ウォン・ユンファ首相

ウォン・ユンファ首相

ウォン・ユンファ。ネオホンコン首相。第12回ガンダムファイト優勝国の首相で、第13回大会でネオジャパンが優勝するまで世界の覇権を握っていました。デビルガンダムを手に入れ、デビルガンダムの力による世界征服を企んでしました。主な搭乗モビルファイターはウォルターガンダム。

ガンダムファイト決勝大会での対戦カードはウォン・ユンファの一存で決められているようでした。それ以外にもウォン・ユンファは強い権力を持っていて、ガンダムファイトの決勝大会に独自のルールを持ち込んだり、予選で敗退したミケロ・チャリオット、ジェントル・チャップマンを決勝大会に出場させていました。ミケロ・チャリオットとジェントル・チャップマンはウォン・ユンファが自分の手下として使うために復活させたようでした。

ウォン・ユンファとネオホンコン代表のガンダムファイター東方不敗は最初の頃は協力関係にありました。でも、デビルガンダムを巡るそれぞれの最終目的は大きく違っていて(ウォン・ユンファの目的はデビルガンダムによる世界征服...東方不敗の目的はデビルガンダムによる地球人類抹殺と地球の開放...)、2人の利害が一致していたのはデビルガンダムを手に入れ、ガンダムファイトを通してデビルガンダムの生体ユニットに適した人間を選ぶところまでで、ランタオ島でのバトルロイヤルに入るとウォン・ユンファの方から裏切の意志を明らかにしていました。お互いがどこかで相手を出し抜こうと考えている事は2人とも分かっていたので、このウォン・ユンファの裏切りもウォン・ユンファが先にデビルガンダムの生体ユニット(デビルアレンビー)を手に入れたからで、もし東方不敗が先に生体ユニットを手に入れていれば先に裏切ったのは東方不敗の方だったと思います。デビルガンダムがドモン・カッシュの手で打ち倒された後、ウォン・ユンファは今一度東方不敗(マスターアジア)を頼ろうとするけど...その時には逆に東方不敗に切り捨てられていました。当然の結果かも...。

東方不敗がドモン・カッシュをデビルガンダムの生体ユニットに選んだのに対し、ウォン・ユンファはデビルガンダムの生体ユニットにアレンビー・ビアズリーを選んでいました。デビルガンダムの生体ユニットには女性が適していると言う情報を(東方不敗には内緒で)掴んでいたようです。

ウォン・ユンファは(ベルイマン博士と)アレンビー・ビアズリーを誘拐した後、バーサーカシステムを使ってアレンビー・ビアズリーをデビルアレンビー化させ、それをデビルガンダムの生体ユニットにしようとしていました。でも、ランタオ島でドモン・カッシュがデビルガンダムを打ち破った事でウォン・ユンファの計画は崩れ去っていました。

ウォン・ユンファは自分の計画が一度破綻した後、宇宙を目指すドモン・カッシュをウォルターガンダムに乗って妨害し、そのままデビルガンダムのいる宇宙を目指すけど、その途中で再びドモン・カッシュのゴッドガンダムと交戦して...最後はゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガーとゴッドガンダムの騎乗する風雲再起の後ろ脚蹴りによって搭乗機ウォルターガンダムを沈められて亡くなっていました。

ウォルターガンダムに乗っていたウォン・ユンファはデビルガンダム細胞(DG細胞)に感染していて、自らの事を「グレート・ウォン」と名乗っていたけど...あまり強くありませんでした...。デビルガンダム細胞による力を得ているはずなのに...。ガンダムファイターじゃなかったからなのかな...。

ウォン・ユンファ首相が登場したのは第25話~第28話、第30話、第32話~第46話。

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