第二十一話「泣き虫セシリア(後)」は前回の続き、トーレスの幼馴染セシリアのお話。

セシリアはトーレスにスパイだってバレていました...。そのあとキャラ・スーンに人質として連れて行かれ...トーレスに助けられるけど...捕まりたくない一心でトーレスからも逃げていました...。

セシリアはゴットンに接触してアーガマの位置を教え、そのご褒美に移民戦カシオペアのチケットと金塊の入ったケースをもらっていました。でもセシリアがアクシズに教えたアーガマのいる港の情報は嘘の情報で、ゴットンがセシリアに渡した金塊の入ったケースは本当は爆弾の入ったケースでした...どっちもどっちです...。

セシリアが移民船に乗ろうとしている時にトーレスがやってきて...セシリアはトーレスに一緒に行かないかみたいな感じだったけど...アーガマの情報をアクシズに教えた事でトーレスにぶたれていました...。...アクシズには嘘の情報を教えたと言う事をトーレスに伝えたけど...トーレスには「自分勝手」と突き放されていました...。

ケースを持ってシャトルに乗ったセシリアはケースに入っているのが爆弾だと言う事に気がつきます。セシリアはトーレスに言われた言葉を思い出して、みんなを助けるために、そしてトーレスにこれ以上嫌われないために、ノーマルスーツを着て爆弾ケースを持ってシャトルの外に出ます...。シャトルの外に出たセシリアはシャトルから離れるガ・ゾウムに取りつくけど...、爆弾を捨てる場所が中々見つからなくて...ガ・ゾウムに取りついたままゴットンのいる輸送船まで辿り着きます。...そこで爆弾が爆発して...ガ・ゾウムとゴットンの輸送船を巻き込み...セシリアは帰らぬ人に...。...トーレスはセシリアが死んだ事を知らずにセシリアの行く先を案じていました...可哀想です...。

キャラ・スーンはアーガマからグラナダの捕虜収容所に移される予定だったけど...セシリアを人質にガンダムMk-IIを奪い、アーガマからの脱走を図ります...。途中、ガンダムMk-IIが小さなハッチに引っ掛かって身動きできなくなったためキャラはガンダムMk-IIを捨てて逃走...アナハイムに行き着いていました。キャラはアクシズに見つけてもらって...これでやっとアクシズに帰れるのかなって思ったけど...キャラを回収するはずのその船は...最後、セシリアの爆弾の爆発に巻き込まれてキャラの目の前で沈んでいました...。これからキャラはどうなっちゃうんだろう...。

キャラはお化粧を禁止されたのか紫の口紅をしていませんでした...あれがないとやっぱりキャラっぽく見えない...。

ジュドーはガンダムMk-IIで逃げようとするキャラを追うためにガンダムZZで発進するけど、買い取った輸送船を落としてグラナダ周辺の港に攻撃を仕掛けるアクシズのモビルスーツを何とかするためにキャラを追うのを途中で切り上げてモビルスーツの応戦に回ります。セシリアに持たせた爆弾でアーガマを吹き飛ばそうと考えたゴットンはモビルスーツを使ってセシリアの乗るカシオペアをアーガマに近づけさせます...。ジュドーはこのカシオペアを運んだモビルスーツと交戦、離脱するガ・ゾウムを追います。そして離脱するガ・ゾウムに取りついているセシリアを発見して...セシリアを何とか助けようとするけど...結局、セシリアを助ける事はできませんでした...。トーレスはセシリアが死んだ事を知らないみたいだったけど...ジュドーはトーレスにセシリアの死を伝えるのかな...。