第四十六話「バイブレーション」の感想・レビュー

機動戦士ガンダムZZ 第四十六話「バイブレーション」

第四十六話「バイブレーション」はハマーン軍とグレミー軍の戦いが続く中でグレミー・トトが亡くなるお話。

モウサとアクシズ

アクシズについている丸い部分はモウサって言うみたいです。Zガンダムの時にも切り離していたけど...。ハマーン曰くネオジオンの象徴らしいです...。

モウサはグレミー軍によってアクシズから切り離されて、コア3にぶつけるためにコア3へと向けられるけど...結局、モウサはコア3をかすめただけで、そのあとコア3の向こうへと去っていきました...。

モウサが外れたグレミーは次にアクシズ本体をコア3へと向けていました。ハマーンがアクシズに工作隊を送り込んでアクシズのコア3への衝突を阻止しようとするけど...アクシズの推進装置は既に破壊されていて...方位変更が不可能な状態になっていました...。アクシズはハマーン艦隊が撤退したあとコア3に衝突...コア3の外壁を切り裂いていました。そのあとコア3との爆発の衝撃でアクシズは直ぐにコア3から離れていました...。

ニュータイプ部隊

前話の終わりでクインマンサと沢山の灰色のキュベレイっぽいモビルスーツが出てきていたけど...やっぱりあれがグレミーのニュータイプ部隊だったみたいです...。

灰色のキュベレイっぽいモビルスーツの一機にはプルやプルツーっぽい人が乗っていました...。他のパイロットは映らなかったけど...みんなそうだと思った方がいいのかな...。声はちょっとファ・ユイリィっぽいような気がしました...。

キャラ・スーン

プルツーのクインマンサと一緒にアクシズから出てきた灰色のキュベレイっぽいモビルスーツがハマーンの艦隊を叩きに向ったあと、キャラ・スーンのゲーマルクはクインマンサと交戦。クインマンサがファンネルを出すとゲーマルクもファンネルを出して応戦してました。でもクインマンサはビームを弾く事ができるみたい。...ゲーマルクのファンネルのビームは全然効かなくて...ゲーマルクはその場から撤退していました...艦隊の守りに戻ったのかな...。姫としてはゲーマルクにファンネルがあった事にビックリ。あとキャラがそれを扱える事にも驚いたけど...よく考えたらキャラは強化人間に強化されてるみたいだからファンネルが使えても可笑しくないんだよね...。

キャラのゲーマルクはアクシズからモウサが切り離されたあとプルツーのクインマンサと再び戦う事になります。でもクインマンサと戦っているところにダミー隕石に隠れていたラカン・ダカランのドーベンウルフが登場...。ドーベンウルフに襲い掛かられたキャラのゲーマルクはドーベンウルフの「お腹からの高出力ビーム砲」に狙われて危機に陥ります。でも...ドーベンウルフのビームがゲーマルクに直撃するかと思われた瞬間にランス・ギーレンの乗るガズエルがゲーマルクの前に飛び出してきて...その実を盾にゲーマルクを庇ったためキャラは無事でした...。そのあとランス・ギーレンは被弾して爆走するガズエルでラカン・ダカランのドーベンウルフに向って行って...ビームサーベルで斬り払われ上下に両断されて...亡くなっていました...。ただの監視役じゃなかったみたい...最後はキャラの事をニー・ギーレンに託していました...。

そのあとラカン・ダカランのドーベンウルフが続けざまにキャラのゲーマルクに襲い掛かってくるけど...そこにジュドーのガンダムZZが入ってきてドーベンウルフを撃墜。キャラはジュドーに助けられて難を逃れていました...。

ジュドー・アーシタ

ジュドーたちはネェル・アーガマに戻って戦況を見守っていました。でもグレミー軍がアクシズからモウサを切り離してハマーン軍にぶつけようとしているのを見たジュドーはガンダムZZで出撃します。グレミー軍はモウサをハマーン軍にぶつけて編隊を崩し、そこをニュータイプ部隊で一気に叩く計算だったみたい。ジュドーはグレミーの思い通りにさせまいとニュータイプ部隊を抑えるために再び戦場へと向いました。

