ガルグイユ。ザンスカール帝国軍の水陸両用可変型モビルスーツ。主なパイロットはドゥカー・イク、レンダ・デ・パロマ中尉。ガルグイユは機体の色はオレンジ色で、目は2つ、顔の真ん中から触覚が生えているけど、全体的な姿形はアビゴルにとっても似ています。

ガルグイユはモビルアーマー形態に変形する事が出来ます。変形は手足を縮めただけの簡単なもので、変形後のモビルアーマー形態の姿もやっぱりアビゴルに似ていました。ガルグイユのモビルアーマー形態は水中用の形態のようでした。

ガルグイユの武装はビームサーベル、下腕部ビーム砲、左手の爪、頭部後方のコーン状のパーツ、背部の魚雷ポッド。鋭い(？)爪の付いている左手は腕とケーブルで繫がっていて敵機に向かって飛ばす事が出来ます。頭部後方のコーン状のパーツは敵機に向かってミサイルとして使う事が出来ます。多分、水中での水流に対して働くパーツだと思うんだけど...ミサイルとして飛ばした後は失われたままの状態になっていました...。あと、頭部後方のコーン状のパーツはアビゴルの場合は背部装甲、頭部と一体になっていたけど、ガルグイユの場合は背部装甲とは繫がっているものの頭部とは別々になっているようでした。

ガルグイユはリーンホースが宇宙へ上がろうとするのを妨害する際にドゥカー・イクとレンダ・デ・パロマが搭乗した二機が確認出来るだけで、それ以外では姿を見る事がありませんでした。ガルグイユ以降を見るとタイヤ付きみたいな変形する事も無く水中でも水上でも地上でも空中でも宇宙でも運用可能なモビルスーツが現れて来て...それと比べるとガルグイユみたいな機体は有用性の薄い時代遅れのモビルスーツでしか無くなって...作る意味が無くなっちゃったのかな...。

ガルグイユが登場したのは第16話。第38話は回想での登場でした。