第12話「強襲、阻止限界点」の感想・レビュー

機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY 第12話「強襲、阻止限界点」

第12話「強襲、阻止限界点」はアルビオン隊がデラーズ・フリートの地球へのコロニー落しを阻止しようとするお話。

星の屑作戦

0083年11月12日。星の屑作戦は今度こそ本当の最終段階に入ったみたい。コロニーの地球落着までは14時間あるみたいだったけど...でも9時間以内にコロニー落下を阻止しないと「阻止限界点」を超えてしまうみたいです...。阻止限界点を超えるとコロニーの落下を阻止する事はできなくなるみたいでした...。

デラーズ・フリートの作戦は上手く行くかに見えたけど...シーマ・ガラハウが寝返って...エギーユ・デラーズの乗っていたグワジン級のブリッジはシーマ・ガラハウによって占拠。エギーユ・デラーズの身柄は連邦軍への手土産になっていました...。コロニーは阻止限界点を突破して落下を始めるけど...連邦軍の艦隊がソーラシステムIIを展開していて...。連邦にはコロニー落しを防ぐ奥の手があったみたいです...。

戦闘中止の命令を聞いたアナベル・ガトーがグワジンに向かい、そこでエギーユ・デラーズがシーマ・ガラハウに捕らわれている姿を見ます...。エギーユ・デラーズは志の無い者を仲間に加えた事を後悔していました...。

このままだと連邦軍のソーラシステムIIによってコロニー落しを阻止されそうだったけど...エギーユ・デラーズは自分が人質になっている状況なのにもかかわらずアナベル・ガトーにコロニー落しを成功させるように命令を出します。そしてその場でシーマ・ガラハウに殺害されていました。エギーユ・デラーズの死を目にしたアナベル・ガトーは怒りを顕にしながらグワジン級のブリッジをノイエ・ジールのアームで破壊していました...。ジオンが良いか悪いか、星の屑作戦が良いか悪いかは関係無しで...ここまでくると星の屑を是が非でも成功させないとアナベル・ガトーが可哀想な感じがする...。続きます。

シーマ・ガラハウ

連邦に寝返っていました...。「あたしは故あれば寝返るのさ」だって...。アナベル・ガトーには「獅子身中の虫」と言われていました...。

コウ・ウラキとアナベル・ガトー

アルビオン隊はコウ・ウラキのガンダム三号機を前線へと送り出して、突破口を開くのを待って後方で待機。ガンダム三号機のコウ・ウラキは一機でデラーズ・フリートのモビルスーツ部隊に向っていきます。ガンダム三号機がデラーズ・フリートのモビルスーツ部隊に接触すると敵のモビルスーツ部隊は下がり、アナベル・ガトーのノイエ・ジールが登場。そしてガンダム三号機とノイエ・ジールの一騎打ちが始まります。

ガンダム三号機は敵のビームを防ぐIフィールドと言うバリアを持っているみたい。でもノイエ・ジールの方もIフィールドがあって、ガンダム三号機の大型ビーム砲を難なく防いでいました。でも実体弾は防げないみたい。ビーム兵装が主体のノイエ・ジールは実体弾を沢山搭載しているガンダム三号機に苦戦を強いられていました...。逆に戦いを有利に進めていたコウ・ウラキ中尉だったけど...使い過ぎだったのか武器不足に陥り...追いついてきたアルビオンに補給のために一旦帰艦します。コウ・ウラキは折角のチャンスにノイエ・ジールを落とす事ができなくて悔しそうにしていました。そしてアナベル・ガトーもコウウラキに遅れをとった事に対してなのか悔しそうにしていました...。

アルビオンに戻ったコウ・ウラキ中尉のガンダム三号機が補給を受けていると、ガンダム三号機のあとを追ってきたドムとザクがアルビオンを襲撃。モンシア中尉たちが応戦にあたり、コウ・ウラキもウェポンコンテナを外した状態のガンダム三号機で応戦のために出ます。そしてアルビオンに攻撃を仕掛けてきたモビルスーツ隊をみんなで全滅させていました。コウ・ウラキは戦闘薬を打って戦っているみたい...大変そう...。

