第43話「地上を撃つ巨光(オーロラ)」の感想・レビュー

新機動戦記ガンダムW 第43話「地上を撃つ巨光(オーロラ)」

第43話「地上を撃つ巨光(オーロラ)」はリーブラの主砲が地球に着弾するお話。

ピースミリオン

ピースミリオンにサリィ・ポゥとヒイロ・ユイと五飛が合流していました。これでピースミリオンには5人のガンダムパイロットと5機のガンダムが揃った事になります。

オズ宇宙軍によるC421コロニーの占拠

オズ宇宙軍はC421コロニーを武力によって占拠し、ホワイトファングに対してコロニー市民を人質に宇宙戦艦リーブラの返還を要求していました。

月基地と宇宙要塞バルジと言う宇宙での重要拠点を失った後、オズ宇宙軍はホワイトファングの追撃を受けていて、コロニーもオズに反感を示し非協力的なためオズ宇宙軍は逃げ場の無い孤立状態にあるみたいです。今回の行動はその行き詰った中での行動のうようです。

C421コロニーにはトロワ・バートンがお世話になっていたサーカス団が興行にやって来ていて、キャスリン・ブルームやサーカス団の団長さんも人質になっていました。

C421コロニーを人質にしたオズ宇宙軍の宇宙戦艦リーブラの返還要求に対してホワイトファングのミリアルド・ピースクラフト指令はリーブラの主砲をC421コロニーに向けて発射するように命令します。コロニー市民を見捨ててコロニーごと抵抗勢力を消し去るつもりみたい。平和のための犠牲のようです...。

テレビに映っていたC421コロニーの人質の中にキャスリン・ブルームの姿を見つけたトロワ・バートンはウイングゼロに乗ってピースミリオンから飛び立ちます。自分のモビルスーツ、ガンダムヘビーアームズは宇宙用に改造中で使えないためウイングゼロに乗ったようでした。1人で飛び出したトロワ・バートンを心配したデュオ・マックスウェルとカトル・ラバーバ・ウィナーは直ぐにトロワ・バートンの後を追っていました。

トロワ・バートンはコロニーに到着後、コロニー周辺のトーラス隊との交戦に入ります。そして敵機の撃墜を重ねるけど...途中でゼロシステムの引き起こす幻覚に惑わされ、トーラスを撃った際にその向こうにあるコロニーにも被弾させていました。そこにカトル・ラバーバ・ウィナーの乗るガンダムサンドロックでやって来て、ウイングゼロのシステムが引き起こす幻覚に惑わされないようにとトロワ・バートンに呼びかけます。カトル・ラバーバ・ウィナーに呼びかけられたトロワ・バートンは苦しみ出し...しばらくしてその苦しみが終わると...今まで失っていた記憶を取り戻していました...。

その後、コロニー外部のトーラス部隊は全滅。コロニー内のトーラスは忍び込んだデュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘルが倒し、C421コロニーを無事に取り戻していました。

巨大戦艦リーブラの主砲

C421コロニーを占拠したオズ宇宙軍に対しての主砲の発射準備が整ったリーブラの前にリリーナ・ピースクラフトの乗ったシャトルが接近します。リリーナ・ピースクラフトはリーブラに通信を入れてミリアルド・ピースクラフトに主砲の発射を中止するように説得を試みるけど...ミリアルド・ピースクラフトは構わずに発射のカウントダウンを開始させていました。

ピースミリオンにはデュオ・マックスウェルからC421コロニーを開放した事が伝えられ、ホワイトファングに攻撃中止の通達を行うように求めるけど...それも間に合わず...リーブラからは巨大な光が放たれていました...。リーブラから放たれた巨大な光はリリーナ・ピースクラフトの乗るシャトルの直ぐ側を通り抜け、C421コロニー方面へと飛んで行きます。でも、ミリアルド・ピースクラフトの狙いは最初からC421コロニーではなかったみたい。リーブラから放たれた巨大な光はC421コロニーを逸れ、その向こうにある地球へと落ちていました。

リーブラの主砲を受けた地上では巨大な光が辺り一面を吹き飛ばしていました。ミリアルド・ピースクラフトはこれをトレーズ・クシュリナーダへの挑戦状だと言っていました...。

リーブラの主砲は1度放っただけで主砲の制御回線がオーバーロードを起こしていました。今のところ(?)何度も連続で使うのは無理みたいです。

キャスリン・ブルーム

キャスリン・ブルームとサーカス団の団長さんはC421コロニーが占拠された際に多くのコロニー市民と一緒にオズ宇宙軍の人質になっていたけど、最後はガンダムの活躍によって無事に助かっていました。

最初はトロワ・バートンが戦場に戻る事に反対していたキャスリン・ブルームだったけど、今はガンダムのパイロット達が平和な世界を作ってくれる事を信じているみたい。

トレーズ・クシュリナーダ

トレーズ・クシュリナーダはオズ宇宙軍がC421コロニーを占拠した行動を認めていないみたい。今後オズと名乗る事を一切許可しないとし、除名していました。

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