モトラッド巡洋艦リシテア

モトラッド巡洋艦 リシテア

リシテア。ザンスカール帝国軍のモトラッド巡洋艦。アドラステアと共に地球クリーン作戦の中軸を担っていました。ドゥカー・イクの乗っていたリシテア級は「M」と呼ばれていました。

リシテアもアドラステアと同じで、ドゥカー・イクの技術的アイディアが取り入れられていて、艦体の前後には大きなタイヤが付けられていました。

リシテアは艦体の大きさは戦艦アドラステアよりも小さく、アドラステアほどではないけど同じように艦体の各所に大小数多くの砲台を持っていて、大きなタイヤのホイール部分にも砲台が付けられていました。リシテアにはアドラステアと同じくモビルスーツのカタパルトがありませんでした...姫の見落としかも知れないけど...。Zガンダム以降の時代でモビルスーツのカタパルトが無いのはちょっと珍しいと思います...。

ドゥカー・イクの座乗艦、リシテア級「M」はスパイダーネットと言う敵を捕獲するための網を発射する事が出来たり、ビーム砲をビームシールドにする事が出来るようになっていました。スパイダーネットはドゥカー・イクの考案みたいです。ビーム砲のビームシールドの方ははっきりとは分からないけど、多分、スパイダーネットと同じでドゥカー・イク考案なのかな...。スパイダーネットやビーム砲のビームシールドが「M」以外のリシテア級にあったかどうかは不明です。

リシテアにもアドラステアと同じように地面を走るためのバイク形態と空を飛ぶための飛行形態とがありました。地面を走る時のバイク形態では大きなタイヤをバイクの前輪後輪のようにして使い、空や宇宙を飛ぶ時の飛行形態では大きなタイヤを中央から左右に分けて艦体側面へと展開させるようにしていました。

巡洋艦リシテアの名前は木星の衛星から命名したものかも...って思います。「機動戦士Vガンダム」に出て来るメカの名前、アドラステア、リシテア、アマルテア、カリスト、シノーペは木星の衛星にも見られる名前で、偶然ではここまで揃わないような気がするからです。

リシテア(モトラッド巡洋艦)が登場したのは15第17話、第30話~第39話、第41話~第43話、第46話~第48話、第50話~第51話。第17話はモニターの中の図のみの登場。第39話は回想の中のみの登場。第43話は球体の中の映像としての登場でした。

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