マリア・ピァ・アーモニア

マリア・ピァ・アーモニア

マリア・ピァ・アーモニア。ザンスカール帝国の女王。シャクティ・カリンの産みの母親でクロノクル・アシャーのお姉さん。公には「未婚で霊感に優れた人」となっていました。

マリア・ピァ・アーモニアには超能力があるみたいでした。暖かい光を放って「恩寵」で病人たちを癒し、その場で直ぐに病人たちの症状を改善させていました。その奇跡もあってかマリアは信仰の対象にもなっていたみたいです。

マリアはザンスカール帝国の女王とは言っても自分の一言で帝国を動かせるような実権は持っていませんでした。首相フォンセ・カガチに担ぎ上げられて女王になっただけみたいです...。そして世界の平和を願いつつもカガチの思惑の中で踊らされ、その民衆を惹きつける力やサイキッカーとしての高い能力を良いように利用されていました。エンジェル・ハイロウの完成後はエンジェル・ハイロウで平和と平穏を祈るけど、それも実際にはフォンセ・カガチにとって邪魔な人間を赤子にするためのもので...姫にはマリアが少し賢さの足りない人間のように見えました...。本人も自らの考えの甘さを悔いていたみたいだったけど...本当に不甲斐の無い人でした。平和への思いだけでは世界は救えないのに...。

マリア・ピァ・アーモニアは最後は反乱を起こしたタシロ・ヴァゴの人質となり、そのタシロに反抗したために撃たれて死亡していました...。

マリア・ピァ・アーモニアが登場したのは第17話、第23話~第26話、第44話~第48話。第05話はクロノクルの思い出っぽい感じの中での若かりし頃の姿での登場。第08話は写真の中の人物として登場。第33話はホロスコープ映像で登場。第51話はクロノクル、カガチの見た幻影としての登場。

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