シュバルツ・ブルーダー

シュバルツ・ブルーダー

シュバルツ・ブルーダー。ネオドイツ代表のガンダムファイター。ドモン・カッシュ達の前では常に覆面を被り、その素顔を隠していました。主な搭乗モビルファイターはガンダムシュピーゲル。シュバルツ・ブルーダーは非常に戦闘能力の高いファイターで、忍術...と言うよりも超常現象にしか見えない術も数多く使えるようでした。

シュバルツ・ブルーダーはキョウジ・カッシュがデビルガンダムに取り込まれた後、デビルガンダム細胞(DG細胞)の力を借りて作り出されたキョウジ・カッシュのコピー(クローン?)のような存在らしいです。身体はアンドロイドになっていました。本物のシュバルツ・ブルーダーはデビルガンダムとの戦いで力尽きたみたい。

キョウジ・カッシュのコピーであるシュバルツ・ブルーダーの素顔はドモン・カッシュのお兄さん、キョウジ・カッシュと同じ顔をしています。本物のシュバルツ・ブルーダーの方はお爺さんっぽい感じの顔でした。

シュバルツ・ブルーダーはガンダムファイト決勝大会のドモン・カッシュ戦に敗れて敗退したものの、その戦闘能力は非常に高く、ガンダムファイトに優勝しても可笑しくないくらいの実力の持ち主でした。東方不敗とも互角以上に渡り合い、決勝大会ではチボデー・クロケット、サイ・サイシー、ジョルジュ・ド・サンド、アルゴ・ガルスキーの4人からも勝利を収めていたようです。

シュバルツ・ブルーダーの強さの秘密は不明なんだけど、元となったキョウジ・カッシュは学者で格闘技とは縁遠いように見えるし、本物のシュバルツ・ブルーダーもそこまで強いとは考え難く...残る要因として考えられるのはデビルガンダム細胞(DG細胞)の影響によるところと身体がアンドロイドだと言う事くらいのように思われます...。デビルガンダム細胞(DG)に感染した人間は戦闘力が向上するようだったし、アンドロイドも(よく分からないけど)生身の人間よりも強そうなので...。でも、それにしても強くなり過ぎているように思うけど...。

シュバルツ・ブルーダーは忍術のような技を頻繁に使っていたけど、あれは本物のシュバルツ・ブルーダーから受け継いだものなのかな...。作品中では何の説明も無かったけど...キョウジ・カッシュやデビルガンダム細胞(DG細胞)の影響ではないような気がするし、そうなるとあとは本物のシュバルツ・ブルーダーくらいしか思い浮かばないので...何となくそうかなと...。

シュバルツ・ブルーダーは身体をデビルガンダム細胞(DG細胞)に侵されていたみたいだったけど、他のデビルガンダム細胞(DG細胞)感染者が自分の心を失っていたのとは違い、最後まで自分(キョウジ・カッシュ)の心を失わずにいたようです。アンドロイドの身体だから平気だったなのかな...。

キョウジ・カッシュの心が残っていたシュバルツ・ブルーダーは、弟、ドモン・カッシュを影から見守り、必要な時には直接的に手助けする事もありました。ドモン・カッシュが己の未熟さを自覚して修行に励んだり、ギアナ高地で「明鏡止水」の心を得て武闘家としての成長を遂げたり、亀裂の入ったレイン・ミカムラとの絆を修復出来たりしたのはシュバルツ・ブルーダーの助力によるところが大きいです。

シュバルツ・ブルーダーは最後はランタオ島でドモン・カッシュにデビルガンダム事件の真実と自分の正体を告げた後、デビルガンダムのコックピットにいるキョウジ・カッシュを抑え、ドモン・カッシュに自分(キョウジ・カッシュ、シュバルツ・ブルーダー)と共にデビルガンダムを討たせていました。そしてデビルガンダムの崩壊と共に亡くなっていました。

シュバルツ・ブルーダーが登場したのは第16話~第25話、第28話、第32話、第34話~第36話、第38話、第40話~第44話。第45話は前回と重なるオープニング回想の中での登場、第47話と第48話はドモン・カッシュの心の中の像としての登場でした。

本物のシュバルツ・ブルーダーが登場したのは第44話(過去回想)。

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