第三話「敵の補給艦を叩け!」の感想・レビュー

機動戦士ガンダム 第三話「敵の補給艦を叩け!」

第三話「敵の補給艦を叩け!」はサイド7を出たホワイトベースが敵の補給艦を叩き、鉱物資源採掘用の小惑星ルナツーに辿り着くまでのお話。

ホワイトベース

ルナツーに入る前にホワイトベースは一定の距離を置いて後ろから追ってくるシャアのムサイに対して奇襲を仕掛けます。シャアのムサイが補給艦(パプア補給艦)から補給を受けている最中を狙った奇襲のようだけど...、自分達から奇襲を仕掛けるなんて...素人集団なのに案外思い切った事を...と思いました。それしかないような感じもあっての作戦決行だったけど...もし、ガンダムがシャアのザクに撃墜されでもしてたら...大損害だったのでは...?

ガンダム

ガンダムはシャアのムサイへと奇襲を仕掛ける際に新しくバズーカを携行していました。このバズーカは実弾兵器で、弾薬の数が少ないようです。戦っている最中で弾が切れしていました...そしてそれをシャアのザクに向って投げつける謎の行動も見られました...。ガンダムは応戦してきたシャアに一方的にやられていけど...それでも破壊される事はありませんでした。本当に装甲が厚いみたいです。シャアも驚いていました。それに比べてアムロは機転が利くものの技術的にはシャアに劣っているみたいで、いいようにやられていました。でも奇襲の時に太陽を背にした作戦はよかったかも...。ガンバレ...アムロ、負けるなアムロ...。

アムロ

一方的な物の言い方をするブライトさんを嫌っているみたいです。アムロは民間人な訳だし分かるような気もするけど...、でもブライトさんも軍人さんとして一生懸命なだけなのかも...。二人とも未熟...って感じかな?

そう言えばアムロの独り言もさらに酷くなってきたような気がします...。

ガンタンク

第三話ではガンタンクと言う移動式砲台のようなモビルスーツが登場しました。二人で操縦するみたいで、見た感じ移動と攻撃に作業が分かれているようでした。ガンタンクに乗ったのはハヤトとカイの二人。ハヤトは第一話で道着(話からして柔道着のようです)を持っていた背丈の短い男の人で、おでこは広め。カイは第二話で出てきたねずみっぽい顔の男の人で、セイラさんに引っ叩かれた散々な人です。二人とも民間人みたいだけど...アムロと同じく戦争に巻き込まれたって感じです...。二人はアムロがシャアを引きつけている間にガンタンクで見事に補給艦を叩きました。でも、キャタピラーに長距離砲だと...これからの運用どころが狭そうな気もします...。

ザク

補給艦からザクをムサイに引き渡す際に変なモビルスーツが出てきました。「ザク」と呼ばれていたのでザクなのでしょうけど...、色は今までのザクよりも濃い緑色で、加えて紺色の部分もあり、肩にはスパイクやシールドがありませんでした。また、パイプも見当たらず、明らかに今までのザクとは異なっていました...。

このパイプのないザクはシャアが止めるのも聞かないでガンダムにショルダータックルで特攻しましたが...見事に返り討ちにあい、一撃で撃破されていました。他のザクにあった肩のシールドやスパイクもなく、ガンダムやガンタンクのような固定兵装も見当たらないところから見ると戦闘向きに作られてはいないのかも...。武器も持たずにガンダムに特攻だなんて...無茶しすぎだと思います。ガデムさんのご冥福をお祈りします。

子供達

第一話、第二話に出てきた幼い子供達が食事を配るのを手伝っていました...。幼い子供も働かなければいけない状況なのね...。

フラウ・ボゥ

主要キャラクターは軍服を着用するようになったけど、この軍服...フラウ・ボゥだけが素足でミニスカートにブーツ状態...いいのかな...。スカーフも勝手に巻いている感じだったけど...。あと、オープニングではフラウ・ボゥの服の胸に白にポッケのようなものがあるけど、それと同じ服に見えるこの服にはそれがないような気がします。

インターバル

呼び方がないと不便なので「前半と後半の仕切り」の事をとりあえず「インターバル」と呼ぶ事にしました。

第三話のインターバルは第二話と同じく「デケデン・デケデケデン」からの「シュー」でした。これからずっとこれで行くのかな...?となると第一話だけが違った事に...。

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