そしてラカン・ダカランのドーベンウルフに襲われそうなキャラ・スーンのゲーマルクの助太刀に入ります。全身にミサイルポッドを装備していたガンダムZZはそのミサイルポッドから実体弾を撃ってドーベンウルフに複数の実体弾を直撃させます...。でも、それで撃墜したかと思ったら...ドーベンウルフは無傷...ラカン・ダカランに「その程度のミサイルなど」って言われてました...。普通はそんな訳ないと思うけど...ドーベンウルフ...対弾性強すぎです...。そのあとも攻撃を仕掛け続けたジュドーのガンダムZZは最後にはドーベンウルフを十字斬りで撃墜。ドーベンウルフ戦ではアストナージさんの対ビームバリアがかなり役に立っていました。ミサイルポッドはあんまり役に立たなかったけど...。

ラカン・ダカランとジュドーが戦っている横でプルツーはプルの声が頭の中を巡っていて...混乱していました。そしてプルツーはアクシズへと後退します。ジュドーはアクシズへと下がるプルツーを追ってアクシズへと向い...そしてアクシズの内部に...。

プルツーを追ってアクシズの内部に入ったジュドーだったけど...そのジュドーのあとを追ってアクシズに入ったルーのZガンダムとエルのガンダムMk-IIの方が先にプルツーと接触。ルーのZガンダム、エルのガンダムMk-IIはプルツーとグレミーの乗るクインマンサと交戦するけど...二機ともあっさりと行動不能に追い込まれ...エルのガンダムMk-IIが窮地に陥ったところに...ジュドーが駆けつけます。

ジュドーのガンダムZZがクインマンサと対峙すると、クインマンサのコックピットからプルツーが出てきて、そのプルツーをコックピットに戻そうとグレミーも出てきます。コックピットから出てきたグレミーにジュドーは大儀も無く戦っているただの兵士で「クズ」だと言われます。グレミーを認める事のできないジュドーはそれに反論しようとするけれど...自分の言いたい事を上手く表現できないでいました...。そこに、突然、カミーユ・ビダンの声が聞こえてきて...ジュドーは、ファ・ユイリィが言っていたカミーユの事や、戦争に巻き込まれて死んで行ったプルやラサラさんやエマリーさんの事を思い出し...自分は身勝手な人の独善に対してみんなの意思を背負って戦っていると言う事をグレミーに宣言。グレミーの大儀、血にこだわる事を小さな事、自己満足、そして地球圏の明日のためには邪魔だと言って斬り捨てます。その声はハマーン、イーノやビーチャ、ブライトさん、リィナにも聞こえたみたい。

プルツーがグレミーによってクインマンサのコックピットに連れ戻されたあとクインマンサの攻撃が再び始まるけど...それは直ぐに止んで...またプルツーがコックピットから出てきます。そしてプルツーがジュドーに「連れてって」と言い、プルツーの声を聞いたジュドーはプルツーにガンダムZZの手を差し伸べ、プルツーを回収。ガンダムZZの手にプルツーを乗せたあとクインマンサから離れました。

...でも、プルツーを連れ去られたあとクインマンサのコックピットの外に出たままだったグレミーがルーのZガンダムに狙撃されると...プルツーはグレミーの名を叫びながらガンダムZZの手からグレミーの方に向って落ちて行きました...。そしてクインマンサの爆発に巻き込まれて...怪我を負っていました。ジュドーは爆発に弾き返されたプルツーを再び回収。最後はコア3にぶつかり爆発の広がるアクシズからルー、エル、プルツーを乗せてアクシズを脱出していました...。

ルーとエル

ルー・ルカとエル・ビアンノはアクシズに入ったジュドーのガンダムZZを追ってアクシズの中に入ります。そしてジュドーを探すルーのZガンダムはグレミーとプルツーの乗るクインマンサに接触。クインマンサの攻撃を受けたZガンダムはシールド、左脚、メインモニターをやられて...半行動不能状態に陥ります。そこにエルのガンダムMk-IIが助けにくるけど...直ぐに被弾して同じように行動不能状態に...。クインマンサの圧倒的な攻撃力の前に二機とも為す術なしな感じでした...。でもエルのガンダムMk-IIがクインマンサにトドメを刺されそうになったところにジュドーのガンダムZZが登場。ガンダムMk-IIは何とか撃墜されずに済んでいました...。最後はクインマンサのコックピットの外に出ていた隙だらけのグレミーをルーがZガンダムのビームライフルで横から狙い撃ち...グレミーの命を奪っていました。グレミーを討ち取ったルーはZガンダムのコックピットの中で泣いていたけど...でもこれで良かったと思う...。それに姫としては剥き出しの人間を撃てるのがルーのいい所でもあると思う...。

