第33話「孤独な戦場」の感想・レビュー

新機動戦記ガンダムW 第33話「孤独な戦場」

第33話「孤独な戦場」はヒイロ・ユイがウイングガンダムでルクセンブルク基地の戦闘に加わるお話。

ゼクス・マーキス

ゼクス・マーキスはオペレーション・ノヴァで地球へと降下する輸送機団をトールギスで襲っていました。

トールギスの砲は弱い砲ではないようだけどビルゴの防御フィールドの前には効き目がないみたい。ゼクス・マーキスは迎撃して来たビルゴに対して接近してビームサーベルで斬り付けて倒していました。そしてビルゴを倒し、輸送機を破壊し、地球へと降下する部隊を全滅させていました。

宇宙でオズ狩りを行っているゼクス・マーキスはハワードのところでお世話になっているみたいでした。戦闘終了後はハワードの乗る巨大宇宙船に帰艦していました。

サンクキングダムの親善大使ミリアルド・ピースクラフトとして宇宙に上がったゼクス・マーキスだったけど、これからはミリアルド・ピースクラフトではなく再び仮面を付けてゼクス・マーキスとして生きる事を選んだみたいでした。その方がサンクキングダムのためにもなるようです。

ヒイロ・ユイ

ヒイロユイは前回の終わりではどこかに行くような感じだったけどまだサンクキングダムに残っていました。リリーナ・ドーリアンにもなぜ残っているのか聞かれていたけど、サンクキングダムに残っている理由は答えていませんでした。

トレーズ派の本拠地となっているルクセンブルク基地にオズのモビルドールが大量に降下すると言う情報を掴んでいたヒイロ・ユイは、リリーナ・ピースクラフトがデルマイユ公に招待されたブレーメンでの会合に出向いた後、カトル・ラバーバ・ウィナーをサンクキングダムに残してウイングガンダム単機でルクセンブルク基地へと向かって飛び立っていました。

宇宙からは大量のオズの輸送機がルクセンブルク基地を目指して降下を始めようとしていました。ゼクス・マーキスはトールギスで出撃して敵の数を減らすけど、オズの部隊はトールギスに構わずに大気圏への突入を開始。ゼクス・マーキスはかなりの数の敵機を落とし、出来る限りの事はしたみたいだったけど、オズはルクセンブルク基地を落とすのに十分な数の機体を降下させる事に成功していました。オズはどうしてもルクセンブルク基地を叩きたいみたい。

ルクセンブルク基地ではトレーズ派のリーオー部隊と降下したオズのビルゴ部隊との戦闘が始まります。そこにヒイロ・ユイのウイングガンダムがやって来て戦闘に加わっていました。でも、ヒイロ・ユイのウイングガンダムは敵ビルゴ隊の前に苦戦を強いられます。そして被弾して追い詰められていました。ゼクス・マーキスとトールギスは大量のビルゴを相手に次々と撃墜を重ねていたけど、ヒイロ・ユイとウイングガンダムではそうは行かないみたい。リーオーやエアリーズならまだしもビルゴを相手にするには力不足のようです...。

ヒイロ・ユイのウイングガンダムがビルゴに追い詰められたところでヒイロ・ユイの下にはトレーズ・クシュリナーダからの通信が入ります。トレーズ・クシュリナーダはヒイロ・ユイに死ぬな、諦めるな、戦って生き延びろと伝えていました。

ロームフェラ財団とリリーナ・ピースクラフト

宇宙でのゼクス・マーキスの話はオズのデルマイユ公の耳にも入っていました。更に多くの国が完全平和主義の支持を始めつつあり、ロームフェラ財団の中でも完全平和主義の考えが広まり始めているようで、デルマイユ公はサンクキングダムを今まで以上に警戒するようになっていました。

リリーナ・ピースクラフトの下にはドロシー・カタロニア経由でデルマイユ公からのお手紙が届きます。それはリリーナ・ピースクラフトをブレーメンで行われる会合へ招待したいと言う内容のものでした。オズによって世界の紛争が解決され戦争が終わった後の平和についてサンクキングダムの完全平和主義を学びたいと言う事のようです...。

ドロシー・カタロニアが案内役になり、リリーナ・ピースクラフトはブレーメンに到着。ロームフェラ財団の会合に出席します。そしてサンクキングダム元首としてロームフェラ財団に対しても平和のための努力であれば惜しまないと言う態度を示していました。

でも、平和のために協力し合う態度を見せるリリーナ・ピースクラフトに対してデルマイユ公はオズの地球降下部隊をミリアルド・ピースクラフト大使のトールギスが襲撃している事を取り上げ、平和協力を惜しまない態度の一方でオズと敵対関係にあるのではないかと指摘します。これに対しリリーナ・ピースクラフトはデルマイユ公にトールギスに乗りオズを襲撃しているのは兄のミリアルド・ピースクラフトではない、サンクキングダムには関係ないと言い切っていました。ゼクス・マーキスの気持ちはわかっているみたい。

会合を退席したリリーナ・ピースクラフトはお迎えに来ていたパーガンの車で帰るけど、その途中でテスト飛行を装った無人トーラスに襲撃されていました。ロームフェラ財団が暗殺を図ったみたい...。でも、この情報を事前に掴んでいたカトル・ラバーバ・ウィナーとルクレツィア・ノインが白いトーラスで駆けつけて敵機を撃墜したためリリーナ・ピースクラフトは無事でした。襲撃された際に車が木に衝突したためパーガンは酷い怪我を負ったみたいだったけど...。

ロームフェラ財団によるリリーナ・ピースクラフト暗殺は失敗に終わったけど、リリーナ・ピースクラフトはこの襲撃事件で完全平和に対する心が少し揺らいでいるようでした。でも、カトル・ラバーバ・ウィナーが励ましていたから大丈夫かな。

オズとトレーズ派

オズとトレーズ派の戦闘は世界中で激化しているようです現在の戦況はモビルドールを使うオズが有利なようです。

ドロシー・カタロニア

ドロシー・カタロニアの独り言は激しさが増しているようでした。

ハワード

デュオ・マックスウェルと一緒にいたお爺さん、トールギスに宇宙へ上がるためのブースターをくれたお爺さんはハワードと言う名前のようです。ゼクス・マーキスと一緒に活動しているようでした。

ピースミリオン

「ピースミリオン」と言う名前が出て来ていたけど、ハワードの乗っていた巨大な宇宙船の名前か、ハワード達の団体名だと思われます。

ゼクス・マーキスとトールギス

ゼクス・マーキスは既にトールギスの反応を鈍く感じるようになっていました。トールギスの反応速度を超え始めているようです。

カトル・ラバーバ・ウィナー

カトル・ラバーバ・ウィナーはトロワ・バートンの事を未だに引きずっているみたいでした。

TOPへ