ルペ・シノ

ルペ・シノ

ルペ・シノ。ザンスカール帝国の軍人さん。アルベオ・ピピニーデンの部下。階級は最初は小尉だったけど、地球から宇宙に戻った後は大尉に昇進していました。主な搭乗モビルスーツはトムリアット、ゲドラフ、ドッゴーラ、ブルッケング。

ルペ・シノの戦闘能力はかなり低くて、頻繁に搭乗するキャラクターの中ではウッソが唯一苦戦せずに勝てる相手のように見えました。

ルペ・シノで印象的だったのは、序盤だとリガミリティアの居所の有力情報をくれたバーのお客さん(民間人)を平気で殺害した場面。そこで見せた厳しい戦士の側面が印象的でした。終盤だと、ノーマルスーツの上からドレスを着てピピニーデンの前で見せていた(女性らしさを利用して男をやる気にさせようとする)女性的な側面や、戦闘の中で敵であるウッソ・エヴィンに対して見せた母性的な側面(子供を強く求めるあまり抱き殺してしまう母のような歪んだ母性)が印象的でした。ルペ・シノの歪んだ母性は戦士と母の側面の両方を強く持ち合わせた結果なのかな...。

姫の勘違いかも知れないけど、ルペ・シノは登場した最初の頃の喋り方と後の方での喋り方が違うように感じました...。登場したばかりの頃は(少し怖さを含んだような)柔らかい感じの喋り方をする事が多かったんだけど...後の方だとその喋り方がほとんどなくなって、強くて硬い感じの喋り方ばっかりになっていたような気がします...姫の気のせいかな...。

ルペ・シノは最後はアルベオ・ピピニーデンがビルケナウで出撃しようとしているところに被弾したブルッケングで取り付き...機体の爆発にピピニーデンを巻き込んで死亡...ピピニーデンを道連れにしていました...ウッソにつまらない男の相手をさせないために...。でも、アルベオ・ピピニーデンをやる気にさせたのはルペ・シノなのに...それを考えるとちょっと酷いかも...。

ルペ・シノが登場したのは第10話~第11話、第13話~第14話、第28話~第31話、第33話、第35話~第36話、第41話~第42話。

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