レディ・アン

レディ・アン

レディ・アン。オズのスペシャルズの将校。階級は2級特佐。後に上級特佐に昇進。宇宙ではオズ宇宙軍最高指揮官を務めました。搭乗モビルスーツはリーオー、トーラス、ウィングガンダム。

トレーズ・クシュリナーダの右腕で、部隊指揮からドーリアン外務次官の暗殺任務までトレーズ・クシュリナーダの理想のために力を尽くしていました。でも、用いる様式がトレーズ・クシュリナーダの言うところと異なっている事が多く、トレーズ・クシュリナーダを理解しているようで理解出来ていないみたいでした。

レディ・アンはトレーズ・クシュリナーダの事を慕っていて、トレーズ・クシュリナーダの親友で信頼もされているゼクス・マーキスの事を快く思っていないみたいでした。あと、ルクレツィア・ノインの事も機雷だったみたい。この2人には厳しく当たっていました。

レディ・アンはトレーズ・クシュリナーダを慕う一方でトレーズ信奉者でもあり、トレーズ・クシュリナーダこそ世界の支配者に相応しい、トレーズ・クシュリナーダの下で世界は支配されるべきだと言う考えを持っていたようです。

宇宙に上がってからのレディ・アンはオズ宇宙軍最高指揮官としてコロニーの懐柔と宇宙での軍備拡充を進めていたけど、この時、レディ・アンはコロニー懐柔の際は穏やかな人格に、軍事に携わる際には地球にいた時と同じ厳しい人格に変わると言う二重人格者になっていました。人格はメガネのあるなしで変わるらしく、メガネを外している時は温和、メガネをかけると厳しくなるようでした。このレディ・アンの二重人格はレディ・アンがトーラスで宇宙での戦闘に参加して戦いの恐怖を体感した後は厳しい方の人格を基盤に(完全にかどうかは分からないけど)統合され、メガネを外していても厳しさや激しさを失わないようになっていました。

レディ・アンは月基地に乗り込んでガンダムパイロットを開放した際にツバロフ技師長の銃に撃たれて倒れます。ツバロフ技師長の放った銃弾はレディ・アンの胸に命中しているように見え、レディ・アンはこの時点で死亡したかのように思われました。でも、実際は生き延びていたようで、その後、シャトルで地球へと下ろされて病院に入院させられていました。

入院していたレディ・アンは意識不明の状態が続いていたようだったけど、トレーズ・クシュリナーダが世界国家元首として軍を率いて宇宙に上がった後に意識を回復させていました。意識回復後はトレーズ・クシュリナーダの後を追って直ぐに宇宙へと上がり、リーブラの砲が直撃しそうだったトレーズ・クシュリナーダを自らの搭乗機(ウィングガンダム)を盾にして守っていました。

レディ・アンはトレーズ・クシュリナーダを救った後は資源衛星MO-IIで指揮を取っていました。そしてトレーズ・クシュリナーダの死後、ヒイロ・ユイのウィングガンダムゼロとゼクス・マーキス(ミリアルド・ピースクラフト)の戦いの映像を全世界に流し、世界に戦争の愚かさを伝えていました。この時点でのレディ・アンは既に人格が統合されていて、二重人格は治っているようでした。

レディ・アンが登場したのは第4話~第11話、第17話~第25話、第28話、第42話、第46話~第49話。第14話は回想場面でのみの登場(レディ・アンらしき後姿)、第27話は回想場面でのみの登場、第28話はお化け(?)としての登場でした。

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