「機動戦士Vガンダム」を見終わっての感想

機動戦士Vガンダム

「機動戦士Vガンダム」は最初から面白くなくて...それでもいつか面白くなるんじゃないかと思って期待しながら見てたけど...結局、最後まであんまり面白くありませんでした...残念です。作り手側からすればエンジェル・ハイロウの攻防戦あたりからが物語の山場だったのかもしれないけど...受け手側の姫にはその盛り上がりも全然感じられなくて...最後まで夢中になれる要素が一つもいまま終わりを迎えていました...。姫の主観では最初から最後まで山の無い状態で...本当につまらなかったです...。

「Vガンダム」には作品の中に「気持ち悪さ」を感じた部分もあったけど、でも「Zガンダム」みたいな「酷い気持ち悪さ」は感じなくて...逆に「酷い気持ち悪さ」を感じなかった分だけ「何にも無い作品(姫主観)」になってる感じがします...。51話も見たのに...こんな時ってどうすればいいのかな...虚しさだけが残ってます...。「0080 ポケットの中の戦争」、「F91」、「0083 スターダストメモリー」...そして「Vガンダム」...もう4作品も連続「ハズレ(姫主観)」が続いて、次もなんだか凄く不安な姫...。

キャラクター

「機動戦士Vガンダム」に登場したキャラクターの中で好きになったキャラクターはゼロでした...寂しい限りです...。逆に嫌いなキャラクターはいっぱいできちゃいました...。ウッソ・エヴィン、シャクティ・カリン、マーベット、ロメロ、オーティス、レオニード、ハンゲルグ・エヴィン(ジン・ジャハナム)、クロノクル・アシャー、カテジナ・ルース、ルペ・シノ、マリア・ピァ・アーモニア、フォンセ・カガチ...。でも、どのキャラクターも「Zガンダム」の時ほど気持ち悪さを感じる訳じゃなくて...なんて言えばいいのか分からないけど...極端さがなくて中途半端な感じになっている分だけ逆に不快な感じでした...。この中途半端な感じは作品全体にも見られて、それが「Vガンダム」をつまらないものにしてるのかも...。「Zガンダム」の時はキャラクターの気持ち悪さが気になって仕方無かったけど...「Vガンダム」みたいに中途半端に気持ち悪いくらいだったら「Zガンダム」みたいな方がまだマシなのかも...って思っちゃいました。「やるならとことん」の方がいいのかな...。

モビルスーツ

「機動戦士Vガンダム」に登場したモビルスーツの中で好きになったモビルスーツは一つもありませんでした...。デザインだけで言うと特にザンスカール帝国軍のモビルスーツはどれも姫の苦手な感じの形でした...。リガミリティア側のモビルスーツは今までのガンダムに見られたデザインの延長線上のデザインになっていて、そんなに苦手じゃないけど...カッコイイと思えるモビルスーツは一つもありませんでした...。

姫としては一番残念だったのがV2ガンダムです。機能面で言うと...特に「光の翼」が好きになれませんでした。V2ガンダムの「光の翼」は同機体の最大の特徴になっている機能だけど...その「光の翼」がオカルトチックで...ちょっと苦手でした...。好きになれないところは他にも色々とあるんだけど...「光の翼」がなければV2ガンダムもそんなに嫌いじゃないと思います...取ればいいのに...。(でも...機体の最大の特徴である「光の翼」を取ってしまったらV2ガンダムとは言えないかな...。)デザイン面では初代のガンダムに近いところがあって...そこはちょっとだけ良かったと思います。好き言う訳ではありませんが。

最後に

振り返って見ると、姫はウッソ・エヴィンもV2ガンダムも「Vガンダム」のストーリー展開もあんまり好きじゃなくて...好きじゃない主人公と主役機が関心の薄いストーリーを展開してるんだから...つまらなく感じるのも無理はないのかも...。でも...「Vガンダム」が悪いとは思わなくて...ただ姫には向いてないだけだったんだって思うようにしています...。次こそは姫向きの作品だといいなと思います...。

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