第2話「死神と呼ばれるG」の感想・レビュー

新機動戦記ガンダムW 第2話「死神と呼ばれるG」

第2話「死神と呼ばれるG」はデュオの黒いガンダムがヒイロ・ユイの乗っていた白いガンダムを海中から引き上げるお話。

デュオのガンダム

連合のマリーナの空母はガンダムを回収するために水中モビルスーツを海に出していました。

ゼクス特尉はマリーナの空母に通信を入れ、自分の新型潜水母艦がエンジンのトラブルを抱えているのでマリーナの空母で修理をしたいと頼み、その変わりに最新水中モビルスーツ、パイシーズとキャンサーとを貸すと交換条件を出します。マリーナ側はその条件を呑んでいました。でも、ゼクスの潜水艦の故障は嘘だったみたい...。

その後、ゼクスの潜水母艦は深海5500メートルの位置に金属反応を発見。部下を乗せたキャンサーとパイシーズを出して確認に向かわせます。キャンサーとパイシーズの向かう先にはマリーナのモビルスーツが出ていたけど、前話でデュオの乗っていたガンダムによって次々に破壊され、全滅していました。マリーナの母艦は自軍の部隊を全滅させた敵に対して爆雷攻撃を開始します。でも、マリーナの母艦は海上まで上がって来たデュオのガンダムにあっという間に沈黙させられていました...。

キャンサーとパイシーズは海底でリーオーとヒイロ・ユイの乗っていたガンダムを発見します。ゼクスの部下達はガンダムを回収しようとするけど...ガンダムは自爆装置が働いているみたいでした。そこにデュオのガンダムが現れてキャンサーと2機のパイシーズを一瞬で撃破。デュオは敵機を撃破した後、ヒイロ・ユイのガンダムを自機のパーツ機として使うためにその場から持ち去っていました。ヒイロ・ユイのガンダムはデュオのガンダムに似ていて、自爆装置の位置まで同じのようです。

ガンダム爆破計画

ヒイロ・ユイは馬術の授業をサボって学園内のコンピューターを使って調べ物をしていました。そして誘導追尾指示可能な対深海魚雷をマリーンの武器庫に見つけていました。その後、ヒイロ・ユイはマリーンの武器庫と思われる場所に侵入。自分の乗って来たガンダムがオズの手に渡らないように魚雷を使って破壊するつもりのようでした。ヒイロはなぜかこの時、「これを3発も直撃させれば自爆を誘発出来る」、「あれがオズに奪われる前に俺が破壊する、俺が始末する」と独り言を言いながら作業を進めていました。不必要な事を声に出していて敵に見つかったらどうするんだろう...不用意過ぎます...。

ヒイロ・ユイはマリーナの武器庫で出に入れた魚雷を救急車に乗せて運び、軍の港に侵入。各所で爆発を起こし、港が混乱している隙に魚雷を発射しようとしていました。でも、魚雷を発射する前にリリーナが目の前に現れ、魚雷発射は一時中断。そしてヒイロ・ユイは銃口をリリーナに向けてリリーナを撃とうとするけど、その場にはデュオも来ていて、引き金を引く前にデュオに右腕を撃たれていました。リリーナ殺害は失敗したようです。

港にはデュオのガンダムとデュオのガンダムが抱えたヒイロ・ユイのガンダムが向かって来ていて、それを見たヒイロ・ユイはデュオの隙を突いて魚雷を発射させます。魚雷は直撃し、2体のガンダムは海の底へと沈んでいました。ヒイロ・ユイは任務を完了させたらしいです。その後は魚雷を吊るしてあった下の海に落ち、力尽きたように海に浮かんでいました。

お誕生日のリリーナ

リリーナはお誕生日を迎えたみたいで誕生日パーティーが開かれていました。でも、リリーナのお父さんは忙しいみたい。パーティーに参加せずに出かけていました。

リリーナはずっとヒイロ・ユイの事を気にしていたみたい。パーティーの途中でやって来た学園の男子生徒からヒイロ・ユイらしき人物の乗った救急車が軍の港に向かっていたとの情報を聞いて自分の誕生日のパーティーを抜け出していました。

誕生日のパーティーを抜け出したリリーナは軍の港に向かいます。そしてそこで魚雷発射作業を進めるヒイロ・ユイを発見。リリーナはヒイロ・ユイに色々と質問をするけど...ヒイロ・ユイはリリーナの質問には答えず代わりに銃口を向けていました。でも、その場に居合わせたデュオが引き金を引く前にヒイロ・ユイの右腕を撃ったためリリーナは撃たれずに済んでいました。

デュオは負傷したヒイロ・ユイを銃で狙うけど...リリーナはヒイロ・ユイの事を庇ってヒイロ・ユイの前に立ち、更に手当てまでしていました。その後、ヒイロ・ユイはガンダムを破壊するために魚雷を発射して、魚雷の下にあった海へと落ちていました...折角、リリーナが手当てしたのに...。

ヒイロ・ユイ

ヒイロ・ユイはフェンシングも乗馬も得意みたいです。

あと、コンピューターも得意みたい。学園のコンピューターを使って誘導追尾指示可能な対深海魚雷を見つけたり、学園内の自分の情報を都合の良いように改竄していました。

リリーナ

リリーナは地球へと降下するシャトルの窓から見た大気圏突入カプセルにはヒイロが乗っていたと考えているみたいでした。そしてヒイロの事を「星の王子様」と言っていました。

ヒイロが「星の王子様」かどうかは別にして、大気圏突入カプセルに乗っていたのは確かにヒイロなので、リリーナは直感が優れているのかも...それとも空想と実際がたまたま一致しただけなのかな...。

ゼクス特尉

「スペシャルズのゼクス」と呼ばれていました。「スペシャルズ」が何かは分からないけど...ティターンズみたいなエリート集団のような気がします...言葉の響きから。

オペレーションメテオ

オペレーションメテオでコロニー側が地球に送り込んだ5機のガンダムについては、ニュースではそれらは隕石であり、(地表には届かずに大気中で)燃え尽きてしまい、コロニーサイドの人為的なものではないと言っていました。情報統制されているようです...。

トロワ

トロワはサーカス団に入るつもりみたい。団長さんの前で簡単にライオンを手懐けていました。

カトル

カトルは寝そべって双眼鏡を覗いていました...。

五飛

五飛は大量の火薬を買い付けていました。お仕事(作戦行動)に使うのかな...。

デュオのガンダム

デュオの乗っていたガンダムがタイトルにある「死神と呼ばれるG(ガンダム)」のようです。鎌状の武器を持っている事からも、多分、そうなのではないかと思います。

至近距離のミサイルを受けても無傷だったところを見るとデュオのガンダムも装甲の耐久力が高いようです。ガンダニュウム合金のお陰なのかな...。

TOPへ