第11話「ラビアンローズ」の感想・レビュー

機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY 第11話「ラビアンローズ」

第11話「ラビアンローズ」はアルビオン隊がラビアンローズのガンダム三号機を強奪するお話。

アナベル・ガトー

アナベル・ガトーはアクシズの先遣隊の下にいました。そしてそこで「ジオンの精神が形となったよう」なモビルアーマー、ノイエ・ジールを与えられていました。

アナベル・ガトーはそのノイエ・ジールに乗り、月へと向うデラーズ・フリートの艦隊に追撃をかける連邦艦隊を叩き、さらに月から地球へと向うデラーズ・フリートの艦隊を追ってきた連邦の艦隊を叩いていました。

シーマ・ガラハウ艦隊

コロニーを奪取したシーマ艦隊にエギーユ・デラーズの艦隊が合流。シーマ艦隊は補給を受け、デラーズ・フリーはコロニーと共に月を目指しました。

デラーズ・フリート艦隊は月に向う途中でソロモンから追撃してきた連邦の艦隊に追いつかれるけど、そこにノイエ・ジールに乗ったアナベル・ガトーが現れて連邦の艦隊を撃滅していました。そしてコロニーを月の軌道に乗せたデラーズ・フリートはフォン・ブラウンに対して「フォン・ブラウンにコロニーを落し無くなければ」と脅しをかけて、月からコロニーの推力を提供してもらっていました...。

月でコロニーの推力を得たコロニーは今度は地球に向けられました...本当の目標は地球だったみたいです。コロニーが地球に着くのは38時間後...でもソロモンから月までやってきた連邦の追撃艦隊には地球に向うコロニーとデラーズ・フリート艦隊を追うほどの推進剤が残っていないみたいでした...。これもデラーズ・フリートの計算通りだったみたいです...。

アルビオン

アルビオン隊はラビアンローズに到着。ガンダム三号機を受け取ってデラーズ・フリートを追撃するつもりだったけど...アルビオン隊はラビアンローズ入港中はナカト少佐の中隊の管理下に置かれる事になり、ナカト少佐によってデラーズ・フリート追撃の任を解かれていました...。そしてアルビオン隊に与えられた新たな任務はラビアンローズと三号機の警護でした...。デラーズ・フリートにガンダム二号機を奪われてソロモンの観艦式で連邦艦隊が大損害を受けた件でコーウェン将軍がガンダム開発計画の管理から外されたみたいで...その事が影響しているみたい...。ニナ・パープルトン、シナプス艦長、コウ・ウラキ中尉だけがラビアンローズへの上陸を許されていました...。

デラーズ・フリートを止めるためにはなんとしてもガンダム三号機が欲しいアルビオン隊は強行に走り、ナカト少佐たちとの戦闘の末にガンダム三号機を奪い取る事に成功していました。ガンダム三号機の奪取に成功したアルビオン隊はラビアンローズをあとにして、地球にコロニーを落そうとしているデラーズ・フリート艦隊の追撃に向いました。

ニナとルセット

ガンダム三号機開発担当のルセットさんによるとガンダム三号機に関してはテストスタッフも既にいない状態で開発は事実上中止になっている状態みたいでした。そこでルセットさんはニナにコウ・ウラキ中尉をテストパイロットとして譲ってくれないかとお願いしていました...。ルセットさんはコウ・ウラキの「瞬間の軌道判断力」、「未来予測」、「メカニズムを理解して操っている」ところを評価しているみたい...。でもニナはコウ・ウラキがガンダム三号機に関わる事を嫌がっていました...。

ニナに反対されたルセットさんはコウ・ウラキのお部屋に行って、コウ・ウラキにガンダム三号機のデータを見せていました。そしてガンダム三号機に乗るように唆していました。

コウ・ウラキ中尉

コウ・ウラキはアナベル・ガトーを止めるためにガンダム三号機を手に入れようとルセットさんの手引きでガンダム三号機に近づきます。でも...ガンダム三号機に乗り込む前にナカト少佐に邪魔されていました...。

ナカト少佐は銃を構えてコウ・ウラキを止めようとするけど...コウ・ウラキはそれでも構わずにガンダム三号機に乗り込もうとします...。そのコウ・ウラキの行動に怒ったナカト少佐はコウ・ウラキを狙って発砲...でもルセットさんが飛び出して代わりに撃たれていました...。

ナカト少佐は構わずにさらにコウ・ウラキを狙おうとするけど...そこにアルビオンのクルーが武装して助っ人にきてくれて、ナカト少佐たちを押さえ込んでいました。

コウ・ウラキはルセットさんとアルビオンの仲間のお陰で三号機を手に入れる事ができたけど、コウ・ウラキを庇ってナカト少佐に撃たれたルセットさんは亡くなっていました...。

ガンダム三号機を手に入れたアルビオン隊はデラーズ・フリートを追撃。コウウラキ中尉はアルビオンの中でパーツを組み合わせたガンダム三号機に乗って出撃していました...続く。

ニナ・パープルトン

ニナは三年前にアナベル・ガトーと月でお付き合いしてたようです。だからコウ・ウラキとアナベル・ガトーが戦う姿を見たくなかったみたい...。でも死の間際のルセットさんにガンダム三号機を託されて、ニナはガンダム三号機を引き継いでいました...。このままだとコウ・ウラキとアナベル・ガトーの対決は必至だと思うけど...その事に対する迷いはもう無くなったのかな...?

ガンダム三号機

アナハイムエレクトロにクスのルセットさんが開発担当。ルセットさんはガンダム三号機は宇宙空間の拠点防衛用の機体だって言ってました。ルセットさんの死後はニナ・パープルトンが担当を引き継いでいました。

ガンダム三号機はラビアンローズにあった時は普通のガンダムタイプに見えたけど...アルビオンの中でパーツの組み合わせを行って、そのあと地球へと向うデラーズ・フリート追撃のために出撃した時にはとてもガンダムタイプとは思えない姿になっていました...。巨大なモビルアーマーにガンダムの顔がちょこんとついてる感じに見えました...ちょっと可哀想かも...ガンダム...。

TOPへ