がるためのシャトルを手に入れていました。そして、そこにやって来たサリィ・ポゥから一緒に持って行くようにとガンダムヘビーアームズを渡されていました。

サリィ・ポゥ

宇宙に上がろうとしているヒイロ・ユイにガンダムヘビーアームズを渡していました。探し出したみたいです。

トーレズ・クシュリナーダ

ロームフェラ財団ではトーレズ・クシュリナーダが部下を従えて動き出し、ロームフェラ財団をその手中に収めていました。その後、リリーナ・ピースクラフトを解任。ロームフェラ財団の代表としての権限を得ていました。

ゼクス・マーキスとの対決はトレーズ・クシュリナーダが引き受けるみたい。それはリリーナ・ピースクラフトでは駄目なようです。

リリーナ・ピースクラフト

リリーナ・ピースクラフトはトレーズ・クシュリナーダに代表の座からの解任の決定を聞かされていました。そしてロームフェラ財団から去り、自由の身になっていました。

セディチ大佐

セディチ大佐はバルジ砲を受けて亡くなっていました。あまり出番が無いまま...。

モビルドール・ビルゴ

ビルゴの防御フィールドはビーム砲は防げてもレーザー砲は防げないみたいです。

あと、モビルスーツやモビルドールのビーム砲は防げるけど宇宙要塞バルジのビーム砲は防げないみたい。

新オープニングテーマ「RHYTHM EMOTION」

オープニングテーマが新しくなっていました。曲は第36話、第38話、第39話の本編中で流れていた挿入歌と同じ曲のように聞こえました。

  • 作詞 : TWO-MIX
  • 作曲 : TWO-MIX
  • 編曲 : TWO-MIX
  • 唄 : TWO-MIX

全49話の残り9話となったところでオープニングテーマを変えて来たのは意外でした。もう最後まで「JUST COMMUNICATION」で行くと思っていたんだけど...。

エンディングテーマはそのままのようです。

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