第四十三話「コア3の少女(後)」の感想・レビュー

機動戦士ガンダムZZ 第四十三話「コア3の少女(後)」

第四十三話「コア3の少女(後)」はプルツーに連れて行かれたルー、エル、ルチーナの救出とコア3からのキケロ解放のお話。

ジュドー・アーシタ

コア3とキケロがドッキングしたあとネオジオンの兵士達が反乱分子とジュドーたちを捕らえるためにキケロに乗り込んできます。ジュドーたちはロイ・レビンの案内でガンダムの置いてある場所に向かい、三組に分かれて作戦行動開始。ビーチャとモンドは敵を引きつけるためにガンダムZZ、Zガンダムでキケロの外に出てネオジオンのガザD、ガゾウム、ガザCを相手に交戦。その間にジュドーとイーノはダミー隕石に隠したコアファイターに乗って、イーノはコア3とキケロの連結部分を破壊するためにネェル・アーガマへ向かい、ジュドーはプルツーに連れて行かれたルー、エル、ルチーナの救出のためにコア3へと向います。

ルー、エル、ルチーナの救出に向かったジュドーはお屋敷の庭まできたところでプルツーに逃がしてもらったルチーナに会います。そして一緒にお屋敷に潜入。お屋敷の外ではプルツーとキャラ・スーンのモビルスーツ戦が行われていて...そのせいか見張りが誰もいない状態になっていました...。ジュドーはルーとエルたちを地下室から助け出したあとお屋敷からの脱出を図ります。そしてそこで避難している最中のハマーンと再会します...。

再会したジュドーとハマーンはお互いに銃を向け合います...。でも...そこに外で行われている戦闘の影響で突然お屋敷の壁が崩れきて...ハマーンとミネバちゃんが下敷きになりそうになります...。ハマーンに銃を向けていたジュドーだったけど...でもジュドーは崩れてきた壁の下敷きになりそうだったハマーンとミネバちゃんを咄嗟に助けていました...。

ハマーンはその崩れ壁の穴からガズエルとガズアルの赤い方のモビルスーツの手に乗って港のサダラーンへと避難。ジュドーたちもお屋敷から脱出して、コアファイターとリニアを使って無事にコロニーから脱出します。

コロニーを脱出したジュドーたちの前にコロニーの外壁に穴を空けて宇宙に出てきたプルツーのキュベレイMk-IIが現れます...。ジュドーはビーチャとガンダムZZを交代。プルツーはそのガンダムZZにファンネルを使って攻撃を仕掛けてくるけど...ジュドーはプルツーとは戦おうとはせずに何とかプルツーを説得しようとしていました...。でもそこにコア3とキケロのドッキング部分を狙うネェル・アーガマのハイメガ砲が撃ち込まれて...キュベレイMk-IIはネェル・アーガマの砲に巻き込まれて爆発...プルツーは脱出ポッドで脱出、退却していました...。ジュドーはキャラ・スーンやプルツーとは戦いたくないみたい...。キャラやプルツーがジュドーの気持ちを理解してくれる日はくるのかな...。

最後はルチーナをキケロに送り届けてみんなでネェル・アーガマに帰還していました。

ロイ・レビン以下反乱分子

前話では何をしたいのかちょっと分かり難かったけど...反乱分子の人たちは鉱山惑星キケロをネオジオンの手から解放したいみたい。ジュドーたちの「ネェル・アーガマの砲でコア3とキケロのドッキング部分を撃ち抜く作戦」に乗って、キケロに乗り込んできたネオジオンの兵たちと交戦。キケロからネオジオン兵を全て追い出したところでコア3とキケロのドッキング部分をネェル・アーガマのハイメガ砲が撃ち抜き...キケロと鉱山労働者たちはネオジオンから解放されていました。

ルーとエルとルチーナ

プルツーに捕らえられたルー、エル、ルチーナはハマーンとミネバのいるお屋敷へと連れて行かれます。ルー、エル、ルチーナはプルツーにお屋敷の中を連れられている途中、扉の開いている部屋に飛び込み...そこでミネバちゃんを発見。プルツーと兵士が入ってきて再び捕らえられていたけど...その時、ミネバ・ザビを見たプルツーはミネバちゃんの事を「おかしい」って言ってました...。再び捕まったルー、エル、ルチーナの三人は地下の部屋に閉じ込められいました...。

しばらくするとハマーン暗殺を失敗したプルツーが地下の部屋にやってきて...ルチーナだけを連れて行きます...。ルチーナはプルツーに銃を突きつけられたままお屋敷の外へ連れてこられるけど...そこで解放されていました...。プルツーはルチーナの事が気になるみたい...ジュドーの話だとプルツーがルチーナと自分(プルツー)とを重ね合わせてるから...らしいけど...。

