クロノクル・アシャー

クロノクル・アシャー

クロノクル・アシャー。ザンスカール帝国の軍人さんで、ザンスカール帝国女王マリア・ピァ・アーモニアの弟です。シャクティ・カリンの叔父に当たります。階級は登場した時は中尉だったけど、ファラ・グリフォン中佐の宇宙漂流と共に大尉に昇進していました。主な搭乗モビルスーツはシャッコー、赤いゾロ、トムリアット、コンティオ、リグコンティオ。リガミリティアから手に入れたVガンダムに乗った事もあります。クロノクルは第一話から登場してウッソ・エヴィンのライバルとして何度もウッソと戦うけど、最後は地球でのエンジェル・ハイロウ攻防戦の中でウッソに敗れて戦死していました...。

クロノクルはモトラッド艦隊の指揮を任されてからもパイロットとしてモビルスーツに乗って戦闘に参加する事がありました。でもモビルスーツに乗るのは好きでもモビルスーツの腕は高い方じゃないみたい...。歴代の主人公のライバル...シャア・アズナブル、パプテマス・シロッコ、ハマーン・カーン、アナベル・ガトー達と比べるとその戦闘力はかなり「低い」と思います...たぶん今までで最弱のライバルです...。ウッソ・エヴィンの相手としてはその位がちょうどいいのかも知れないけど...。

クロノクル・アシャーには紳士的な部分があって、正々堂々とした勝負を望んだり、卑怯な行為を嫌うところがあったけど、その反面、野心家でもあり、フォンセ・カガチ首相やムッターマ・ズガン将軍を追い落とそうと企んでもいました。クロノクルは一見「良い人」っぽく見えて、その実「悪意を孕んだ人」のようです...それが最初からクロノクルの中にあったものか、戦いに身を投じる中で生まれてきたものかは分からないけど、どっちにしても姫の一番嫌いなタイプです...。シャクティには内に潜む「悪意」を見抜かれていたみたい...。

クロノクル・アシャーはリガミリティアの工場から連れ去ったカテジナ・ルースの事が気に入ったみたいで、途中からはすっかり仲良しになっていました。でもクロノクルは本当にカテジナの事が好きだったのかな...?死の間際に見たのはカテジナ・ルースの姿ではなくてお姉さんのマリア・ピァ・アーモニアの姿だったけど...。ガルマ・ザビはイセリナ・エッシェンバッハ、フランクリン・ビダンは愛人マルガリータ、カクリコン・カクーラはアメリアだったのに...。

クロノクル・アシャーが登場したのは第01話~第09話、第13話~第15話、第18話~第21話、第24話~第36話、第46話~第48話、第50話~51話。第17話は回想での登場。第45話は幻覚としての登場でした。

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