第3話「ガンダム5機確認」の感想・レビュー

新機動戦記ガンダムW 第3話「ガンダム5機確認」

第3話「ガンダム5機確認」は連合軍に捕らわれていたヒイロ・ユイがデュオの助けを借りて施設から脱出するお話と、トロワのガンダムがコルシカ基地を襲撃するお話。

ゼクス隊

ゼクス特尉はガンダムの海中捜査を切り上げて5機のガンダムの存在位置の確認と行動目的の調査に回ります。そしてゼクス隊は五飛のガンダムをレーダーで確認した後、モビルスーツ工場のある地中海コルシカ基地へと入っていました。

コルシカ基地ではセレモニーが行われるみたいで、ガンダムが襲撃してくる可能性が高く、スペシャルズの中東配置部隊が警戒に当たっていました。

コルシカ基地に入ったゼクスはワーカー特使に連れられてコルシカ基地内の施設の中でトールギスと言うモビルスーツを見せられます。ワーカー特使の話では古い機体だけどガンダムに匹敵する装甲を持つ唯一の機体だそうです。

その後、コルシカ基地はトロワのガンダムに襲撃され、更にカトルのガンダムが率いる部隊がやって来て制圧されるけど、ゼクスはスペシャルズに戦闘を任せてその間にコルシカ基地を脱出していました。ゼクスの乗っていた輸送機にはトールギスが乗せられていたものと思われます。

ヒイロ・ユイとデュオ

ヒイロ・ユイは軍の港で海に落ちた後、リリーナが病院に連れて来たみたい。でも、通常の入院患者と違ってベッドに張り付けられて身体を調べられていました。ヒイロ・ユイの推測では連合の南JAP地区、連合軍第三医療機関、50階特別治療室らしいです...。

デュオはヒイロ・ユイの捕らえられている病院に侵入。ダイナマイトを使って壁に穴を開けてヒイロ・ユイを連れて脱出していました。前回の出来事でヒイロ・ユイがもう一機のガンダムのパイロットだと思ったみたい。

施設から脱出する時に2人は施設の窓から飛び降りたんだけど、デュオはプロペラの出る杖を使ってゆっくりと落下...一方のヒイロ・ユイは背中に背負っていたパラシュートを落下中に中々開こうとしませんでした。そのまま死のうと思っていたみたい。でも、病院に来ていたリリーナが落下中のヒイロ・ユイに声をかけるとヒイロ・ユイはその声に反応してパラシュートを開いていました。開くのが遅過ぎたみたいで途中からは崖を駆け下りて地面に到達。身体に強い衝撃を受けていたけど無事に脱出に成功していました。

その後、デュオとヒイロ・ユイは行動を共にしていて、デュオは海に沈んだ2体のガンダムを引き上げていました。

リリーナ・ドーリアン

リリーナ・ドーリアンはヒイロ・ユイのお見舞いに来ていました。ヒイロ・ユイは面会謝絶みたいだったけど、サリィ少佐に話が聞きたいと言われて施設内部に案内され、拘束されているヒイロ・ユイを目撃。その後、脱出するヒイロ・ユイを目撃していました。

サリィ少佐

病院に運び込まれたヒイロ・ユイをベッドに拘束して身体の調査を行っていました...そしてヒイロ・ユイの強靭な肉体に驚き、ヒイロ・ユイに強い興味を示していました。治療はしていなかったみたいだけど、怪我人なんだから先に治療をするべきだと思う...。

病院にお見舞いに来たリリーナ・ドーリアンからヒイロ・ユイの情報を聞き出そうとしていました。

トロワとカトル

トロワはガンダムに乗ってコルシカ工場に現れ、基地を次々に破壊していました。その途中、スペシャルズのエアリーズ隊との戦闘中に弾切れになり、トロワはあっさりと死を覚悟...そこにカトルが隊長を務めるモビルスーツ部隊がやって来てエアリーズ部隊を殲滅したため死なずに済んでいたけど、トロワもヒイロ・ユイと同じで直ぐに死にたがるのかな...。

戦闘終了後、トロワのガンダムとカトルのガンダムは一対一の戦闘を始めます。でも、カトルはトロワは敵ではないと判断して戦いを放棄。トロワも手を上げてコックピットから出ていました。

トロワとカトルはどっちも「オペレーションメテオ」で地球に降りて来たんだと思うけど、ヒイロ・ユイとデュオがそうなようにお互いの事を知らないみたいでした...。

ボナーバ司令

ボナーパ司令はコルシカ基地を襲撃するトロワのガンダムに対して気球から指揮を執って応戦するけど、ボナーバ司令の指揮する部隊の戦力ではトロワのガンダムには歯が立たず、後退を余儀なくさせられていました。そしてスペシャルズの犠牲によって無事に後退。スペシャルズの事が嫌いみたいだったけど...そのスペシャルズに助けられていました。

ヒイロ・ユイ

ヒイロ・ユイの身体は非常に鍛えられた肉体で、病院に運び込まれた時点での打撲骨折箇所は200箇所以上なのに外傷はデュオの撃った銃弾によるものだけのようでした。

ヒイロ・ユイは脈拍も脳波も変えずに覚醒出来るようです。寝ている時と同じ状態で目を覚ましていられると言う事なのかな...。

ヒイロ・ユイは右足の骨折を自分で治していました。

ヒイロ・ユイのディスク

ヒイロ・ユイの持っていたディスクは連合のマザーでも解析出来ないほどのものみたい。でも、連合の端末のコンピューターは少し古い感じの形に見えました...。

ヒイロ・ユイのガンダムとデュオのガンダム

デュオは魚雷を受けて海に沈んだ2機のガンダムを引き上げていました。前話でガンダムに直撃した魚雷はガンダムの装甲を破るのに十分な火力を持っていたようだったけど...ガンダムは無事だったみたい。

トレーズ・クシュリナーダ上級特佐

トレーズ・クシュリナーダ上級特佐はスペシャルズを作り上げた男のようです。

伝統を重んじる王族や貴族が資金源であるロームフェラ財団の幹部で、財力を使ってモビルスーツの開発に力を注いでいるそうです。

スペシャルズ

スペシャルズとは地球圏統一連合において飛躍的な軍備拡張を可能にしたスペシャルモビルスーツ隊の事のようです。

スペシャルズは連合にモビルスーツを提供するだけでなく、戦争兵団の指導にも着手していて、戦場での評価も高く、いついかなる戦地でも単独行動が許される特権を与えられているそうです。

不振と反感を抱く人達も少なくないらしいです。

エアリーズ

エアリーズは大気重力下でも浮かぶ事が出来るみたいです。

ワーカー特使

スペシャルズのメンバーで、ゼクスとは顔見知りみたいでした。

ワーカー特使はコルシカの出身者のようです。コルシカにある古いモビルスーツであるトールギスをゼクス特尉に託していました。

ワーカー特使はトロワのガンダムがコルシカ基地を襲撃した際に、エアリーズ隊を率いて応戦に当たり、最後はカトルのガンダムに搭乗機のエアリーズを沈められていました。

トールギス

トールギスはガンダムに匹敵する装甲を持つ唯一の機体のようです。古い機体でモビルスーツの原型らしいです。機体の大きさはリーオーよりも一回り大きいみたい。

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