第32話「死神とゼロの対決」の感想・レビュー

新機動戦記ガンダムW 第32話「死神とゼロの対決」

第32話「死神とゼロの対決」はデュオ・マックスウェルがウイングゼロと戦うお話。

デュオ・マックスウェル

デュオ・マックスウェルは宇宙にいました。そしてガンダムデスサイズヘルでオズの輸送船団を待ち構えては襲撃し、貨物を奪っていました。

奪った貨物はコロニーのジャンク屋のおじさんに売り、それでモビルスーツの部品を得ていました。完成度8割のガンダムデスサイズヘルを完成させるためのものと推測されます。

デュオ・マックスウェルはヒルデ・シュバイカーと行動を共にしていました。仲良しになったみたいです。

トラント・クラーク特尉

トラント・クラーク特尉はウイングゼロに乗って機雷と無人トーラスを相手に実戦テストを行っていました。ウイングゼロのコックピットにはパイロットの戦闘能力を高めるシステムが搭載されていて、それはモビルドールの反応速度に十分に対応出来るシステムのようだったけど、戦闘時に脳波増幅が起こる事で問題が生じるようでした。その問題とは幻覚で...トラント・クラーク特尉も無人トーラスを8機倒したところで腕が動かなくなると共に幻覚に襲われ、実戦テストを中止していました。

トラント・クラーク特尉はシミュレーションではなく実戦データがあればウイングゼロのシステムについて何かが分かるのではないかと思い、宇宙に残っているガンダムのパイロットを使ってデータを取ろうと考えます。月基地からはトラント・クラーク特尉へと連絡が入るけど、トラント・クラーク特尉は月基地との連絡を絶って自分勝手な行動を取ろうとしていました。ツバロフ技師長はトラント・クラーク特尉を軍機違反とし、探し出すための部隊を出していました。

トラント・クラーク特尉は輸送船が遭難が集中している空域をしらみつぶしに探す事にします。そしてウイングゼロに乗り、無人トーラス隊を引き連れてガンダムのパイロットを探しに出ていました。その後、トラント・クラーク特尉はウイングゼロに乗ったままデュオ・マックスウェルのいるコロニーに入り込んで来て、デュオ・マックスウェルの前に立ちます。デュオ・マックスウェルの所在を正確に掴んだ上でコロニーに入って来た感じだったけど...どうやってデュオ・マックスウェルの居場所を掴んだんだろう...もしかしてジャンク屋のおじさんが情報を流したのかな...。

デュオ・マックスウェルの前に立ったトラント・クラーク特尉はウイングゼロのビーム砲を向けて一緒に来るようデュオ・マックスウェルに言います。トラント・クラーク特尉に従う事にしたデュオ・マックスウェルは宇宙に連れて行かれ、そこでウイングゼロに乗せられ、無人トーラスと戦闘をさせられる事になっていました。トラント・クラーク特尉はデュオ・マックスウェルを使ってウイングゼロの実戦データを取るつもりみたい...。デュオ・マックスウェルの乗ったウイングゼロは外部から機能を停止出来るようにしてあって、ウイングゼロに乗ったまま逃げる事は出来ないみたい。更にデュオ・マックスウェルのいたコロニーが側にあり、トラント・クラーク特尉はそれを人質にしていました。どっちか1つで良いと思うけど...。

デュオ・マックスウェルの乗るウイングゼロは無人トーラスを相手に戦闘を開始。デュオ・マックスウェルはウイングゼロのビームライフルを使うとコロニーに被害が出る可能性があると言う事でビームサーベルで戦っていました。

デュオ・マックスウェルは戦闘の途中から幻覚を見始めます。無数のガンダムデスサイズヘルが見えたと思ったら、トーラスを相手にビームライフルを使い始め...そのビームライフルでトーラスと一緒にコロニーを撃ち抜き...コロニーにいるヒルデが巻き込まれ、コロニーが吹き飛ぶ...と言う幻覚でした。でも、本当は幻覚を見ている間にトーラスをビームサーベルで倒していただけのようです...。

デュオ・マックスウェルのウイングゼロがトーラス隊を鎮めたところにトラント・クラーク特尉を探すために出されたオズのリーオー隊がやって来ます。オズ部隊はトラント・クラーク特尉に投降を求めるけど、トラント・クラーク特尉は従うつもりはなく、ウイングゼロのコックピットからデュオ・マックスウェルを放り出して自らが乗り込むとリーオー部隊に戦闘を仕掛けていました。トラント・クラーク特尉は取り付かれてような状態で戦い、次々にリーオーを落としていました。

宇宙に放り出されたデュオ・マックスウェルはヒルデ・シュバイカーの小型艇に拾われ、その小型艇に積んであったガンダムデスサイズヘルに乗り込み出撃します。暴走しているウイングゼロを止めるつもりのようでした。

トラント・クラーク特尉はウイングゼロのシステムのせいで冷静な判断能力をすっかり失っているみたい...リーオー隊を倒した後にコロニーまで破壊しようとしていました。でも、コロニーを破壊しようとしているウイングゼロの前にデュオ・マックスウェルのガンダムデスサイズヘルがやって来てそれを阻止します。そして2機のガンダムは戦闘に入り、ガンダムデスサイズヘルはウイングゼロにパワー負けしていたみたいだけど、ウイングガンダムのビーム砲に対してガンダムデスサイズヘルの左腕に付いている武器を飛ばしてぶつけ、その衝撃波でウイングゼロを後方へと大きく飛ばしていました。後方へと飛ばされて行くウイングゼロのコックピットではなぜかトラント・クラーク特尉のヘルメットのバイザーが割れていました...。

ウイングゼロは機体が後方に飛ばされただけで機体に大きな損傷は無いみたい。でも、宇宙の彼方へと流れて行っていました...回収出来るのかな...。トラント・クラークの方は精神的な披露はあるかも知れないけど、バイザーが割れただけなので死んではいないと思います...多分...。

ウイングゼロのビームライフル

ウイングゼロのビームライフルはモビルスーツを機体ごと消し飛ばしたり、一撃でコロニーを破壊するほどの威力なのに...ガンダムデスサイズヘルの左腕の武器を飛ばしてぶつけたくらいで防げていました。今までの感じからすると飛んで来た左腕の武器と共にその後ろにいるガンダムデスサイズヘルも一緒に消し飛ばしていても可笑しくないと思うんだけど...。

トラント・クラーク特尉の野心

トラント・クラーク特尉はただの技術士官で終わるつもりは無く、ウイングゼロのシステムを解明する事が出来ればツバロフ技師長のモビルドールに変わる新しいモビルスーツを作る事が出来、ツバロフ技師長に取って代わる事も出来ると思っていたみたい。

ヒルデ・シュバイカー

ヒルデ・シュバイカーはデュオ・マックスウェルと共に行動していました。すっかりデュオ・マックスウェルの味方になっていて、素直な良い子になっていました。

ビルゴの生産ライン

月基地のビルゴの生産ラインは妨害工作の頻発によって支障を来たしているようでした。デュオ・マックスウェルがオズの資源物資を横取りしているのもその原因の1つになっているみたい。

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