ルーとエルはジュドーのガンダムZZのコックピットに避難して、コア3にぶつかり爆発の広がるアクシズから無事に脱出。行動不能のZガンダムとガンダムMk-IIはアクシズの中に残してきたみたい...。Zガンダム、ガンダムMk-II...今までご苦労様でした...。

プルツーとグレミー

ジュドーのガンダムZZとラカン・ダカランのドーベンウルフが戦っている横で、プルツーは頭の中で聞こえるプルの声に混乱してアクシズへと戻ります。そしてクインマンサに乗ったままグレミーが指揮を執っている建物の前にやてきます...。

プルツーは気分が良くないみたいだったけど...グレミーはそんなプルツーを気遣う事も無く、気持ちが悪いのはガンダムを倒せば治るとプルツーに言って聞かせ、プルツーと一緒にクインマンサのコックピットに乗り込んでいました。そしてクインマンサに乗り込んだグレミーはプルツーの精神をコントロールしながら、目の前に現れたルーのZガンダム、エルのガンダムMk-IIを次々に行動不能に...この時のグレミーは鬼でした...。

クインマンサがガンダムMk-IIにトドメを刺そうとしたところにジュドーのガンダムZZが現れます。ガンダムZZを見たプルツーはクインマンサから外へと出て...そしてコックピットから出てきたジュドーの姿を見て再び起こった頭の中のプルの呼びかけに戸惑っていました...。そのあとグレミーにクインマンサのコックピットへと無理に連れ戻され戦う事を命じられたプルツーは戦いとグレミーを拒否して暴走...ガンダムZZを攻撃していました。でも直ぐに正気にもどり攻撃を止めたプルツーは再びコックピットから出て行って...ジュドーに「連れてって」とお願いします...。そしてプルツーはジュドーの差し出したガンダムZZの手に乗ってクインマンサから離れて行きました...。

プルツーを連れ去られたグレミーはクインマンサの外でプルツーに戻ってくるように呼びかけるけど...この隙だらけのところをルー・ルカのZガンダムにビームライフルで狙われて...グレミーはお亡くなりに...。

そしてプルツーの方はグレミーがやられそうになった時にガンダムZZの手からグレミーのいるクインマンサへと向って落ちて行って...爆発に巻き込まれていました。ガンダムZZの手からこぼれ落ちたのか、それとも自分から落ちたのかは分からないけど...「グレミー」って叫んでました...。プルツーは爆発に弾き飛ばされたところを再びジュドーのガンダムZZに回収されていたけど...怪我を負ったみたい...大丈夫かな...心配。

ブライトさんとセイラさんとリィナ

月でブライトさんがリィナ、セイラさんと再会していました。セイラさんは地球でご活躍の投資家になっていたみたい...。歳をとったのに姿はあんまり変わってなくて...ほとんど昔のままでした。

ブライトさんもセイラさんもシャアは行方をくらませてるだけで死んだとは思ってないみたいでした...。シャアの動きは掴めていないみたいだったけど...でも、ブライトさんが考えるシャアの「具体的行動に移る用意」って...なんだろう...。もう残り一話しかないのに...気になるよ~。

ブライトさんはサラミス艦隊を率いて月から発進していました。ネェル・アーガマのいるところに向うのかな...。

ガンダムZZ

モウサが切り離されたあとの出撃の際のガンダムZZにはゴテゴテのミサイルポッドが装備されていました...アストナージさんがつけたみたい...。使い終わったら捨ててもいい使い捨て型らしいです。装甲としては役に立たないのかな...。

前話でアストナージさんの言ってたガンダムZZの対ビームバリアは顕在で、ラカン・ダカランのドーベンウルフやプルツーのクインマンサと戦う時に役立っていました。

逆に今回装備されたガンダムZZのミサイルポッドは何度か実体弾を発射する機会があってドーベンウルフやクインマンサを直撃に捕らえていたけど...どちらも傷一つつける事ができないでいました...。

ゲーマルク

ゲーマルクにはファンネルが搭載されていて、キャラがそれを操っていました。ファンネルを収容してある箱みたいなのから18機のファンネルが一斉に出ていました。クインマンサのファンネルとどっちが多いのかな...。

クインマンサ

クインマンサは敵のビームを弾く事ができるみたいです。ゲーマルクのファンネルのビームを弾いていました...。

あと実体弾も平気みたいです...。ガンダムZZのミサイルポッドから放たれた40発以上の実体弾を全部一度に受けても無傷でした...。

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