ドゥカー・イク

ドゥカー・イク

ドゥカー・イク。ザンスカール帝国の軍人さん。ガッダール隊を率いていました。階級は初登場時は大尉。地球から宇宙へと上がった後はいつの間にか少佐に昇進していました。主な搭乗モビルスーツ・モビルアーマーは戦闘バイク・甲、大型バイク・ガリクソン、ガルグイユ、ジャバコ。主な搭乗艦はアドラステア、リシテア級・M。

ドゥカー・イクはバイクが大好きで、旧世紀以来のバイク乗りの伝統の復活を願っていました。レンダ・デ・パロマの話だと「地球をバイク乗りの楽園にしたい」と考えていたみたい...どんな楽園なんだろう...。あと、ドゥカー・イクはバイク乗りとして空を飛ばずに戦う事を美学としていたみたい。戦闘中に搭乗艦を水面から浮上させた方が良いような場合でも「バイク乗りには空は似合わん」と言って水面から出来る限り浮上しないようにして戦っていました。姫としてはバイク乗りとして空を飛ばない事にこだわりを持つのは何となく分かるような気がするけど...水面に浮いている時点で既にバイク乗りっぽくないと思う...水面はバイク乗りとして問題無いのかな...基準が分からないよ~。それと、ドゥカー・イクは水陸両用モビルスーツのガルグイユに乗ってリーンホースを襲撃した際に「バイク乗り魂」を見せようとしていたけど...ガルグイユとバイクとは全然関係がないのにどうやって「バイク乗り魂」を見せるつりだったんだろう...。姫にはドゥカー・イクは無差別に何に対してもただ「バイク、バイク」って言っているだけのおじさんに見えました...。

ザンスカール帝国のモトラッド艦にはこのバイク好きのドゥカー・イクの技術的アイディアが生かされているようでした。多分、前後の巨大のタイヤの事だと思います...。あと、ドゥカー・イクの座乗艦だったモトラッド巡洋艦「M」に装備されていたスパイダーネットはドゥカー・イクが考案したもののようでした。戦闘や部隊指揮だけでなく兵器の開発にも携わっていたみたいです。

ドゥカー・イクは自分の部下のレンダ・デ・パロマ中尉の事が好きだったみたい。北海での出撃前には母が士官学校に入った記念にくれたと言うペンダントをレンダに渡して「戦争が終わったら一緒に暮らそう」と言ってました。レンダ中尉もそれを断らなくて...相思相愛だったみたいです...。

ドゥカー・イクは最後はザンスカール帝国と連邦軍の休戦協定中に北海でリガミリティア(ホワイトアーク隊)に戦闘を挑み、オデロ・ヘンリークのガンブラスターのビームで搭乗艦のブリッジを貫かれてレンダ・デ・パロマ中尉と共に亡くなっていました。この北海での戦闘終了後、ドゥカー・イクとレンダ・デ・パロマ中尉はお化けとなって、二人でバイクに乗り、レンダが生前に描いていた八角形の丸太小屋へと辿りついていました。

そう言えば、お化けになったドゥカー・イク少佐とレンダ中尉が二人で一緒のバイクに乗って登場した際の最初の方で二人の乗ったバイクがフワフワと空中を飛んでいたんだけど...ドゥカー・イクのバイク乗りとしてのこだわり(「バイク乗りには空は似合わん」)はどこに行ったんだろう...。バイクに乗って空を飛んでいても全然嫌そうじゃなかったけど...ドゥカー・イクのこだわりも生前の時だけのものだったのかな...。

ドゥカー・イクが登場したのは第07話、第11話、第16話~第17話、第30話、第33話~第34話、第37話~第38話。

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