ガンダム三号機の補給が終わり、モビルスーツ隊も全滅させたアルビオンはコロニーに向けて発進。コウ・ウラキも再びガンダム三号機で発進し、先行して単機でコロニーを目指します。そして防戦のために出てきたアナベル・ガトーのノイエ・ジールと再び戦闘になります。

アナベル・ガトーのノイエ・ジールとコウ・ウラキのガンダム三号機が交戦。ビーム兵器はIフィールドで防がれてしまうのでノイエ・ジールは実体弾を使って攻撃を仕掛けていました。ガンダム三号機はノイエ・ジールの攻撃を避けながらコロニーを目指します。でもノイエ・ジールのケーブルで伸ばした下腕部に掴まれてIフィールドを発生させる装置が破損。Iフィールドを張れなくなったガンダム三号機はノイエ・ジールの放ったビームを被弾してウェポンコンテナを破壊されていました...。

コウ・ウラキのガンダム三号機がアナベル・ガトーのノイエ・ジールに梃子摺っている間に...コロニーは阻止限界点を突破していました...。それと共にデラーズ・フリートには戦闘停止の命令が出され...その戦闘停止命令を不審に思ったアナベル・ガトーはガンダム三号機を放っておいてエギーユ・デラーズの乗るグワジン級へと戻って行きました。

エギーユ・デラーズの乗るグワジン級に戻ったアナベル・ガトーはそこでシーマ・ガラハウの裏切りを目にします。そして連邦がソーラシステムIIを使ってコロニー落しを防ごうとしている事も知ります。アナベル・ガトーは裏切ったシーマ・ガラハウに対して凄く怒っていたみたいだったけど...エギーユ・デラーズを人質に取られているため手を出す事ができなくて...とっても悔しそうでした...。そんなアナベル・ガトーに対してエギーユ・デラーズは自分の命を顧みずにコロニー落しを成就させるように命令。エギーユ・デラーズはその事でシーマ・ガラハウに殺害され...アナベル・ガトーはグワジン級のブリッジをノイエ・ジールのアームで破壊していました。アナベル・ガトーは今や星の屑作戦で死んでいった全ての者の意思を背負っているかのようでした...。

ニナ・パープルトン

ニナ・パープルトンの心労は溜まっているみたいでした...。コウ・ウラキも相当疲れていたみたいだったから...本当ならこう言う時にコウ・ウラキの元気の元になってあげなくちゃいけないような気がするけど...。

試作ガンダム三号機

ガンダム三号機は...沢山の実体弾、大型のビーム砲、複数のバズーカ、ムサイ級を一撃で沈める巨大なビームサーベルなどなど...とにかく武器だらけでした...。あとガンダム三号機は巨大な武器庫からガンダムの頭だけが見えているような感じだけど、腕を動かしてビームライフルを撃つ事ができるみたい...でも狙える範囲は狭そう。防御面では敵のビームを防ぐIフィールドが備わっていました。

ノイエ・ジール

ノイエ・ジールは機体後部に実体弾を搭載しているみたいだったけど基本的にはビーム主体の機体のようです。下腕部はジオングみたいにケーブルを使って伸ば事ができて、掌っぽいところはビーム砲になっています。ノイエ・ジールにはガンダム三号機と同じように敵のビームを防ぐIフィールドが備えられているみたい。ガンダム三号機もそうだと思うけど...このIフィールドは実体弾は防げないみたいです。

ジャミトフ・ハイマン

提督の横にお爺ちゃんが立っていて...誰かと思ったらジャミトフ・ハイマンでした...。

バスク・オム

ソーラシステムIIを配置している艦隊にバスク・オムの姿がありました...。

連邦軍の提督

ラビアンローズでのナカト少佐の行いは提督の指示だったみたい。提督はコロニー落しを阻止する気だったコーウェン将軍を拘束していました。シーマ・ガラハウと裏で取引をしているみたいでした...。

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