カテジナ・ルース。ウーイッグに住んでいた女の人で、ウッソ・エヴィンの憧れのお姉さんです。ウーイッグから焼け出された後、リガミリティアの工場からクロノクル・アシャーに連れ去られてザンスカール帝国の捕虜になるけど、そこでクロノクルに気に入られて...後半はザンスカール帝国の軍人としてウッソたちの前に敵として立ちはだかっていました...。カテジナは最初と最後ではまるっきり人が変わってしまっていて...姫はカテジナを見てると「人間って怖いな～」って思いました。カテジナは戦う事以外に自分の身を置く場所を見つけられなかったのかな...もう少し賢い人だと思っていたのに...ちょっと残念でした...探せば自分の居場所は他にも色々とあったと思うけど...。主な搭乗モビルスーツはリグ・シャッコー、ゲドラフ、ゾリディア、ゴトラタン。エンジェル・ハイロウ内部ではウッソ・エヴィンの隙を突くためにガンイージに乗った事もありました。

カテジナ・ルースは最初はウッソ・エヴィンに対して特に何も思っていなかったみたいだったけど、途中からはウッソを見るだけでイライラするようになっていました。この「ウッソを見てるとイライラする」ってところは姫にもちょっと分かるかも...。その理由は姫とは違う別のものだと思うけど...。

カテジナはザンスカール帝国に渡ったあとクロノクル・アシャーと仲良しになっていたみたいだけど、でも、どことなくクロノクルの重圧になっていたように見えました。カテジナは「男を試す女」なのかな...でもそれって男の人にとってはプレッシャーになるような気も...。

ウッソ・エヴィンの敵となったカテジナ・ルースはウッソを倒す事に執念を燃やすけど...最後までウッソを倒すことができず、エンジェル・ハイロウ攻防戦の後、ウーイッグへと帰って行きました。ウーイッグに戻って行くカテジナ・ルースの姿は戦っていた時とは別人のようになっていて、とても穏やかだったけど...狂気が全て抜け出てしまい、逆に生気までを失ってしまっているようにも見えました。あと目も見えなくなっていたみたい...。ちょっと可哀想な結末だけど...狂気を振るって戦争に身を投じるよりは良いのかも...って思いました。

カテジナ・ルースが登場したのは第01話～第09話、第14話～第15話、第20話～第21話、第24話～第36話、第46話～第51話。第10話はウッソ・エヴィンのラップトップの中の画像のみの登場。第45話は幻覚としての登場でした。