第14話「01爆破指令」はヒイロ・ユイがノベンタ元帥殺しの審判を仰ぐためにノベンタ元帥の身内を行脚するお話。

ヒイロ・ユイとトロワ・バートンはサーカスを去った後も一緒に行動していました。ヒイロ・ユイは動けるようにはなっていたけど、身体はまだ完全に治っていないみたいでした。

ヒイロ・ユイはノベンタ元帥の孫、シルビア・ノベンタがマルセイユにいる事を掴み、トロワ・バートンと一緒にマルセイユに移動。2人がマルセイユに到着するとマルセイユはオズのエアリーズ10機に襲撃を受けている最中でした。マルセイユは旧地球圏統一連合の基地があるためにオズに狙われたみたいです。

ヒイロ・ユイはマルセイユ内をトラックで移動していたところで避難途中のシルビア・ノベンタを発見します。シルビア・ノベンタを発見したヒイロ・ユイはシルビア・ノベンタにノベンタ元帥のお墓まで案内してもらい、そこで自分のミスでノベンタ元帥の乗ったシャトルを撃ち落し平和論者達を死なせてしまった事をシルビア・ノベンタに告白。銃を差し出してシルビア・ノベンタに審判を仰いでいました。

シルビア・ノベンタはヒイロ・ユイの差し出している銃を手に取ってヒイロ・ユイに銃口を向けるけど...卑怯なやり方だと非難するだけで結局は撃てずに銃口を下げていました...。

ヒイロ・ユイが次に向かうのはシチリアにいるお婆さん(ノベンタ夫人)のところのようです。これから一族すべてに自分の犯したミスの審判を仰ぐ行脚をするみたい。

オズのエアリーズ部隊の襲撃を受けたマルセイユの旧連合軍はリーオーで応戦するけど苦戦。主戦力のリーオー部隊を地下水路まで後退させていました。

後退したリーオー部隊の人達はそこでトロワ・バートンのガンダムを発見します。そしてエアリーズ隊が追って地下水路にやって来る中、ガンダムのパイロットが戻るまでガンダムを守る事にしていました。ガンダムを守っていたリーオー隊はトロワ・バートンが戻って来たところで全滅していたけど、リーオー部隊の人達はガンダムにオズを倒す望みを託してガンダムを守っていたみたい。

戻って来たトロワ・バートンはガンダムに搭乗してオズのエアリーズ隊を全滅させていたけど、それはリーオー隊の人の期待に応えるためではなく、ガンダムを見られ、それを他に知られないようにするために行った事のようでした。

ノベンタ元帥のお孫さん。お爺さんの事が好きだったみたい。思い出して涙を流していました。

シルビア・ノベンタはノベンタ元帥を殺した事を告白して銃を差し出て来たヒイロ・ユイに対し、銃を手に取り銃口を向けるけど...ヒイロ・ユイを撃てずにいました。

ノインに保護されたリリーナ・ドーリアンはブレーメン郊外で行われていたロームフェラ財団の会合に出席していました。平和主義国サンクキングダムの元首として出席しているみたいでした。

ロームフェラ財団の会合に出席したリリーナ・ピースクラフトはそこでロームフェラ財団がどう言う人間の集まりなのかを知っていました。そして力による支配を企み、強者の思い上がりによる勝手な思想を都合良く振り回すロームフェラ財団に怒りを覚えたのか、リリーナ・ピースクラフトはステージに上がり、ロームフェラ財団の考えが間違いであり、ガンダムはいくらでもその間違いを正しにやってくると言い放っていました。

ロームフェラ財団の会合がブレーメン郊外で多くの招待客を招いて行われていました。

ロームフェラ財団はヨーロッパの王侯貴族を発祥としているそうです。巨大な財力と人脈を活かして兵器開発に力を注ぎ、地球圏統一連合にモビルスーツを提供し、勢力を広げ、そして今回のクーデターを成功させたと誇らしげでした。

ロームフェラ財団の人達は力による支配こそが平和を維持出来ると考えているようです。そして話し合いによる平和は責任の放棄であり、世界には責任を持って支配する人間が必要...それがロームフェラ財団だと...。地球圏統一連合の中にオズが身を隠していた時にはロームフェラ財団のこの考えは表に出していなかったみたいです。

姫としては民衆がそれ望んでいなくても「平和のために我々支配してあげよう」と言うのは思い上がりのように思えます。平和のためと言いながら民衆に選択の余地を与えずに支配する...いかにも貴族らしい考えです...。

力による支配を企んでいるロームフェラ財団は自分達に対抗し得る力を持っているガンダムを脅威として捉えているみたい。早急にガンダムを叩く必要がある事を認め、レイク・ビクトリアで修理しているガンダム01に対しては破壊命令を出していました。脅威を取り除くのと同時にコロニーへの見せしめにもするみたい。

ノインのフルネームはルクレツィア・ノインと言うようです。

ノインは保護したリリーナ・ピースクラフトのお供をしていました。

トレーズ・クシュリナーダはリリーナ・ピースクラフトの事を友人の妹と言っていました。ゼクス・マーキス、ミリアルド・ピースクラフトの妹と言う事だと思います。

ルクレツィア・ノインはリリーナ・ドーリアンにゼクス・マーキスの事を「サンクキングダム出身の信用出来る兵士」と言ってあるようでした。ゼクス・マーキスは自ら(兄だと)名乗り出るつもりはないみたい。

レイク・ビクトリア基地で修理をしていたガンダム01にはロームフェラ財団から破壊命令が出ていました。トレーズ・クシュリナーダは反対みたいだったけど、トレーズ・クシュリナーダよりも偉い人が決定した事で逆らえないみたい。

ガンダム01はアハト調査官の見届ける中、湖の岸の山中で爆破されていました。でも、この爆破されたガンダム01はレイク・ビクトリア基地がトールギスの予備パーツを使って作った偽物だったみたい。ゼクス・マーキスは最初からガンダム01を破壊する気は無かったようです。ガンダム01を破壊したように見せかけて本物のガンダム01は水の底に沈められていました。