解放されたルチーナはルーとエルの事が気になってお屋敷へ戻ろうとします。そしてその途中でコア3に潜入してきたジュドーと会い、ジュドーと一緒にルーとエルを助け出します。ルーもエルもルチーナも最後はコア3を無事に脱出。ルチーナは解放されたキケロでお父さんのロイと無事に再会。このあとはどこか別のコロニーに移住するみたい...。今度は二人で仲良く暮らして欲しいです...。

そう言えば...ロイとルチーナに苗字が与えられていました...。フルネームはロイ・レビン、ルチーナ・レビンって言うみたいです。前話だと話中でもエンディングでも単にロイ、ルチーナだったのに...。

プルツー

プルツーはルー、エル、ルチーナを地下室に閉じ込めたあとにハマーン、ミネバと謁見。プルツーはそこでハマーンを暗殺するつもりだったみたいだけど...ハマーンのプレッシャーに押されて何も行動できませんでした...。

そのあとルーたちを閉じ込めておいた地下室からルチーナだけを連れ出して...お屋敷の外まで連れて行き、そこでルチーナを開放していました。プルツーはルチーナに銃を突きつけていたけど...最初からルチーナを逃がすつもりだったみたい...。

ルチーナを解放したプルツーは赤いキュベレイMk-IIでハマーン、ミネバちゃんのいるお屋敷を攻撃。応戦に出てきたキャラ・スーンのゲーマルクとロイアルガードのガズエル、ガズアルの三機と交戦します。キャラ・スーンたちの抵抗に合いハマーンを仕留め損ねたプルツーは...コア3の外壁に穴を開けて宇宙に出ます。そこで今度はジュドーのガンダムZZと交戦。プルツーはジュドーを守るプルのお化けに戸惑を見せていました...。それでもプルツーはファンネルを出してジュドーのガンダムZZにオールレンジ攻撃を仕掛けます...。そして戦う意思が無くただプルツーを説得しながら逃げるだけのジュドーのガンダムZZを追うけど...ガンダムZZを追っている中でネェル・アーガマからコア3とキケロのドッキング部分に向けて放たれたハイメガ砲のビームに巻き込まれて...キュベレイMk-IIを失っていました。キュベレイMk-IIは爆発しちゃったけど...プルツーは脱出ポッドで脱出。無事みたいでした。

プルはジュドーのガンダムZZと戦う際に「ファンネルの数が少なくたって」って言ってたけど...それでも10機以上は出していたように見えたけど...。

あとジュドーがキュベレイMk-IIのオールレンジ攻撃を見事に避け切っていたけど...これってジュドーが避けれるようになったの?それともプルツーの攻撃が甘くなっていたのかな?どっちだろう...。

そう言えばハマーンはプルツーの事で「グレミーめ、強化人間を近づけおって」って言ってたけど...プルツーはグレミーの作った強化人間なのかな...。でも...強化人間にしてもニュータイプにしても最後のネェル・アーガマのハイメガ砲はちゃんと避けないとダメだよ...。ニュータイプや強化人間でアレに直撃する人は中々いないような気がする...。それだけプルツーがジュドーとの戦いの中で精神的に困惑ていたって事なのかな...?

ガズエルとガズアル

前回から出てきているモビルスーツ。二機で一対みたい。ガズエルとガズアルは線対称になっていているように見えました。武器はランサーを持っていて、背中にはキャノンもあるみたい。でも姫にはガルバルディβにしかみえないよ~。連邦から手に入れたものを改造して作ったのかな...。

ロイアルガード

ガズエルとガズアルはロイアルガードって言うみたいです。姫としてはロイアルよりもロイヤルの方が言いやすいんだけど...でもロイアルみたい。日本語にすると王家の護衛になるのかな?でも王家(ザビ家?)の護衛ならジオン独自の技術を生かして作ればよかったのに...なんで基本が連邦のガルバルディβなんだろう...。

キャラ・スーン

キャラ・スーンはキケロから戻ってハマーンの護衛をしていました。ハマーンのいる屋敷を襲うプルツーのキュベレイMk-IIと交戦するけど...コロニー内でのゲーマルクの取り扱いは難しいみたいで...全体的に押され気味でした...。最後はプルツーを取り逃し...ハマーンに「プルツーを取り逃がした汚名挽回をしたいのです」って言ってました。...汚名挽回...姫はそんなのは挽回したくないけど...。キャラ・スーンはハマーンの命令でこのあとグレミーの反乱の鎮圧に回るみたい...。

ニー・ギーレンとランス・ギーレン

ガズエルとガズアルの内、赤い方のモビルスーツに乗っている方がランス・ギーレンみたい。そして残った青い方がニー・ギーレンになるみたい...。

グレミー・トト

コロニーの外ではネェル・アーガマ討伐命令を受けていたグレミーがハマーンに反旗を翻してアクシズを奇襲。アクシズは陥落間違いないって言ってました...。グレミーはいつか反乱を起こすと思っていたけど...ハマーンに対抗するだけの十分な戦力は整っているのかな...ちょっと心配です...。

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